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Yamareco

記録ID: 7170564
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

遥かだった山、ペテガリ岳

2024年08月21日(水) ~ 2024年08月24日(土)
 - 拍手
hebat その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
19:21
距離
33.5km
登り
2,743m
下り
2,764m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:08
休憩
0:09
合計
3:17
距離 8.8km 登り 331m 下り 295m
15:11
15:12
67
16:18
16:24
42
18:00
18:00
11
2日目
山行
11:31
休憩
0:44
合計
12:15
距離 16.2km 登り 2,098m 下り 2,090m
18:12
119
5:43
5:53
74
7:07
7:07
83
8:30
8:31
11
8:42
8:47
90
10:17
10:30
49
11:19
11:20
17
11:37
11:52
87
13:19
13:19
63
14:22
14:22
98
3日目
山行
3:04
休憩
0:29
合計
3:33
距離 8.5km 登り 313m 下り 379m
16:00
13
6:56
6:56
55
8:50
9:03
58
10:01
10:01
10
10:17
ゴール地点
天候 21日晴れ時々曇り
22日高曇り、頂稜部はガス、午後の方が遠望が利きました。
23日夜半から雨。午後はかなり収まりました。沢の増水を見込んで停滞する事に。
24日時々陽がさすが、黒い雲も残っています。
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
レンタカー。林道部分は23kmで約1時間。一部落石取り除きも必要でした。また一箇所、斜面からの砂利の中を渡る嫌らしいところあります。水曜日休業でしたが、林道入り口にある柏陽館で情報が取れるそうです。
コース状況/
危険箇所等
刈り払いされているのは一部で笹藪を掻き分けて進むため、午前中は朝露で靴の中を含めてびしょ濡れになります。雨具パンツやスパッツを着用することをお勧めします。当日は頂上気温14度(予報)、曇りだったので、蒸れることはありませんでした。
笹藪で足元が見えないため、登降に時間がかかりました。
その他周辺情報 虫対策 今回ダニ、ブヨ等に悩まされることは殆どありませんでした。季節的に8月後半は減るとの情報ありますが、モンベルで購入したダニブヨ除けスプレー(PRO USE 従来品の5倍の効きめという品)のお陰かもしれません。最終日は不要かと思いスプレーしなかったら、同行のMさんは乗越の薮でダニに刺されてしまいました。素肌は出さない方が良いと思います。

熊除けスプレー 飛行機には乗せられ無いですが、佐川急便に頼めば、陸送で千歳空港営業所止めで送ることができます。1週間前を目処にするといいと思います。空港営業所は構内に入る手続きが若干面倒です。エネオスのSSの交差点を右折、営業車以外通行止との標識ありますが、そのまま道なりに進むとゲートがあります。検問所で車番や本人明細を記入、通行書とパスをもらってゲート内に入ります。佐川急便で荷物引き取りと共に社番を押してもらい、出口ゲートで手交してゲートを開けてもらいます。千歳営業所に送れば、こうした手続きは不要になります。

ペテガリ山荘
綺麗に整備されています。2階建てで一階は土間にストーブあり、小上がりにはテーブルもあります。二階も広いです。物置には、コンロ、食糧があり、静内山岳会に後ほど連絡し費用を払えば、使うことができます(そのような記載がありました)ので、大雨などで動きが取れなくなっても、山荘で待機する事ができます。水も豊富に出ています。トイレは和式で二つあります。
駐車場、先行の方の車一台。
2024年08月21日 14:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/21 14:53
駐車場、先行の方の車一台。
ニシュオマナイ沢を渡り、林道を進みます。YAMAPにある、駐車場、トイレ、水場は存在しませんでした。
2024年08月21日 14:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/21 14:57
ニシュオマナイ沢を渡り、林道を進みます。YAMAPにある、駐車場、トイレ、水場は存在しませんでした。
ベッピリガイ沢沿いの道。足まわりは沢登りスタイルが歩き易いです。特に増水時は。
2024年08月21日 15:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/21 15:21
ベッピリガイ沢沿いの道。足まわりは沢登りスタイルが歩き易いです。特に増水時は。
滝を登ることはなく、途中の7m程度の滝は右岸に道が付いています。登りは道なりに行きますが、下る際は探せばすぐに見つかります。
2024年08月21日 15:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/21 15:26
滝を登ることはなく、途中の7m程度の滝は右岸に道が付いています。登りは道なりに行きますが、下る際は探せばすぐに見つかります。
ベッピリガイ乗越を越すと、ヌルヌルの急な下りがあるものの、すぐに穏やかな道となります。
2024年08月21日 16:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/21 16:27
ベッピリガイ乗越を越すと、ヌルヌルの急な下りがあるものの、すぐに穏やかな道となります。
草原に出るとT字路の踏み跡となり、右に直角に曲がります。
2024年08月21日 16:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/21 16:42
草原に出るとT字路の踏み跡となり、右に直角に曲がります。
ベッピリガイ沢の渡渉点。往路は水量少ないですが、復路では大違い。
2024年08月21日 17:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/21 17:06
ベッピリガイ沢の渡渉点。往路は水量少ないですが、復路では大違い。
シカは良く見かけますが、幸い熊には会わず。
2024年08月21日 17:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/21 17:24
シカは良く見かけますが、幸い熊には会わず。
ペテガリ山荘到着。
2024年08月21日 18:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
8/21 18:12
ペテガリ山荘到着。
初めは沢沿いの道で、暗いと少し分かりづらいですが、沢から離れると良く踏まれた明瞭な道に。しかし標高800mぐらいから薮がうるさい道となります。朝露でびしょ濡れに。
2024年08月22日 05:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/22 5:13
初めは沢沿いの道で、暗いと少し分かりづらいですが、沢から離れると良く踏まれた明瞭な道に。しかし標高800mぐらいから薮がうるさい道となります。朝露でびしょ濡れに。
これぐらいなら良いのですが。
2024年08月22日 06:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/22 6:42
これぐらいなら良いのですが。
こんなところが多い。
2024年08月22日 09:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/22 9:23
こんなところが多い。
山頂への登りはやがてハイマツ帯に。
2024年08月22日 10:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/22 10:08
山頂への登りはやがてハイマツ帯に。
山頂からは日高の山並みが。
2024年08月22日 10:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/22 10:24
山頂からは日高の山並みが。
カムイエクウチカウシの鋭峰も姿を現して、感激。苦労が報われた瞬間。
2024年08月22日 10:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/22 10:25
カムイエクウチカウシの鋭峰も姿を現して、感激。苦労が報われた瞬間。
下に見える長い尾根を下っていきます
2024年08月22日 10:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/22 10:37
下に見える長い尾根を下っていきます
1300mピークを見て最低鞍部へ。
2024年08月22日 11:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/22 11:17
1300mピークを見て最低鞍部へ。
一日停滞の後、明るくなった空のもと、ペテガリ山荘を出発。
2024年08月24日 06:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/24 6:43
一日停滞の後、明るくなった空のもと、ペテガリ山荘を出発。
ベッピリガイ沢が侵食している箇所が一箇所あります。ペテガリ山荘方向を振り返っての一枚。
2024年08月24日 07:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/24 7:29
ベッピリガイ沢が侵食している箇所が一箇所あります。ペテガリ山荘方向を振り返っての一枚。
ベッピリガイ沢の膝下の渡渉。往路とは激変。
2024年08月24日 08:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/24 8:07
ベッピリガイ沢の膝下の渡渉。往路とは激変。
ベッピリガイ乗越に向かって。来た時は殆ど水流はなかったのに。
2024年08月24日 08:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/24 8:30
ベッピリガイ乗越に向かって。来た時は殆ど水流はなかったのに。
枯れた急斜面を登ってベッピリガイ乗越へ。下りは相当水量が増えており、ニシュオマナイ沢の渡渉を心配しましたが、大きな石も乗り越える水流だったものの、股下の水量でした。
2024年08月24日 08:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
8/24 8:42
枯れた急斜面を登ってベッピリガイ乗越へ。下りは相当水量が増えており、ニシュオマナイ沢の渡渉を心配しましたが、大きな石も乗り越える水流だったものの、股下の水量でした。
撮影機器:

感想

登頂翌日の天気が悪い予報で、登頂日の下山を目論んだものの、ペテガリ山荘からの山頂往復に12時間かかってしまい、山荘に停滞することにしました。停滞翌日の渡渉を心配しましたが、山荘での雨は豪雨ということもなかった割には、それぞれの沢は増水しており、無理しない方が良いと感じました。山荘は良く整備されており、安心できます。悪天時は余裕を持って行動したいものです。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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