谷川岳東尾根

2024年09月07日(土) [日帰り]

• GPS: 10:56
• 距離: 8.5km
• 登り: 1,382m
• 下り: 788m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:40
• 休憩: 2:16
• 合計: 10:56

距離 8.5km 登り 1,382m 下り 788m

4:56 谷川岳インフォメーションセンター
5:02 5:05 谷川岳山岳資料館
5:08 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
5:14 谷川岳山岳資料館
5:35 巌剛新道登山口
9:24 11:04 シンセンのコル
14:03 14:11 谷川岳
14:22 トマノ耳
14:25 14:46 谷川岳・肩の小屋
14:53 天神ザンゲ岩
15:05 天狗の留まり場
15:21 熊穴沢避難小屋
15:35 15:36 天神平・天神峠分岐点
15:40 15:42 天神尾根・田尻尾根分岐点
15:49 15:50 天神平
15:52 ゴール地点

初心者向けでは無く通好みなルートかな

天候

曇後一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

谷川岳インフォメーションセンターの駐車場。未明から次々と車がやってきた。夕方に下山してきたらガラガラ

コース状況／危険箇所等

危険個所は殆どコースの全てか。沢の詰めの悪い場所がずーっと続いているような感じ。
岩場や悪いポイントではO氏がリードしてくれ恐さは無かったが、ルート上どこでも気を抜いて適当なことをすると滑落できる状況で、緊張している時間が長いので疲れる。
草付きと言っても笹が多くそのまま引っ張れるくらいホールドとしては安心感があるものが多かった。草の根本を押さえつけて登るようなシビアなものでは無い。
岩場の核心ポイントでは残置ハーケンが多数散見されたがカム0.2〜2まで1セットを持って行ったら一通り使えた。
最後は狙ってZ型にルートを取りオキの耳の標識の真裏からピンポイントで山頂へ抜けた。

その他周辺情報

土合山の家で温泉に入れる、近くていい。
時間がかかるのでロープウェイの最終便は先に調べておく。

写真

9/7 4:56

長いルートなので暗いうちに出発。次々と車が入ってくる

9/7 5:31

マチガ沢出会い。谷川岳はまだ遠い

9/7 5:33

巌剛新道の入り口、ボサボサなのですが。
草が濡れてていきなりびしょびしょ。刈払いしてあったが時間が経っている模様

9/7 6:09

第一見晴。装備を装着してここから踏み跡を辿って沢へ下る

9/7 6:09

朝はまだ晴れていたので稜線まで良く見える

9/7 6:33

見晴らしからの下りは上からは急に見えるが笹を掴んで普通に下りれる

9/7 6:40

マチガ沢に下りて少し遡行、この滝を登り、右から入り込んできている沢筋へ入っていく

9/7 7:12

沢の源頭を詰めていく感じ

9/7 7:22

あの右側のコルへ向かって進む

9/7 7:43

残置スリングがあった、懸垂で戻った人がいるのかな

9/7 7:56

延々と急峻な藪漕ぎ

9/7 8:10

抜けかけた残置ハーケン、これで懸垂下降はしてないよね？？

9/7 8:12

上から見下ろしても笹薮しか見えない

9/7 8:32

下がどこまでも続く草付きスラブのトラバースでロープを出すことに。ビレイポイントの支点は無く、ハーケンと頼りない灌木で作成

9/7 9:15

続く直上もロープを50mくらい、支点は殆ど取れない

9/7 9:32

横を見るとずいぶん急峻な場所をトラバースしてきたなと

9/7 9:53

やっとシンセンのコルに出た、ここまでも長い

9/7 10:10

尾根に出てもまだまだ藪漕ぎとか

9/7 10:39

岩場は迷わずロープを出す

9/7 11:05

ビレイポイントは残置があった

9/7 11:25

まだ先は長い。ここは左側から回り込むように歩いたがいろいろとコース取りは出来る

9/7 11:50

また岩場が出てきたのでロープを使用

9/7 12:24

振り返るとシンセンのコルって意外と近い。これしか進んでいないのか。

9/7 12:44

岩もあるけど藪も続く

9/7 12:55

山頂もどこだか、まだ時間がかかりそう

9/7 13:15

また岩場が出てきたのでロープを使用。ビレイポイントはオキの耳近くから見られていた。ここは最後の岩場、山頂は近い。

9/7 13:38

ヒレみたいな岩を越えると目の前に見えているのが山頂。左→右へZにルートを取るとダイレクトに山頂へ出られる

9/7 14:02

この上はもう山頂

9/7 14:08

標識の左後ろにあるロープを潜っての登頂、目立つ

9/7 15:45

安心の登山道を歩いてロープウェーで下山。予想通りに長かった

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

ラバーの沢靴にしたがルートとの相性は良かった気がする

共同装備

ダブルロープｘ2(実際には1本しか使わず) ハーケン適宜 キャメロット0.2〜2 ボールナッツ

備考

ガイドにあるようなほど初心者向けのルートでは無くメンバーはある程度選ぶと思う。他の2人は13を登っていて安定感があったので分からないけど。

感想

shousuke_

夏の谷川岳東尾根は草付き盛り沢山で延々と続くジャルパインだった。
フリーもアルパインも強いOさんがサクっとロープを伸ばしてくれたので核心の方が安心して登れてしまった、ありがとうございました。
悪い場所しか無いようなルートで予想以上に大変だったが充実した1日だった。もう1度は遠慮するけど。