斜里岳 竜神ノ池は必見!
- GPS
- 06:47
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:48
天候 | ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道を少し歩くとすぐに渡渉が始まります。 登山靴でも大丈夫ですがトレッキングボールがあった方がバランスを取りやすいです。下二股までの方が渡渉は大変。旧道に入ると水量が減っていくのですが、岩場が少し厄介です。ロープやしっかりした木を掴んだりしながら通過しました。上二股からは源流となりすぐに沢が終わります。 下りの新道は眺めもよく稜線歩きもできて下山ではお勧め。斜里岳や北方の海、阿寒湖まだ見えて贅沢な稜線歩きでした |
その他周辺情報 | いもだんご村 3200円素泊まり 冷蔵庫など使用可。タオル、浴衣、シャンプーなどあり。 民宿しれとこペレケ 1泊夕食9600円 バスタオル、タオル、浴衣あり。コインランドリー有り |
写真
感想
右のサイドミラー越しに斜里岳が見えた。青空に映える姿が完璧すぎて二度見してしまった。そのまま車を走らせると今度は右横に斜里岳が見えてきた。北海道らしい広大な畑の向こう側に聳え立っている。広い大地にゆったりと裾野を広げるがいくつかのピークがあり、険しさと穏やかさを併せ持って、なんて見応えのある山なんだろう。
先ほどまであの山頂にいた。
直前まで沢靴にしようか悩んだけどローバーのタホープロを履いてきた。ワックスをたっぷり塗って防水クリームも満遍なくかけてきた。底も普通の登山靴より厚めなので安心なのだが、深夜から明け方過ぎまで雨が降っていて増水が気になる。
いくつかの山の天気サイトでは強風と雨の予報だが、斜里町の天気は9時ぐらいから晴れになっている。空を見上げても薄日が避けて見え、好天な予感。車を走らせてると遠くの空が晴れてきている。このままこっちに晴れを持ってきて!と祈りながら登山口到着するがガスであたりは真っ白。笑
気を取り直し登山を開始すると早々に渡渉が始まる。多分、少し増水してる感じがする。ピンクテープが案内してくれる。
ストックでバランスを保ちながら行くが、一度石を外して少し深い所に足をおき焦ったが、足首までの深さだった。旧道と新道の分岐ポイントまでもかなりの渡渉を繰り返す。
下二股からは一旦、沢を離れる。上流へ行くほど源流となり沢水も少なくなり渡渉は楽になるが、スラブ状の急斜面は苔もあり、上り推奨に納得。
万丈の滝はここの見どころ。沢履であれば真ん中を歩きたいくらい。
上二股につき休憩しているとガスがとれてきた。風も穏やかだ。一縷の期待を胸に進む。見上げると滝雲が南斜里岳の山頂を舐めるように走っている。馬の背につくと青空が待っていた。銀色の鉄かステンレスで作られた祠に一礼し、一気に山頂を目指す。
雲海に浮かぶ山頂だった。雲海の隙間から町や北海道らしいパッチワークの畑が見える。雌阿寒岳、その奥にも立派な山が連なっていた。
下山は新道で竜神ノ池に寄る。期待してなかったがまさに竜が潜んでいるような透明度。小さいけれど大きな竜が出てきてもおかしくない昔話に出てきそうな池だった。
雲間峠までは雌阿寒岳や海を眺めながらの気持ちの良い稜線歩き。途中、前から調査のようなファイルを持った茶色い服の男性が歩いてきて遠くの山を聞くが分からないとのこと。阿寒湖だけはわかってする違った。が、先に進むと蜘蛛の巣が何個も出てくる。今し方すれ違ったのにもう蜘蛛の巣がはれるの? あの若者はどこから来たんだ?他にはルートはないし、バリを歩いてきたにしては身綺麗だった。そんなわけないよな。しっかり話しもしたんだしと、それ以上考えるのをやめて下山した。
帰りの渡渉は水嵩が減っていて朝より楽に渡れた。沢歩きのアトラクションに稜線歩きと一山で二粒のおいしい山だった。
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