船通山(鳥取県側、上萩山登山口〜上り健脚コース、下り一般コース)【日南町、鳥取県】


- GPS
- 01:31
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 443m
- 下り
- 438m
コースタイム
- 山行
- 1:21
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 1:31
上萩山登山口 1424 ― 林間広場 1433 ― 避難小屋 1440/1442 ― 天狗岩 1451 ― 金明水 1453/展望地点往復/1455 ― 一般コース・健脚コース合流点 1508 ― 船通山山頂 1513/1523 ― 一般コース・健脚コース合流点 1526 ― 烏帽子岩 1533 ― 林間広場 1547 ― 上萩山登山口 1553
●行動時間 1:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(米子家=上萩山登山口) 上萩山登山口―林間広場―健脚コース―船通山―一般コース―林間広場―上萩山登山口 (上萩山登山口=米子家) ●登山口へのアクセス ○上萩山登山口 ・島根県奥出雲町の横田あるいは日南町萩原から県道15号へ。県境よりも南の鳥取県側に下り、道標に従い船通山林道へ。2kmも行かないうちに登山口に到着する ・登山口付近には駐車場やあずまやが整備されているが、現在はテープにより閉鎖されている。整備状態不良であろうか ・登山口から林間広場へも舗装路が続いているが、同様にテープで閉塞されており、クルマが乗り入れることはできない (2024.9現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○上萩山登山口〜林間広場 ・舗装路を上る。入口に車止めテープがあるので、クルマで上がることはできない ○林間広場〜健脚コース〜船通山 ・急坂が殆ど休みなく続く。坂には木段があるが、急坂故ゆえに段差の高いものが多い ・要所には標示が建てられている ・上部の一般コース・健脚コース合流点には特段の標示ないため他の目印などをよく確認しておきたい ○船通山〜一般コース〜林間広場 ・木段部分もあるが、水平径のトラバースも挟まるため、健脚道寄りは歩き易いかもしれない (いずれの記述も2024.9現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・山中に至ってからはコンビニはない。島根県側であれば横田、鳥取県側では生山にある ・飲食店は横田、生山付近には複数。日南町の山中にもある ●日帰り温泉 ・奥出雲町には佐白(さじろ)温泉がある (いずれの記述も2024.9現在) |
写真
感想
朝方の仕事のあとで山へと向かった。日南町で評判の良い山中のイタリアンで昼食を摂った。けっこう繁盛しており、思った以上に食事に時間を要した。そんなこともあって登山口には14時半前に到着となってしまった。
上萩山登山口の周囲には駐車場もあずまやもあるのだが、いずれも道路境界部分でピンクテープにより閉鎖されている。なんとなく、整備未了など最近の公共インフラにありがちな理由のような気がする。
さらには林間広場へと向かう道にも同様のテープの通せんぼがある。一瞬、登山道の閉鎖ではないかと不安になったが、付近には先行者のクルマが駐まっており、登山者を妨げている訳ではなさそうだ。この先にはクルマで入らないでほしいという印であろうと推察して、広場への舗装路を上がっていく。
舗装路が尽きて林間広場に到着。確かにクルマが来てもわずか数台しか置けないであろう小さな広場は草生している。あずまやとトイレがあるのだが、トイレも近づきにくくなっている。
そこからは山道へ。すぐに健脚コースと一般コースが分かれる。上りは健脚コースを選ぶ。樹林の中の急な木段を上っていく。
沢が詰まって急崖に行き当たるような地形となり見上げると天狗岩。その脇をよじ登らんばかりに上っていく。さらに一登りで金明水。山中唯一の水場とのことだが、今日は枯れている。そこから枝道があり進んでみると展望台がある。ちょうど木々の間から道後山方面が見える。
戻って先へ。ジグザグも含め急坂が続く。先のほうに斜面の緩みが見え始めた頃、一般コースと合流。合流点は、一般コースがまっすぐに通っており、見る限りなんの目印もない。健脚コースは斜面下から辛うじてたどり着いたように合流する。健脚コースから来たからここが分岐点だと分かるのだが、一般コースを進んでいたら、この目印のない地点で健脚コースへと進むことは難しそうだ。
そこからはやや穏やかにはなるが、木段が続く。ようやく空が開けてきたら山頂前の櫟の案内が現れ、まもなく山頂へと顔を出した。
船通山は神話の山だ。須佐之男命のヤマタノオロチ退治伝説に由来する「天叢雲剣」がオロチから現れた場所が船通山とされている。それを表す顕出碑が山頂に立っている。祠もあるが、「鳥髪宮」というらしい。そういえばこの山は鳥髪の峰とも呼ばれている。
今日は晴れだが薄く霞がかかっている。大山や三瓶山はその中に隠れてしまっているようだ。比較的近い道後山や花見山くらいは見えるのだが、ちょっと残念だ。
帰りは一般コースを行く。こちらにも木段があるが、水平道が間に挟まる。その分楽に登れるということか。
行きにも通った林間広場で健脚コースと合流し、その後は舗装路の下りで登山口へと戻り着いた。
急坂の山ではあったが、夏のような暑さもなく、木陰の道での山行きだった。
神話の山で、夏の熱波を退治できたような気になった。
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