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Yamareco

記録ID: 7210887
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ハイキング
比良山系

比良山系 御殿山 ナイトハイク

2024年09月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:47
距離
7.6km
登り
893m
下り
895m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:14
休憩
0:33
合計
3:47
3:42
3:43
30
4:13
4:14
5
4:19
4:21
19
4:40
9
4:49
4:54
16
5:10
5:25
9
5:34
9
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10
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5:55
4
5:59
19
6:18
6:24
25
6:49
6:50
1
6:51
ゴール地点
天候 晴れ、気温夜間22℃、早朝29℃。
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 自家用車で坊村にある葛川市民センター駐車場(無料)へ駐車して登山開始。
 以前は公共の交通機関で登山口の坊村まで移動可能でした。しかし現在は坊村から御殿山、武奈ヶ岳まで登頂して坊村まで下山した場合、帰りのバスは無いので注意が必要です。 
 参考として、現在のバスは維持路線として、京都府の出町柳より京都バス10系統朽木学校前方面。または、滋賀県のJR堅田より江若バス堅田葛川線で往路のみ(復路無しの往路の片道のみの運行)。※春分の日〜12月第一日曜日の間 土休日のみ運行、※8/14〜8/16(お盆運行期間)は運行となっています。以前は復路が運行されていたので午前9時から登山開始、午後3時過ぎに下山して岐路に着くことができました。     
 最悪坊村のバス停まで京都方面・滋賀方面からタクシーを呼ぶことが可能です(JR堅田方面へ帰る場合約1万円弱コストがかかります。)。また、武奈ヶ岳山頂から琵琶湖のイン谷口まで縦走してJR比良駅まで下山も可能ですが山行時間は長くなるので注意が必要です。
コース状況/
危険箇所等
 これといって危険箇所は無いと思います。しんどい場所としては、往路では坊村から御殿山までの急斜面。御殿山から武奈ヶ岳まで足を伸ばした場合、復路ではワサビ峠から御殿山までの登りかえしの坂です。道迷いのポイントは、夏道と冬道の分岐下り部分で口の深谷方面へ下りてしまいそうになりますので注意が必要です。
その他周辺情報  以前は稼動していた自動販売機が使用中止になっていましたので現地での補給はほぼありません。
 登山口の近くに茶房という喫茶店兼お蕎麦屋さんがあります。営業時間は午前11〜午後4時30分までですが、平日は午後3時くらいに閉店することがあるので注意が必要です。その他、車で10分ほどで、ぎゃらりい杣の道という喫茶店兼自然食品のお食事処があります。
 下山後のお風呂は、車で20分ほどで、くつき温泉 てんくうという入浴施設があります。
 午前3時過ぎに坊村の登山口から御殿山まで登山開始。夏の昼間は暑いし夜景も美しいので低山を夜間ハイクをしたいな思い練習がてら慣れているコースで夜間ハイクをしました。
 また秋から冬山の行動時間の短い季節に、道迷いや長時間の山行でヘッドランプを使用して夜間行動をとることがありました。更には雪山でビバークする必要が生じた場合にも焦ることがないように夜間での山での行動の練習をしています。
 ヘッドランプを使用して視野は確保されています(視野はお昼の20パーセントくらいに狭くなると感じます)。スマートホンではほぼ移りません。
2024年09月08日 03:15撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 3:15
 午前3時過ぎに坊村の登山口から御殿山まで登山開始。夏の昼間は暑いし夜景も美しいので低山を夜間ハイクをしたいな思い練習がてら慣れているコースで夜間ハイクをしました。
 また秋から冬山の行動時間の短い季節に、道迷いや長時間の山行でヘッドランプを使用して夜間行動をとることがありました。更には雪山でビバークする必要が生じた場合にも焦ることがないように夜間での山での行動の練習をしています。
 ヘッドランプを使用して視野は確保されています(視野はお昼の20パーセントくらいに狭くなると感じます)。スマートホンではほぼ移りません。
 夜間はヘッドランプを使用していてもピンクテープやスズランテープは発見しづらいので(木や石へのペンキ等のマーキングは比較的に発見しやすいと思います)、足下の路面の状況(足跡など)でパスファインディングして行きます。このルートは昼間も雪山も何度も経験しているのでコースを覚えていて半分チートみたいなものですが(更にはGPSの地図も使用して現在地は常に確認しながらの山行)、これが初めてのコースの場合には非常時(同行者の体調不良の場合とか、もう少しで目的地に到着する場合とか暗闇で動く必要が有る場合、もしくは動いた方が有益な場合)以外は、やはり暗闇では無闇に山行せずに素直にビバークした方が良いと思いました。
2024年09月08日 04:21撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 4:21
 夜間はヘッドランプを使用していてもピンクテープやスズランテープは発見しづらいので(木や石へのペンキ等のマーキングは比較的に発見しやすいと思います)、足下の路面の状況(足跡など)でパスファインディングして行きます。このルートは昼間も雪山も何度も経験しているのでコースを覚えていて半分チートみたいなものですが(更にはGPSの地図も使用して現在地は常に確認しながらの山行)、これが初めてのコースの場合には非常時(同行者の体調不良の場合とか、もう少しで目的地に到着する場合とか暗闇で動く必要が有る場合、もしくは動いた方が有益な場合)以外は、やはり暗闇では無闇に山行せずに素直にビバークした方が良いと思いました。
 昼間以上に足跡も区別がつきづらいです。
2024年09月08日 04:21撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 4:21
 昼間以上に足跡も区別がつきづらいです。
 積雪期ルートと無積雪期ルートの下部合流地点。雪期の冬ルート(尾根沿いルート)を登ります。
2024年09月08日 04:25撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 4:25
 積雪期ルートと無積雪期ルートの下部合流地点。雪期の冬ルート(尾根沿いルート)を登ります。
2024年09月08日 04:38撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 4:38
 積雪期ルートと無積雪期ルートの上部合流地点。
2024年09月08日 04:54撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 4:54
 積雪期ルートと無積雪期ルートの上部合流地点。
 午前3時から2時間ほど登って、御殿山山頂でちょうど日の出。
2024年09月08日 05:10撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 5:10
 午前3時から2時間ほど登って、御殿山山頂でちょうど日の出。
2024年09月08日 05:10撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 5:10
 夜明けの武奈ヶ岳です。
2024年09月08日 05:10撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 5:10
 夜明けの武奈ヶ岳です。
 御殿山から一気に下山。積雪期ルートと無積雪期ルートの下部合流地点。
2024年09月08日 05:52撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 5:52
 御殿山から一気に下山。積雪期ルートと無積雪期ルートの下部合流地点。
 坊村の登山口(御殿山経由武奈ヶ岳コース)まで下山。
2024年09月08日 06:46撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 6:46
 坊村の登山口(御殿山経由武奈ヶ岳コース)まで下山。
 やっと坊村にご来光が届きました。
2024年09月08日 07:10撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 7:10
 やっと坊村にご来光が届きました。
 気温22℃でしたが、山の中はもっと暑く感じました。
2024年09月08日 07:11撮影 by  SH-41A, SHARP
9/8 7:11
 気温22℃でしたが、山の中はもっと暑く感じました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル

感想

 今回の山行の目的は、1)5月〜9月の低山は暑過ぎるので夜間ハイクしたい。2)道迷いや、早朝や少し長時間の山行で暗闇の中での山行の練習。3)雪山でビバークする必要があった場合に焦らず冷静に行動ができるように、暗闇の中での山行の経験地を積む。の3点です。
 1)と2)の項目では、同じ滋賀県の伊吹山で夜間ハイクの練習をしようと思いましたが、現在伊吹山は入山規制がかかっていて練習場所には選択不可でした。今回は安全のため、良く知っている武奈ヶ岳の御殿山ルートを選択して夜間ハイクの練習をしました。
 結果として御殿山ルートでの訓練は私にとって正解でした。視界が開かれていて琵琶湖からの反射光もあり夜間の視界の良い伊吹山に比べて、坊村から御殿山までのルートは樹林帯でヘッドランプの明かり以外無いので視野が昼間の20パーセントくらいしかありませんでした。つづら折あり急斜面もありで視野の狭い中でパスファインディングをする必要がありました。夜間はヘッドランプを使用していてもピンクテープやスズランテープは発見しづらかったです(木や石へのペンキ等のマーキングは比較的発見しやすいと思いました)、足下の路面の状況(足跡など)でパスファインディングして行きました。夜間は足跡の確認でも昼間に比べて発見しづらいので神経を消耗しやすく疲労もしやすかったです(その他、音には非常に敏感になるし、やはり暗闇に1人なので非常に精神的に疲れました)。昼間でもGPSの地図も使用して現在地は常に確認しながらの山行をするので、夜間でもその点は同じだと思いました。
 3)の項目では、昼間に雪洞を作成したり、雪洞での簡易的なビバーク訓練はしたことがありますが、もう少し夜間での山中での移動や行動の訓練ができてから、安全な場所や状況で、夜間の雪洞でのビバーク訓練と雪洞近辺での登り下り2時間ほどの夜間雪中での山行の練習をしたいと思います。
 今後の考察としては兵庫県の六甲山(夜間ハイクしている登山者も多いし、最悪数時間の簡易的なビバークで直ぐに早朝の電車にエスケープしやすい)での夜間ハイクの訓練かなと考えています。また、モンベルや石井スポーツの夜間ハイクの講習会に参加しても良い経験になると考えました。
 最後に今回の実際の経験から得た大切な結論の1つとして、初めてのコースで夜間の山行をする場合には、同行者の体調不良や怪我で急ぎの救護が必要な場合とか、もう少しで山小屋や目的地に到着する場合で、多少のリスクを支払っても暗闇で動いた方が多大な利益を得る場合などの非常時以外は、やはり暗闇では無闇に山行せずに素直にビバークした方が良いと思いました。特に初めてのコースで多少の転落滑落のリスクがあるコースの場合は絶対に暗闇の山中で動くのは止めたほうが良いと思いました。対応策として、素直に山小屋や家族や友人や職場に連絡してから、夜露や多少の雨がしのげる場所を探して、ダウンジャケットやカッパを着こんで行動食を摂取して、体力やスマートホンの電池を節約したほうが良いかなと、御殿山まで登る暗闇の中で考えながら登りました。山に限らず実際に経験することの大切さも学びました。

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