大江高山(山田コース往復)【大田市、島根県】
- GPS
- 04:01
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 924m
- 下り
- 924m
コースタイム
- 山行
- 3:29
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:01
山田バス停前 1055 ― 登山口 1105 ― 携帯基地局 1109 ― 通称6合目 1150 ― 標高779m地点1228 ― 頂上1km 1239 ― 大江高山山頂 1303/1328 ― 馬の背 1336 ― 頂上1km 1347 ― 通称6合目 1416 ― 携帯基地局 1438 ― 登山口 1447 ― 山田バス停前 1455
●行動時間 4:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(米子家=山田BS) 山田BS―登山口―大江高山―登山口―山田BS (山田BS=米子家) ●登山口へのアクセス ○山田BS ・山陰道「仁摩・石見銀山」ICを下り、県道31号を行く。石見銀山入口を過ぎ更に約8km走ると、県道46号が右へと分かれる。それを辿り県道46号へ。そこから6km弱で山田バス停前。 ・バス停から登山口方面へと右折するとそこに消防団格納庫があり、その前の片隅に駐めさせて貰った ・ほかに駐車場所は見当たらなかった (2024.9現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○山田BS〜登山口 ・舗装路を歩く。登山口には手製標識や登山届ポストがある ○登山口〜大江高山 ・携帯基地局まではコンクリート舗装路。そこからは山道。しばらくは緩やかに進むが、斜面に取り付くとすぐに急斜面の上りが始まる。乾燥した土の斜面には踏み跡もおぼつかないところがあり、慎重に探りながら登る。道は概ねジグザグに上っている。マーキングもなく、踏み跡頼りに上っていく ・標高779m地点からは頂稜の縦走路となり、緩やかな昇降のうちに山頂に着く ・道標はない。地点表示はいくつかある ・今日は、藪と蜘蛛の巣に苛まれた ○飯谷コース ・大江高山山頂から飯谷コースへと進む道筋を見つけることができなかった。東への踏み跡があるが、すぐに藪に包まれる。しばらくは足裏の感覚で道筋を追うことができるが、背丈よりも高い藪の中、いったん道を外すと戻ることも困難になると思い、引き返すことを選んだ ・山頂部の藪は、山田コースの途中にある藪よりも数段手強い (いずれの記述も2024.9現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・コンビニは、仁摩の国道9号沿いや大田市街地までない ・飲食店は、石見銀山地区や国道9号沿いにはある ●日帰り温泉 ・三瓶山南麓の三瓶温泉には日帰り入浴施設あり (いずれの記述も2024.9現在) |
写真
感想
特徴的な山容の山、大江高山を目指した。島根県中部にある山だが、三瓶山からも広島県北の山々からも眺めることができる。こんもりとした山らしい形がいくつか連なっており、周囲からもいくぶん頭が抜けていることもあってよく目立つ。
この山に行くならば周囲の低山も合わせて登ろう、そんなプランで出かけた。
やや出遅れたため、登山開始は11時前になった。夏の日差しというほどではないので気温はそれほど高くもないが、蒸し暑いのか、ダラダラと汗が出る。
登山口からもしばらくは舗装路が続く。電波塔を過ぎるといよいよ山道となる。しばらくは穏やかな道取りだが、斜面に取り付くと同時に急斜面となった。道整備はあまりなされておらず、乾いた土の斜面に付けられたジグザグの道は時折踏み跡すら見失いがちになる。
そんな急斜面を登るが、ひどく疲れを感じる。理由は蜘蛛の巣だ。次々に蜘蛛の巣が現れる。おそらくこの夏の間に登った人はわずかなのであろう。一歩進むと一つあるくらいの多さだ。拾った枝を打ち振るいながら進むが、嫌になってくる。この山の蜘蛛の巣はなんだか頑丈だ。ちょっと顔に引っ掛けてすぐに戻ると、巣はそのまま復元されている。粘りがあるのだ。それに蜘蛛もやけに大きい。よほど餌に恵まれているのだろう。
今日は虫が少ないのがまだ救いだ。急斜面を過ぎ、標高も700mを越えてくると、蜘蛛の巣の遭遇頻度は下がる。その代わりに今度はササと藪が襲ってくる。何度か背丈ほどの藪に見舞われる。足裏に道の感覚があるのでどうにか切り抜けたが、部分的には切れ落ち際もあって、一歩間違うと危ないところであった。
展望があるとされる標高779m付近を過ぎると、道は頂稜を緩やかに進む。馬の背とされる痩せ尾根部分も笹原に囲まれており、威圧感はなかった。帰りにじっくり見ると結構幅狭なことに気づくくらいのものであった。
ようやくたどり着いた頂上には眺めはなく、山頂標と、地元のこの山の愛好家が設けたQRコードがひっそりと立っていた。
下山予定の飯谷コースを探すが見当たらない。背丈よりも高い藪の中に踏み跡を発見し、暫く辿ってみたが、どうにもすぐには藪抜けできないようだ。万一間違うと戻ることもままならなくなる恐れがある。やむなく来た道を引き返すことにした。
来た道だが、途中の藪抜けは変わらずたいへんだ。特にチクチクの下草に紛れたところはつらい。手にいくつも切り傷を付けながら切り抜けた。
なんとか下山。普段よりも明らかに疲れた。もう一山は止めて、帰路についた。
まだまだ暑い時期の山行きだ。他の人が行かないような所はまだ時期的に早そうだ。次はもっと穏やかな選択をしよう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する