燧ヶ岳
- GPS
- 07:52
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,025m
コースタイム
天候 | くもり 一部ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
百名山なので基本万端の整備も木道は結構朽ちている、のが多数 あとは後述 |
写真
感想
遅い夏休み。
今年は土日、能登にボランティアに行く。
現地の様子も見させてもらう。
やはり東北とは様相は違う。
東北は津波での死者の割合が高く、能登では家屋の倒壊での圧死の割合が高い。
そして、死者の絶対数では東北が圧倒。ちゃんと計算してないが、被災した地域に住んでいた人全体を母数にした場合の死者数割合も東北が圧倒している感覚ある。これは津波による死者が多いことによるのだと思う。
政府の能登への対応が遅い、としたら、この、津波を原因とした、結果的な死者の絶対数というところも影響しているかもしれない。
絶対数では漏れの記憶では、東北2万人超に対し、能登は300人超。
現地の様子は(と言っても、ボランティアに行った
穴水町と珠洲市だけの印象だが)、やはり家屋の倒壊の被害=軽度は瓦が落ちて、重度は家が傾いたり、さらに酷いと倒壊 という感じ。津波の影響は感じられなかった。能登市(=北側で日本海と接する)だと違うんかな、、、。
とにかく、裏金作って政争だ、という暇があったら、遅い、とか言われないようやってくれ。僻地かどうかは関係ない。自分らでは防ぎようがない天災に見舞われた人々には最大限できることをしてくれ。上のような死者の数字を見比べて力の入れ方を変えているのではあるまいな、という疑いをかけられるようなことをしないでくれ。
以上、ボランティアに行ったmacharmingからのお願い&所見。
さて登山。ということで能登の帰りに自分にも時間を使うということで、東北で18?13?あるという百名山で残す、八甲田、会津駒、燧から、まあまあ帰りの方向にあると言えなくもない燧ヶ岳。
14年前、魚沼からのバスで尾瀬に会社の人と行ったことがある。その時、6時間、自由時間があり、燧ヶ岳に行って戻ってこれるかもしれない時間だったという記憶があり、いつの間にか燧は6時間で行って帰って来れる山となっていたのが今日の苦戦の遠因だった。
つまり若いころならいざ知らず、加齢を重ねた今では、それどころかコースタイムに3〜5割足さないといけない状況、にも関わらず、6時間などという今やあり得ない前提でのちの計画(ラーメン)に口がなってしまい、気持ちが焦り、ハイペースとなってしまい、その反動でしんどい山行となった。
さらに気持ちが焦る前段として、車で登山口に行くアプローチがやたら遠かったことも影響。魚沼から距離があるのと道が直線ではない。魚沼の町から30分位の感覚でいたがとんでもなかった。延々とある程度細く曲がりくねった山道を左右にハンドルを切り、途中、段差でスピードを落としたりしながらイメージ2時間走る。
途中でこの道通ったことあるぞ、と思い出したが、そういえば10年前、平ガ岳に登った時に通っていた。
マイカーでは行けないと思いこんでいる記憶と混濁してる。
という山道から一瞬だけ燧が見えたのだがやたら遠い。ほんとに6時間で行ってこれるのか、という気持ちになり、またも焦りが生まれた。魚沼から2時間近くかかり、10時登り出しとなる中、6時間で帰ってこれない場合、中越というか長岡で楽しみにしてる、青島食堂もしくは安福亭に間に合わない。
という予想外の焦りのなか登り出した。
ということで登り出し当初、自分としては若干早足になり、この早足とボランティア時の車中泊の寝不足が4合目〜8合目あたりで来て、とびかく眠くて意識朦朧、スピードも全く出ず、で苦しいなーで登っていた。
変なアップダウンなどはないのだが、段差が比較的大きい印象。ここのところ、飯豊の長坂とか、大朝日の古寺鉱泉〜ハナヌキ峰とか、理想的な角度で上がって、距離も標高も稼げる登山道の感覚が頭に残っていたので、早く登ろうの急ぐ気持ちと中盤の酷い眠気と相まって苦しかった。
(途中から、安福亭はおろか青島食堂も諦めた)
時間に余裕があって晴れてれば途中何箇所か出てくる高層湿原を愛でる感情も湧いたかもしれないが、10年前の平ガ岳の青空と緑のコントラストに勝るコンディションでもなく、単に平坦で歩き易いで通った。
ただし、月曜日の登山で人は少なく、6パーティー位としかすれ違わなかった。いずれも、月曜日登山という余裕がある?ためか、変な交錯する人もいず、快適だった。
帰り、眠気は取れたが、段差がキツく早さはでなかった。あと前半、朦朧で登ってたところは道もいまいち覚えてなかった。それで、一本道で迷いようがないよな、と思いつつ、GPSはこまめに見て降りた。
なお、調子が良ければ、近くにある会津駒に翌日行こうか、もほんの少しだけあったが、そんな殊勝な気持ちはさっぱりなくなっていた。
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