ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7210641
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

久々のやらかし。至仏山テント装備ラン!

2024年09月12日(木) ~ 2024年09月13日(金)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
27.6km
登り
1,478m
下り
1,081m

コースタイム

1日目
山行
6:00
休憩
0:40
合計
6:40
5:00
60
大清水
6:00
6:10
80
7:30
30
8:00
30
8:30
8:40
60
9:40
10:00
100
11:40
見晴
2日目
山行
8:00
休憩
0:30
合計
8:30
5:50
40
見晴
6:30
0
6:30
70
7:40
8:10
240
12:10
50
13:00
80
14:20
大清水からスタートし、尾瀬沼〜見晴(一泊)〜尾瀬ヶ原〜至仏山と尾瀬を横断する一泊二日のコース。尾瀬号の夜行を利用しているので見晴には昼前に到着し、尾瀬ヶ原の絶景をのんびりと堪能することができる。

至仏山に山ノ鼻から直登する東面登山道は険しく、テント装備で登るのは厳しい。特に蛇紋岩の岩場は非常に滑りやすいため、雨天時は危険。一方、鳩待峠から西周りに稜線を歩くコースはなだらかで歩き易く、至仏山登山のみを考えるなら絶対にこちらがオススメ。
天候 晴れ一時雨 18℃〜26℃
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
尾瀬号 往復 ¥8,400
鳩待峠〜戸倉乗り合いバス ¥1,300
その他周辺情報 燧小屋キャンプ場 ¥1000
尾瀬小屋日帰り入浴 ¥1000
4時30分。大清水に到着。尾瀬号はいつも正確で、早く着くことはあっても遅れることはない。まずは明かりを確保して日が昇るまでゆっくり準備。気温は18℃ほどで、単パンでもまあいいかな?というくらい。
2024年09月12日 04:33撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 4:33
4時30分。大清水に到着。尾瀬号はいつも正確で、早く着くことはあっても遅れることはない。まずは明かりを確保して日が昇るまでゆっくり準備。気温は18℃ほどで、単パンでもまあいいかな?というくらい。
30分して明るくなり始めたので出発。どうせ利用はしないが、今の時期は一ノ瀬までのマイクロバスがない。
30分して明るくなり始めたので出発。どうせ利用はしないが、今の時期は一ノ瀬までのマイクロバスがない。
こんな綺麗に舗装されている箇所があったかな?尾瀬も少しずつ変わっているね。
2024年09月12日 05:42撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 5:42
こんな綺麗に舗装されている箇所があったかな?尾瀬も少しずつ変わっているね。
明るくなってはいるが、まだ日光は届かないため気温は変わらず18℃ほど。Tシャツ1枚で丁度いい。
2024年09月12日 05:43撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 5:43
明るくなってはいるが、まだ日光は届かないため気温は変わらず18℃ほど。Tシャツ1枚で丁度いい。
ちょうど1時間で一ノ瀬休憩所に到着。
ちょうど1時間で一ノ瀬休憩所に到着。
あっ、パンの自販機が置いてある。少し小腹が空いた時に助かるね。
2024年09月12日 06:17撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 6:17
あっ、パンの自販機が置いてある。少し小腹が空いた時に助かるね。
一ノ瀬からは山道。すっかり慣れた道だ。ここは初めてのテント泊に選んだ思い出の道でもある。あの時は本当に辛かった。
一ノ瀬からは山道。すっかり慣れた道だ。ここは初めてのテント泊に選んだ思い出の道でもある。あの時は本当に辛かった。
とかいいつつ油断して、うっかり濡れた木道で滑り、ドカンと尻もちを着いてしまった!かすり傷もないが、なんとトレポが片方折れてしまう!なんてことだ…初日の朝なのに…。
2024年09月12日 07:43撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 7:43
とかいいつつ油断して、うっかり濡れた木道で滑り、ドカンと尻もちを着いてしまった!かすり傷もないが、なんとトレポが片方折れてしまう!なんてことだ…初日の朝なのに…。
尾瀬沼山荘に到着。7年間愛用したトレポのことは残念だが、極力気にしないようにメンタルコントロールに努める。落ち込んで怪我でもしたら最悪の2乗だ。それに、幅が狭い木道ではどのみちトレポは使い難い。1本使いというのを試すいい機会かもしれない。
2024年09月12日 07:56撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 7:56
尾瀬沼山荘に到着。7年間愛用したトレポのことは残念だが、極力気にしないようにメンタルコントロールに努める。落ち込んで怪我でもしたら最悪の2乗だ。それに、幅が狭い木道ではどのみちトレポは使い難い。1本使いというのを試すいい機会かもしれない。
地図ではここには水場が記してあるが、これまで場所がわからなかった。なんと休憩所の入口横の壁に蛇口を発見!流しも排水口も何もないので気付かなかったよ。
地図ではここには水場が記してあるが、これまで場所がわからなかった。なんと休憩所の入口横の壁に蛇口を発見!流しも排水口も何もないので気付かなかったよ。
今回は去年と反対に北周りで尾瀬沼を巡る。まずは最初の絶景ポイント。快晴!
今回は去年と反対に北周りで尾瀬沼を巡る。まずは最初の絶景ポイント。快晴!
東岸の長蔵小屋に到着。ここには無料休憩所があるが、この時間ではまだ開いていない。
2024年09月12日 08:37撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 8:37
東岸の長蔵小屋に到着。ここには無料休憩所があるが、この時間ではまだ開いていない。
休憩所の側に第二の絶景ポイント発見。ここにはベンチもあり、東岸に宿泊の際にのんびり過ごせれば最高だ。
2024年09月12日 08:38撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 8:38
休憩所の側に第二の絶景ポイント発見。ここにはベンチもあり、東岸に宿泊の際にのんびり過ごせれば最高だ。
眺めはこんな感じ。尾瀬沼のさざ波の音が実に心地良い…。
眺めはこんな感じ。尾瀬沼のさざ波の音が実に心地良い…。
東岸の山小屋集落を出て北へ。この辺りも絶景ポイント。
2024年09月12日 08:45撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 8:45
東岸の山小屋集落を出て北へ。この辺りも絶景ポイント。
ここのベンチも要チェック。山小屋からは10分くらいか。
2024年09月12日 08:48撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 8:48
ここのベンチも要チェック。山小屋からは10分くらいか。
有名な3本ケヤキを振り返る。ここからは沼尻まで樹林帯となる。
2024年09月12日 08:53撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 8:53
有名な3本ケヤキを振り返る。ここからは沼尻まで樹林帯となる。
燧ヶ岳への分岐。燧は北&東からが登りやすい。いずれここから挑戦したい。
燧ヶ岳への分岐。燧は北&東からが登りやすい。いずれここから挑戦したい。
北岸は展望はないが南周りよりも木道の幅が広く歩きやすい。
2024年09月12日 09:08撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 9:08
北岸は展望はないが南周りよりも木道の幅が広く歩きやすい。
沼尻到着。すっかり曇ってしまったけど、ギラギラ猛暑よりはいい。予報では昼過ぎから雨ということだが、少し早まるかもしれないな。
2024年09月12日 09:41撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 9:41
沼尻到着。すっかり曇ってしまったけど、ギラギラ猛暑よりはいい。予報では昼過ぎから雨ということだが、少し早まるかもしれないな。
綺麗な沼尻トイレ。尾瀬はみな水洗。
綺麗な沼尻トイレ。尾瀬はみな水洗。
小腹が空いたのでバスタで買ってきたヤマザキのダブルチーズバーガーを食べよう。家で食っても全然美味しくないが、山ならそこそこいける。タンパク質が摂れるのもいい。
2024年09月12日 09:47撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 9:47
小腹が空いたのでバスタで買ってきたヤマザキのダブルチーズバーガーを食べよう。家で食っても全然美味しくないが、山ならそこそこいける。タンパク質が摂れるのもいい。
ん?なんか買いすぎたな…。
2024年09月12日 09:56撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 9:56
ん?なんか買いすぎたな…。
見晴まであと2時間。沼尻川沿いの登山道は石がゴロゴロして歩き難い悪路が続く。予想通り、雨がパラついて来たのでザックカバーと折り畳み傘を出す。
2024年09月12日 10:34撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 10:34
見晴まであと2時間。沼尻川沿いの登山道は石がゴロゴロして歩き難い悪路が続く。予想通り、雨がパラついて来たのでザックカバーと折り畳み傘を出す。
と思ったらすぐにやんだ。後半1/3くらいは木道で歩き易いが、そろそろ飽きた…。
2024年09月12日 11:25撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 11:25
と思ったらすぐにやんだ。後半1/3くらいは木道で歩き易いが、そろそろ飽きた…。
飽きてダラダラ歩いていたので遅れて見晴に到着。人が少ない。
2024年09月12日 11:42撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 11:42
飽きてダラダラ歩いていたので遅れて見晴に到着。人が少ない。
テン場はいつも通り一番乗りだ。
テン場はいつも通り一番乗りだ。
まずは休憩所にザックを下ろし、経口補水液を作って飲む。はー美味い。
2024年09月12日 12:00撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 12:00
まずは休憩所にザックを下ろし、経口補水液を作って飲む。はー美味い。
いつも通りの虫が少ないテント場中央部を確保。今回は総計45分ほどで設営終了できた。前回よりしっかり張れたと思う。ここは風が強いことはまずないので、最低限のセッティングだけ。
いつも通りの虫が少ないテント場中央部を確保。今回は総計45分ほどで設営終了できた。前回よりしっかり張れたと思う。ここは風が強いことはまずないので、最低限のセッティングだけ。
そして弥四郎小屋の前にある天然クーラーボックスに…
2024年09月12日 12:43撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 12:43
そして弥四郎小屋の前にある天然クーラーボックスに…
ドリンクとデザートを投入!一度やってみたかった!
2024年09月12日 12:46撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 12:46
ドリンクとデザートを投入!一度やってみたかった!
まだ昼過ぎだ。16時の入浴までブラブラと散策。この時間がいい。
2024年09月12日 15:07撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 15:07
まだ昼過ぎだ。16時の入浴までブラブラと散策。この時間がいい。
この日は弥四郎小屋が休業ということもあるのか、人がとても少なく静かな見晴だった。尾瀬は9月は空いているというが、本当だね。
この日は弥四郎小屋が休業ということもあるのか、人がとても少なく静かな見晴だった。尾瀬は9月は空いているというが、本当だね。
おいしそう。売り切れで残念。
2024年09月12日 13:14撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 13:14
おいしそう。売り切れで残念。
一通り散策したら冷えたコーヒーで一服。はあ〜最高。
2024年09月12日 14:39撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 14:39
一通り散策したら冷えたコーヒーで一服。はあ〜最高。
15時頃から外人のグループとインターナショナルスクールのグループの団体がやってきて、静かな見晴から一転、大声で英語が飛び交うようになった。円安インバウンドはいつまで続くんだろうな。
2024年09月12日 14:57撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 14:57
15時頃から外人のグループとインターナショナルスクールのグループの団体がやってきて、静かな見晴から一転、大声で英語が飛び交うようになった。円安インバウンドはいつまで続くんだろうな。
今年もお世話になりました!山で入る風呂は最高。
今年もお世話になりました!山で入る風呂は最高。
サッパリしたのでご飯だ。尾瀬ヶ原を眺められるこのベンチで食事をするのが最高だ。でもいつも夕立に邪魔されている。今年はいけそうか?
今回はペンネとミネストローネ。
2024年09月12日 16:28撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 16:28
サッパリしたのでご飯だ。尾瀬ヶ原を眺められるこのベンチで食事をするのが最高だ。でもいつも夕立に邪魔されている。今年はいけそうか?
今回はペンネとミネストローネ。
テーブルストックシリーズは高価だが、その分ボリュームと味は満足のいくもの。しかし、袋の底にほぼ油のソースがたっぷりと残るのが大きな欠点。キッチンペーパーを詰め込んでガベッジバッグに突っ込んでなんとかなった。これは山では食べにくい。
2024年09月12日 16:32撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 16:32
テーブルストックシリーズは高価だが、その分ボリュームと味は満足のいくもの。しかし、袋の底にほぼ油のソースがたっぷりと残るのが大きな欠点。キッチンペーパーを詰め込んでガベッジバッグに突っ込んでなんとかなった。これは山では食べにくい。
さていよいよデザート!山でのフルーツは最高の贅沢だ…と思ったら案の定、激しい夕立!なんとかテントの中に逃げ込んだが、全身ずぶ濡れ。なんだよもう。仕方ないからテントで飲むか…。
2024年09月12日 17:07撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 17:07
さていよいよデザート!山でのフルーツは最高の贅沢だ…と思ったら案の定、激しい夕立!なんとかテントの中に逃げ込んだが、全身ずぶ濡れ。なんだよもう。仕方ないからテントで飲むか…。
深夜でもテント内は23℃で、ダウンジャケットやシュラフカバーは必要なかった。
2024年09月12日 23:16撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 23:16
深夜でもテント内は23℃で、ダウンジャケットやシュラフカバーは必要なかった。
朝。今回は3時頃に起き出して暗い内からの撤収に挑戦してみたが、ちょっと早すぎた。次回は3時半でいいかも。
朝。今回は3時頃に起き出して暗い内からの撤収に挑戦してみたが、ちょっと早すぎた。次回は3時半でいいかも。
では至仏山に向けて出発。見晴は本当に絵になる。
2024年09月13日 06:02撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 6:02
では至仏山に向けて出発。見晴は本当に絵になる。
誰もいない静寂の尾瀬ヶ原を黙々と歩む。真っ白に覆っていた霧も段々晴れて来た。
誰もいない静寂の尾瀬ヶ原を黙々と歩む。真っ白に覆っていた霧も段々晴れて来た。
至仏山が見えて来た。これからあそこの山頂に行くんだと思うと楽しい。結局、山ノ鼻までに擦れ違ったのは5、6人だった。
2024年09月13日 06:56撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 6:56
至仏山が見えて来た。これからあそこの山頂に行くんだと思うと楽しい。結局、山ノ鼻までに擦れ違ったのは5、6人だった。
山ノ鼻で準備。直前で雨がパラついてきて少し悩み、登山開始が20分ほど遅れてしまった。「まあ、時間に余裕はあるから大丈夫だろう」と、この時は脳天気に考えていたが…。
2024年09月13日 08:13撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 8:13
山ノ鼻で準備。直前で雨がパラついてきて少し悩み、登山開始が20分ほど遅れてしまった。「まあ、時間に余裕はあるから大丈夫だろう」と、この時は脳天気に考えていたが…。
登る人は多いだろうに、結構荒れているな。のっけから急登、急登。道幅も狭く、一人分しかない。曇っているので気温はまだそれほどでもないが、湿度が高くて汗が噴き出す。
2024年09月13日 08:32撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 8:32
登る人は多いだろうに、結構荒れているな。のっけから急登、急登。道幅も狭く、一人分しかない。曇っているので気温はまだそれほどでもないが、湿度が高くて汗が噴き出す。
河原のように大きな石が敷き詰められている。これも非常に歩き難い。うーん、ペースが上がらない。
2024年09月13日 08:39撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 8:39
河原のように大きな石が敷き詰められている。これも非常に歩き難い。うーん、ペースが上がらない。
2時間弱歩いてやっと森林限界を突破。すばらしい。見晴から歩いて来た道のりが、まるでミニチュアのように一望できる。
2時間弱歩いてやっと森林限界を突破。すばらしい。見晴から歩いて来た道のりが、まるでミニチュアのように一望できる。
森林限界からは鎖場や岩場が続く。ツルツル滑る蛇紋岩の岩場は怖い!15kgのテント装備で転んだら終わりだ。慎重に慎重に登っていく。天候は回復して背中をジリジリと太陽が焼いている。これはつらい。
2024年09月13日 10:15撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 10:15
森林限界からは鎖場や岩場が続く。ツルツル滑る蛇紋岩の岩場は怖い!15kgのテント装備で転んだら終わりだ。慎重に慎重に登っていく。天候は回復して背中をジリジリと太陽が焼いている。これはつらい。
コースタイムは3時間なのに、2時間経過してやっと半分!?これはまずい…!帰りのバスに間に合わなくなる!これまでは慎重第一で来たが、青ざめてここから本気になりカメラもザックにしまう。
コースタイムは3時間なのに、2時間経過してやっと半分!?これはまずい…!帰りのバスに間に合わなくなる!これまでは慎重第一で来たが、青ざめてここから本気になりカメラもザックにしまう。
山頂か?と思ったところから遥かに続く登山道に絶望しかけ、ようやくようやく山頂に到着。なんとタイムは1時間オーバーの4時間!休憩なんてしている暇はない。膝サポーターだけを装着して転がるように下山開始。バスまであと2時間!
2024年09月13日 12:16撮影
9/13 12:16
山頂か?と思ったところから遥かに続く登山道に絶望しかけ、ようやくようやく山頂に到着。なんとタイムは1時間オーバーの4時間!休憩なんてしている暇はない。膝サポーターだけを装着して転がるように下山開始。バスまであと2時間!
小至仏山山頂。ここまで出来る限り急いで来たのに、なんとコースタイム10分オーバー。なんだよこれ。コースタイム早すぎだろ。ツルツルと鏡のように輝く蛇紋岩の岩場が連続し、全くペースを上げられない。最悪の山だ。もう絶対に来ないぞ。
2024年09月13日 13:00撮影
9/13 13:00
小至仏山山頂。ここまで出来る限り急いで来たのに、なんとコースタイム10分オーバー。なんだよこれ。コースタイム早すぎだろ。ツルツルと鏡のように輝く蛇紋岩の岩場が連続し、全くペースを上げられない。最悪の山だ。もう絶対に来ないぞ。
遥か彼方に見える白いもの。あれが鳩待峠。あそこまであと1時間で行けるか…?テント装備では膝を傷めないように登り以上にゆっくりと下りたい。でもそんなことは言っていられない!
2024年09月13日 13:10撮影
9/13 13:10
遥か彼方に見える白いもの。あれが鳩待峠。あそこまであと1時間で行けるか…?テント装備では膝を傷めないように登り以上にゆっくりと下りたい。でもそんなことは言っていられない!
あと1km!何度も諦めかけたが「まだ足は動く」と走り続けてきた。もう水筒は空だが、ザックを下ろして水を出す時間も惜しい。肩も足も痛い。
2024年09月13日 14:02撮影
9/13 14:02
あと1km!何度も諦めかけたが「まだ足は動く」と走り続けてきた。もう水筒は空だが、ザックを下ろして水を出す時間も惜しい。肩も足も痛い。
やった!すごい!バス発車の10分前に鳩町峠に到着!!15kgの荷物で走り続けるなんて、自分でも信じられない。しかもまだ限界じゃない。感無量。
2024年09月13日 14:17撮影
9/13 14:17
やった!すごい!バス発車の10分前に鳩町峠に到着!!15kgの荷物で走り続けるなんて、自分でも信じられない。しかもまだ限界じゃない。感無量。
コーラだけを買ってどうにかバスに転がり込む。バス停が高台にあるのがつらい…もう登りはいい…。疲労しているのに、アドレナリンが出ていて全く眠れなかった。
2024年09月13日 14:24撮影
9/13 14:24
コーラだけを買ってどうにかバスに転がり込む。バス停が高台にあるのがつらい…もう登りはいい…。疲労しているのに、アドレナリンが出ていて全く眠れなかった。
戸倉で尾瀬号を待ちながら荷物整理。恐る恐る確認したが、足の爪は剥がれずに済んだみたいだ。サポーターのお陰で奇跡的に膝の痛みもない。ただ、肩が痛くて腕が全く上がらない。とにかく、忘れ物も大きな怪我もないのは凄いことだ。ああ〜早く帰りたい。
戸倉で尾瀬号を待ちながら荷物整理。恐る恐る確認したが、足の爪は剥がれずに済んだみたいだ。サポーターのお陰で奇跡的に膝の痛みもない。ただ、肩が痛くて腕が全く上がらない。とにかく、忘れ物も大きな怪我もないのは凄いことだ。ああ〜早く帰りたい。

装備

MYアイテム
inaritozan
重量:-kg
個人装備
■ザック重量 計17kg

感想

ひさびさのやらかし。
しかしテント装備でなくても、至仏山は今まででベスト3に入るほどにキツイ山だった。槍奥穂より辛かった。

至仏山東面の登山道は直登コースで斜度があり険しく、森林限界上はツルツル滑る蛇紋岩の岩場も連続して危険。テント装備で登る山じゃなかった。実際、自分以外にそんな人はいなかった。なんせ歩き易い箇所というのがほとんどない。悪路、悪路、岩場、鎖場。あえて言うなら、高天原からの階段30分か。

しかも登りも下りもコースタイムがやけに短めで、走れる場所はほとんど小走り&早歩きで下山したが、それでもコースタイム通りだった。おかしいだろ。

ネットで調べてみたところ、至仏山に登り始めてすぐに「無理そうかも…」と感じた人も、登山道が一方通行なので引き返すことを躊躇し強行してしまうケースがあるみたいだ。コースタイムの件もあり至仏山はちょっと危ない山だと思う。


でも終わってみれば、たまには辛い経験もいいと思えないこともない。
自信がつくし、自分の体力の限界もわかる。辛い中での経験はいつまでもハッキリと覚えているし、無駄な行動を省くので登山が最適化される。

帰宅後に確認したところ、爪は剥がれなかったが、両足の人差し指の爪の下が真っ黒に内出血してしまった。しばらく登山はお休みしたいので2週間後の北アルプスはキャンセルした。

尾瀬の二山はいずれもかなりの山だ。キャンプのついでに登る山じゃない。
のんびりと見晴で過ごすのが一番いい。


【疲労度】10/10(死にそう)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:90人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 関東 [2日]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら