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Yamareco

記録ID: 722699
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ハイキング
谷川・武尊

谷川岳

2015年09月20日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.5km
登り
777m
下り
779m

コースタイム

日帰り
山行
4:36
休憩
0:38
合計
5:14
7:40
36
8:16
8:21
30
9:28
9:31
10
9:41
9:45
19
10:04
10:16
24
10:46
10:48
39
11:27
11:34
35
12:09
12:14
40
12:54
0
12:54
ゴール地点
天候 晴れ→薄曇り→雨→薄曇り→晴れ 。概ね標高の高い所ほど天気が悪かったです
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
その他周辺情報 下山後温泉は「湯テルメ谷川 」。
すごい混雑でした!

感想

9/19夜
いきなりの忘れ物から今回の旅は始まりました。谷川岳行きの夜行バス「まいにちあるぺん号」に乗るため夕食後に家を出て、地元の駅まであと少しというところで「靴に中敷が入ってない…」と気づいたのでした。
登山靴を履いた際に「この靴こんなにゆるかったっけ?」と違和感はあったのですが、その時はなぜか気のせいにしてたんですね。
駅は目前。引き返したら集合時間に遅れるかも?えい、このまま行ってしまえ!と、初っ端から不安な幕開けとなりました。また、コースは西黒尾根〜山頂〜ロープウェイ天神平駅を予定していたのですが、この時点でロープウェイ天神平〜山頂の往復に変えることにしました。

9/20
バスは早朝4:30に、谷川岳ベースプラザ(ロープウェイ発着所)前に到着。
まだ辺りは真っ暗。始発のロープウェイは7時からで、ベースプラザの建物もまだ開いていません。バスから降りた他の乗客と同じく、建物入口近くで明るくなるのを待っていました。

5時を過ぎ、徐々に明るくなってきたので、マチガ沢出合まで岩場見物に出かけます(一ノ倉沢までは往復約2時間とのことで、始発のロープウェイに乗ることを考えて諦めました)。
マチガ沢出合からは丁度真正面に山頂が見えるはずでしたが、到着してみると、山頂付近のみ真っ白な雲で覆われていて、しかも風が強いのかかなりの速さで動いてます。うーん…。まあ、有名な岩壁の見物はできたので、ロープウェイに乗るべく戻ります。

下から谷川岳に登る道が2本あり、どちらもマチガ沢までの道沿いに登山口がありました。西黒尾根は人気があるようで、往き帰りとも何人か登ってゆくのが見えましたが、巌剛新道の方は、登山口付近から草がぼうぼうの欝蒼とした道で、近寄り難い雰囲気ですね。

ロープウェイ天神平には7時半頃到着。既に大勢の人が歩き出してます。下にいた時よりも青空が広がってきていい感じ。熊穴沢避難小屋までは、ほぼ水平移動といった感じで快適でした。

しかし、避難小屋を過ぎ、岩場が現れ始めてから徐々に天気が崩れてきました。
あれ、曇ってきたかな?と気づいてしばらくして、ごく細かい雨がポツポツと。そしてどんどん雨が強まってきました。連休ということで登山客も多く、レインウェアを着込んだりザックにカバーを付けたりにも場所を選ぶ必要があり、岩場上ではなかなか大変でした。

ただ登山道自体は、岩場率は高めですが、ただひたすら登ってゆく感じで、それほど気を使う場所はなく。さすが、初心者にも安心の岩山(?)ですね。
でも下りは逆に大変だろうなぁとちょっと不安になりますが、とにかく山頂を目指します。

肩の小屋の周りで一息ついてから、頂上から何も見えないのは覚悟の上でまずはトマの耳へ。到着すると、予想以上の白い世界。狭い山頂は人で溢れ返り、順番待ちの後に山頂の標識をやっと撮影です。双耳峰のもう一方のオキの耳へは、一旦大きく下るため、滑るのが怖くて時間がかかってしまいました。
オキの耳からも何も見えず。群馬と新潟の境にある谷川岳は、太平洋側と日本海側両方から影響を受けるため気候が変わりやすいことで有名とのことですが、実感しました。頂上から故郷の越後の山々を見るのを楽しみにしてたんですが仕方ないですね。

さて下山開始です。こんな悪天候の中も、続々と登ってくる登山客。私は始発直後のロープウェイに乗ったので早い時間の登頂となりました。対して大多数の人はこれから登ってくるので、すれ違いが多くなる訳です。団体さんが通過するのを待って、なかなか人が途切れずやきもきしたところに、「こっちからもいけますよ」と教えて貰い、「あら…」ってなったり、いつも通りですが下りでへっぴり腰になり尻餅をついたり(数回)で、下山にはかなり時間がかかりました。

靴の中敷は、やはり無いと不安定で歩きにくかったです。舗装路や、不整地でも登りではあまり影響はなかったんですが、下りでは…。着地した瞬間に足が靴の中で、前後だけでなく左右にも振られる感じ。下手をしたら怪我の原因にも充分なり得るなと思いました。

嬉しい事も。これまでの天候の変化から予想はしていましたが、やはり下山時は徐々に晴れてきました。登りの時は立ち寄れなかった「天狗の留まり場」という大岩に登ると、絶景が!
赤城・榛名・妙義の上州三山、この辺は帰省の際に新幹線の車窓から見える懐かしき山々…いずれも未登ですが。平ヶ岳に至仏山、武尊山も(これらは地図等で確認してわかりました)。谷川岳から連なる山脈も堂々としていますね。来た甲斐がありました。

さらに下って、今日登ってきた稜線が見渡せる場所でまた休憩。相変わらず山頂付近は雲がかかっています。そして当初は登りに使う予定だった西黒尾根が「尾根!」といった感じでくっきりと浮かび上がってます。見るからに痩せ尾根…靴の中敷を忘れて諦めたわけですが、準備万端でも登って来られたかな?大苦戦は間違いないな…計画変更して却って良かったのかもしれないですね。

そんなこんなで、ブカブカの靴の中で足が痛くなってきた頃、無事ロープウェイ天神平に下山となりました。

この連休中は白馬岳行きを計画していたのですが、いつものNさんの都合がつかず。一人で過酷な山行はちょっとね…と、計画を変更しての谷川岳行きでした。2カ月のブランクの後ということでいいウォーミングアップとなりました。
そのNさんからは、この記録を書いている前日に、他の友達と木曽駒ヶ岳&宝剣岳に登ったとの知らせが。何と、面白そうな所に行ってるじゃないですか。
時には一緒に、時には切磋琢磨しつつ、また2人で頑張りましょう〜。

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