平ヶ岳(恋ノ岐川)ワンデイ!


- GPS
- 12:13
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 2,006m
- 下り
- 2,007m
コースタイム
天候 | 晴れ(朝は14℃) |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
🚲鷹ノ巣→恋ノ岐川(30分/12km) |
コース状況/ 危険箇所等 |
# とても単調、滝もゴルジュもミニサイズ # ヌルヌルヌメヌメ→フェルト一択 # 深くて股くらいの水深 # 泳ぎ無し(ステップあるのでヘツリで) |
写真
装備
個人装備 |
サワーシューズ(フェルト)
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感想
平ヶ岳には4回登っているが全て積雪期。恋ノ岐沢という名前に惹かれ、無雪期に登るなら恋ノ岐沢からだなと思っていたが、1~2泊するのが一般的のようで中々足が伸びず。夏足が出来上がっている今ならワンデイ遡行できると思いチャレンジ。
深夜1時起床で東北道回りで檜枝岐経由の鷹の巣登山口。平日5時だが車10台以上あり。チャリパートを最初と最後どちらにやるか悩んだが、朝の沢は寒そうなので最初にチャリ漕いで身体を温めて入渓する作戦。気温14℃とでていたが、沢シャツ1枚で寒さなし。恋ノ岐沢までの道はアップダウンな道、平らな道よりもこっちの方がやる気出て楽しいヒルクライマー。登りで汗かいて下りは風きって気持ち良い。30分ほど漕いで恋ノ岐沢着。
橋の横から沢降りて入渓。開けた沢で、青空がずっと見えて日が差し込み、水も冷たくなくじゃばじゃば歩く。デート沢というので美渓に期待膨らませてきたが、単調な河原歩きがずーーーと続き、滝・ゴルジュもミニサイズで難しい箇所なくこれまた単調。基本ヌルヌルなのでスリップは注意(3回コケた)単調すぎてオホコ沢出合い着く頃にはお腹いっぱい(エスケープは我慢)オホコ沢出合い過ぎたあたりは魚影たくさん、群れて泳いでいた。テンカラ竿買ったけど1回も使っていない…いつかのんびり遡行を楽しめるようになったら、魚と自分が竿を通じて引き合う瞬間を体験したい。
後半の滝はホールドが小さい箇所あるが問題なく登れる。50m大滝もスルスル登って、ラスト滝なので水線際を攻める。良いスタンス無いなと思いつつ強引に足を置いたらヌメヌメでツルッと滑って2mほどずり落ちた…運良く平な部分に着地できて大惨事は免れたインシデント事案。両肘&膝に小さく擦り傷な軽傷、歩行に問題なしで一安心。余裕なデート沢で気が緩んでいた、、、ソロは気をつけねば。少し座って心落ち着かせて再スタート。大滝登りその先1810mのゴーロ小滝に出たので、滝登らず尾根側の踏み跡辿る…がすぐに踏み跡無くなりネマガリタケの激薮に包囲され進退極まる。デート沢なのにおかししい!引き返しの途中で左右見てみるが他に踏み跡なさそう。恋ノ岐沢まで戻って少し下降して手前の沢地形から再チャレンジ。ここも最初は踏み跡あったがすぐに無くなり、さっきと同じくネマガリタケ地獄…50m進めば尾根合流なので藪漕ぎ。藪は友達と思い丁寧に掻き分けてゆっくり前身。激藪の途中にわずかに藪の倒れたスペースがあり、そこに生えている木は皮が剥がされていた…ケモノの寝床?10分ほどの藪漕ぎで登山道1830m地点に出て8時間で遡行パート終了。
トレラン装備にチェンジして、たっぷり水飲んでザックデポでピークへ走る。コースタイム半分で行っても1時間は給水できないがなんとかなるでしょう。足はまだまだ動くのでガシガシ登って30分で平ヶ岳山頂。4/1に定点観測していた平ヶ岳山頂の積雪深、積雪計のポールがどのくらいの長さなのか楽しみにしていたが、夏はポールが撤去されていて見ることができなかった。
◇平ヶ岳~景鶴山BC(2023年3月31日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5316937.html
帰りにたまご石にも寄り道して鷹の巣尾根へ。ここまで誰にも会っていないので本日の最後尾確定。台倉山あたりまでは木道たくさんで良いペースで降っていたが、だんだん足の疲労が蓄積し歩きが多くなる。痩せ尾根箇所は道幅あるので問題なく通過。前坂から急坂降りて平坦地はジョグって登山口。1人くらい抜けるかと思ったが本日のビリッケツ。
恋ノ岐沢に車で戻ってチャリ回収し、帰りはその流れで小出ICへ。こちらの道はクネクネ道で運転がしんどい…檜枝岐側の道が良いが本日の結論。銀山平の白銀の湯は最終受付18:30で間に合わず、小出IC近くのゆ~パーク薬師で汗を流した、マンガ本がたくさん置いてあり30分ほど楽しんで帰宅。
恋ノ岐沢、2度目は無いな!
恋ノ岐沢ワンデイ遡行、どうもお疲れ様でした。
あれだけのロングの沢をワンデイ遡行したのは自分の知る限りでは地獄軍団の大魔人さん、mako-sanの二人くらいしかいません‼️
TJARのルートを歩き通すことが可能なmako-sanならではの記録ですね♪
素晴らしい沢遡行のレコ楽しませて頂き、どうも有り難うございました。
hareより
大魔神さんもワンデイやってましたか!しかも12時間切ってますねー、やられましたw
かなり前から気になっていた沢だったので、喉のつっかえが取れた感じで清々した気分です✌️
相変わらず凄まじいですね。ご家族ハイキングのときとソロのときの差がありすぎです(笑)
mako-sanさんの凄いところは、この内容でも現地で前夜車中泊ではなく、自宅からスタートでワンデイなところッス。
山行前の興奮と緊張感からか、深夜発でも眠気無しですねー。日帰りなら山行中に眠気が気になることもありません😎初めて訪れる沢やスキールートだと、山行後に緊張感の開放からかどっと眠気が襲ってくる感じです。ワンデイロングできるのも今だけだと思うので、悔いないように安全に楽しみたいと思います。
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