羅臼岳 北方領土が間近に見えた
- GPS
- 08:32
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:24
天候 | 晴れ 山頂は風が強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
プロボックス 1人で乗るならプロボックスの無骨に道路を拾う感じが好きかな |
その他周辺情報 | 民宿いしかわ 10800円(1泊2食) バスタオル、浴衣、洗濯機あり(有料) 網走監獄 大人1500円 https://www.kangoku.jp/ 衝撃の事実にびっくり!今の北海道の繁栄は網走の囚人たちの手によって築かれたそうです。また最先端の技術の農耕器具を当時取り寄せたりとイメージとはかけ離れた網走監獄でした |
写真
感想
前泊のウトロから車で20分ほどで羅臼岳の登山口につく。レコでみると5時過ぎには満車になるとあったので5時に着いてみると登山用の駐車場はすでに満杯。ホテルの駐車場は空いてるが停めるには心苦しく路駐する。
山と高原地図では木下小屋からの登山道はヒグマの遭遇頻度が高いと書かれているが、本日は土曜ということもありツアーバスが何台も来ているし一般登山者も多い。ヒグマも出る隙がないなと思い、熊スプレーを車に置きに戻った。熊スプレーは重いし、ペットボトルホルダーに入れると飲み物をザックから出さなくてはならないし面倒だったので身軽くなった。
前後で熊鈴が鳴っているので心強い。弥三吉水、銀冷水の2箇所は休憩できるスペースがあるが、それぞれツアーが先に休まれていたのでそのまま行くことにした。道が狭く他に休める場所もなく、途中でザックからパンを出し歩きながらかじった。
第二の岩場から展望がききはじめ、風にもあたりはじめた。風が強く薄手のシェルを着込んだ。見上げると本峰はガスがかかっている。まだ時間があるから抜けるだろうなと思いながら歩き始める。羅臼平キャンプ指定地からはさらに風が冷たく帽子と手袋も装着。ファイントラックのポリゴンURジャケットを出そうか悩んでいたら急峻な岩場となりはじめ、ストックをしまいルートの矢印を探す。岩は滑らないのだが高度感がでてきた。
山頂についた。国後島が間近に見える。不思議なくらい近い。考えたことがなかった国防というのを突きつけられた感じがした。
山頂は狭く落ち着く場所がなかったけれどちょっと下に座れる良い場所があった。すぐに下山するには惜しい景色。硫黄岳まで続く山並み、ゆったり裾野が広がる様子や背景の海はいつまでも見ていたい。軽食をとりながら目に焼き付ける。団体さんが上がってきた。年配者の方もいて少し心配になるが、私もあの年齢になっても羅臼岳のようないい山に来たいと思いながら腰を上げ下山を始めた。
直下の岩場が終わりストックを出そうとしたら下のハイマツの上にストックが3本見えた。そのうちの1本は私と同じブラックダイアモンドのディスタンスでまだ新しい。滑落?下を覗き込んでも人がいる気配がないし、でも取りに行ける場所でもなく、変なのと思いつつそのまま降りて行った。
下山の景色がすこぶる良くて、上りでは私の背中にはこんな素晴らしい景色が広がっていたんだ!と感動。上りとは全く違う景色を堪能。
樹林帯に入ったころ後ろからやってきたお兄さんに「お姉さんはハイマツのところでストック見ませんでしたか?」と声をかけられた。
あー、あのストックのことね!見ましたよと答えたら「団体さんでストックをハイマツのところに置いていたら盗まれたらしいんです。お姉さんの時にはあったんですか。ひどい人がいますよね。老人のストックなのに。気の毒だ。。」
えっ!? 短い会話だったのでハイマツにあったと言ってもまさか手が届かないような場所というのをうまく説明できずお兄さんはそのまま進まれ、私は呆然としてしまった。
なぜ近くのハイマツに置いといたのが手の届かないようなハイマツの上に横になっていたのか。風が強いと言っても、飛ばされるものなのか? わざわざ人が投げた? そんな酷いことするかな。
後味が悪くなり残念になった。
少し気持ちが落ちたまま歩くと、明るい白樺の道となり気持ちも和らいできた。下から沢の音が聞こえる。滝でもあるのだろうか音が大きい。しばらくして静かになり、沢も穏やかになったのかと見えない羅臼の沢を想像しながら下山した。
捻挫が完治してなく器具を装着してるので歩きやすい登山道でありがたい。木下小屋まで気持ちよく歩けた。
こんにちは!
北海道遠征第3段⁉︎お疲れ様です。
私も今週末道東遠征を予定しています。台風が去ってから、今週前半までずっと天気が良かったようですが、この先は雨や曇りが多そうでやきもきしています。日程も長くはとれないので、一つでも登れれば良いと思っています。最大の不安はヒグマでしたが、流れ星さんのレコを見て少し安心しました。今の最大の不安は、寝坊せずに始発の飛行機に乗れるか?です(笑)
計画立案や熊スプレーの道具の目処もついたので、あとは天に運を任せるのみです。
お疲れ様でした!
今年3回、北海道に行きましたがお天気は本当にわからないです。
この日もてんくらや他の山の天気ではCとか雨マークがついてましたが快晴でした。お盆も台風が来てしまい私はキャンセルしましたが一緒に行くはずだった人はキャンセル料がもったいない!と強行で行って、現地は翌日から晴れてると連絡がありました。
北海道は行ってみないと分からないというのが感想です。
トムラウシは人が少なかったですがシーズン中は土日はひっきりなしで登山者が入ってるようです。
北海道は涼しく湿度もなく快適で、半袖の出番はありませんでした。
今週末から北海道ですか。いいなぁ。
帰ってきたばかりですが、北海道はドライブも楽しく何度も通いたいです。
楽しみにレコをまってます!
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