長野県白馬村 唐松岳、今年は晴天が続きません五竜への周回コースを諦めました

2015年09月12日(土) ~ 2015年09月13日(日)

• GPS: 25:15
• 距離: 9.6km
• 登り: 883m
• 下り: 883m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 2:50
• 合計: 6:50

8:20 八方池山荘
9:20 八方山
9:30 9:50 八方池
10:30 10:40 扇雪渓
11:00 11:10 丸山
12:10 13:20 唐松岳頂上山荘
13:40 14:00 唐松岳
14:20 15:00 唐松岳頂上山荘
15:10 宿泊地

2日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:30

6:20 宿泊地
7:20 丸山
7:50 扇雪渓
8:50 9:00 八方池
9:10 八方山
9:50 八方池山荘

天候

1日目　曇→晴→曇　2日目　雲→曇り時々晴一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

〔復路〕
中野市内5:00＝(自家用車)＝6:30 黒菱平駐車場＝(黒菱ライン)=八方山荘尾
〔復路〕
※日帰り組
八方山荘16:00＝＝16:15黒菱平駐車場＝＝18:30中野市内
※テン泊組
八方山荘09:30＝＝09:45黒菱平駐車場==12:00白馬村（昼食）＝＝16:00中野市内

コース状況／危険箇所等

唐松岳頂上小屋手前までは登山道をそれなければ特に危険な個所は有りません。
八方池山荘〜八方池までは整備された散策路を歩きます。木道で整備され以前より歩きやすくなり、雨模様の日でも靴を泥だらけにせず歩けますが、木道が滑りやすくなるのでスリップに注意です。
段差が有りますので不意のつまずきによる転倒に注意です。
途中休憩用のポイントにテーブルが設置されていましたので、休憩＆食事もOKです。

八方池から先は本格的な登山道となりますが、磨き上げられた岩が有りますので不意のスリップによる転倒に注意が必要です。
黒光りのある岩の表面は本当に滑りやすく転倒や尻もち、痛いです。

丸山手前で急登やギャップの大きい所が出て来ますので、不意の転落や滑落に注意です。
頂上小屋手前の岩場のトラバースが核心部ですが、以前に比べて整備が進みかなり安全に通れる様になりました。
1カ所だけ木橋が有り高度感を感じさせますが、普通に歩く分には問題が有りません。
サク姉さんの「わーきゃー」は格段に少なる事請合いなので、是非この機会に唐松岳へいざ出陣をして頂ければ幸いです。

山荘から唐松岳山頂へは僅か往復1時間程度、早人なら40分で行けると近さです。何カ所か急斜面の脇を通るのとギャップが大きい所があるので、不意の転倒・スリップによる転落に注意が必要ですが、普通に歩けば危険は少ないです。

唐松岳の山頂は天候が良ければ絶景です。白馬三山はもちろん、目の前に剣岳や立山を初め裏銀座・表銀座を一望、雨飾山〜妙高山、八ヶ岳、中央アルプス、南アルプスなど主要な山を見渡せます。
一番は立山＆剱岳、そして五竜岳は圧巻です。

唐松岳頂上小屋は数年前に新館が素晴らしく快適です。
生ビールありますので飲み過ぎに注意です。
朝食の時間帯はヘリの荷揚げの時間帯となる場合が有り、時折通行止めになるので出発の際は注意が必要です。

テン場は小屋のちょかの斜面に点在しています。大型のテントを張る場所は限られますので、早めの到着が必要となります。
斜面のテン場なので小屋に有るトイレの利用はちょっと大変ですが、眺めは抜群です。

その他周辺情報

黒菱ラインを利用すると２０１５年に八方尾根開発（株）が肝いり？で新しいブランドを立ち上げました「北尾根高原」を通ります。
ここに小型コンパクトな温泉「北尾根の湯」が有ります。
何せ洗い場が１カ所で屋根なしの露天風呂のみの小さな温泉ですが眺めは抜群です。
駐車場からほんのちょっと歩きますが静かな温泉でのんびりお湯に疲れました。
http://www.happo-one.jp/green/kitaone/
これからの発展が楽しみですね。

写真

9/12 6:50

白馬村に到着しました

9/12 6:51

今回は黒菱ラインからのアタックです

9/12 7:29

O氏準備中、日帰りです

9/12 7:38

朝7:30よりリフト運行開始

9/12 7:56

あっという間に高度を上げます

9/12 7:59

2本目のリフトまでは少し歩きましす

9/12 8:11

八方池山荘より鹿島槍ヶ岳を望む

9/12 8:11

こちらは松本市方面を望む

9/12 8:13

冬眠から覚めて活動中

9/12 8:28

今回の面々

9/12 8:58

ケルン

9/12 9:07

こちらは通称人面ケルン

9/12 9:13

一方池入口に到着

9/12 9:13

ここから三山が見渡せます

9/12 9:20

曇天の三山、左から白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳

9/12 9:26

八方池

9/12 9:29

八方池中と白馬三山

9/12 9:31

定番の風景、曇りが・・・・

9/12 9:34

これはこれで良しとします

9/12 9:49

9/12 10:07

快適な山道

9/12 10:34

扇沢雪渓、まだまだ残っています

9/12 10:41

紅葉が始まっています

9/12 11:03

同じ日です、晴れて来ました！！！

9/12 11:04

丸山に到着しました

9/12 11:05

丸山ケルン、青空と雲　秋ですね

9/12 11:05

ピーカンに近い天気

9/12 11:21

ここまで来ると白馬槍ヶ岳が大きく鎮座しています

9/12 11:22

こちらは唐松岳

9/12 11:26

頂上小屋への山道が斜面に有るのがわかります

9/12 11:26

五竜岳

9/12 11:33

本日の核心部

9/12 11:41

凄く整備が進んでいました、安全に通行できます

9/12 11:44

来た〜頂上小屋

9/12 13:15

頂上小屋前でもう1パーティーと合流、総勢6名となりました

9/12 13:20

好日！！テント泊班以外は下山です

9/12 13:22

名残惜しいですね

9/12 13:24

さてテン泊班2名は唐松岳山頂へ

9/12 13:39

タッチ

9/12 13:40

積雪時の春山山行のリベンジ達成！！！

9/12 13:45

不帰の峰や白馬方面を望む、ダイナミックな風景が広がります、これがたまりません

9/12 13:45

満足のT氏

9/12 13:46

頂上小屋直下のテン場、我が家唐松出張所は5ターン目のテン場は緑色です

9/12 13:47

比較的広めなテン場があるブロックです

9/12 13:48

五竜岳が鎮座しています

9/12 13:48

その脇には槍穂

9/12 13:52

立山連邦をバックに

9/12 13:54

剱岳

9/12 15:30

テン場に戻っても立山連邦

9/12 16:28

テントの中か剱岳に恐れ多くも足を向けて休憩します、その後罰が当たり足が攣った〜

9/12 18:26

本日の晩御飯、野菜鍋とスープ餃子

9/12 18:46

食後のコーヒー、手前のガソリンストーブはそこそこ年代物重かった

9/12 18:50

頂きます

9/12 19:05

夕刻のテン場、バックは唐松岳

9/12 19:29

唐松岳頂上小屋ではイベントも開催（宿泊客限定）

9/12 19:48

夕刻のテン場

9/12 19:55

夕刻の立山連邦

9/13 1:50

夜中起きました！！見上げると・・・頂上小屋と満点の星空

9/13 1:53

唐松岳とミルキーウェー

9/13 1:54

天頂近く

9/13 1:58

縦位置で一杯に入れます

9/13 2:06

もうちょっと露出を多くすると、町明かりが入って来ますね

9/13 2:41

安曇野・松本の町明かり、少し雲が出て来ました

9/13 2:49

唐松岳と不帰の峰とミルキーウェー

9/13 4:37

ちょっと寝てから撮影、夜明けです

9/13 5:29

テン場と唐松岳

9/13 5:37

朝陽を浴びる五竜岳

9/13 5:38

朝陽が当る唐松岳

9/13 5:42

夜明けとともに荷上げです

9/13 5:43

この爆音は目覚まし代わり

9/13 6:46

でもお隣のテントからいびきが〜すごい

9/13 6:54

一転下山開始、ピークで無線交信7m以下のバンド？、カッコいい

9/13 7:09

本日は雨模様、午後からの雨模様なので先を急ぎます

9/13 7:11

紅葉の赤発見

9/13 7:17

ナナカマド〜

9/13 7:59

草紅葉も見頃

9/13 8:35

八方ケルン

9/13 10:24

下山後、黒菱へのアクセス途中にあった北尾根高原のお温泉へ立ち寄ります

9/13 10:24

駐車場から少し歩きます

9/13 10:28

じゃん、小型コンパクト

9/13 11:21

入浴後併設しているレストハウスでご褒美、確りとしたソフトクリームです。（ソフトアイスでは有りません）

9/13 11:52

国道に出ました。サク姉さんお薦めのグリンデルに向かいますが、スポーツイベントが開催中です

9/13 12:20

昼食のグリンデル、意外とボリューム満点

9/13 14:23

通り道の田圃にて

9/13 17:27

久し振りに使って見ましたが、銀マットやはり寝心地いいですね。30年前に横浜の好日で購入しました

撮影機器：

COOLPIX AW110 NIKON

NIKON D810 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

水 着替え タオル 雨具 食料 ストック テント 寝袋 グランドシート 三脚 デジカメ 防寒着

共同装備

無線機144&430(2) ストーブ(2) コッフェル

感想

kintakunte

初心者の登山から不帰の峰や五竜岳への周回コースはベテランまで楽しめるコースです。
天候が良ければ眺め良しで、立山や剱岳も目の前に鎮座し登って良し、眺めて良しのオールマイティーなコースとなっています。
急騰や登攀する所もなく、いざとなれば山小屋への避難やエスケープコースも用意、それでいて転落する危険もありますので、登山の醍醐味をギュッと詰め込んだナイスなコースです。
迷った時の唐松岳、登ってそんはない山でした。

今回はテン泊と星空撮影が主目的だったので両方がかなってチョー嬉しいです。