飯豊山(天狗平→梶川尾根→大日岳→三国岳→川入)

- GPS
- 24:43
- 距離
- 40.1km
- 登り
- 3,269m
- 下り
- 3,173m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 8:22
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 10:49
| 天候 | 9/20 雨のち曇り、9/21 晴れのち曇り、9/22 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
大宮10:14→11:55米沢12:16→13:46小国 →(送迎車)→飯豊山荘 9/22 川入→(タクシー)→山都駅13:34→14:00会津若松14:08→15:13郡山15:24→16:18大宮 |
| その他周辺情報 | 川入の村杉荘(*1)で日帰り入浴の予定が、この日は営業しておらず、タクシーでいいで荘(*2)へ移動し入浴(300円)。 山都駅付近には弁当等買える店が無いとのことで、いいで荘→山都駅のタクシーでの移動途中に「山都ショッピングセンター」に立ち寄ってもらいお昼ご飯代わりの総菜等を購入。 (タクシー) 川入→いいで荘:約30分、7170円 いいで荘→山都駅:約15分 2310円 (*1)村杉荘 https://www.yamakei-online.com/lodge/detail.php?id=238 (*2)いいで荘 http://www.iidesou.com/index.html (宿泊) 梅花皮小屋 1500円/人 水場は小屋から約2分 切合小屋 2500円/人 水場は小屋前 ※食事の提供可 |
| ファイル |
(更新時刻:2015/09/23 09:31)
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
行動食
調理用食材
コンロ
ツェルト
ストック
シェラフ
|
|---|---|
| 備考 | 水場はコース上に7カ所ほどあり、逐次補給(登山路から往復10分ほどかかるところもあり) |
感想
シルバーウィークの五連休の4日間を使い、以前から行きたいと考えていた飯豊山縦走へ。
登山前日、大宮駅→米沢駅→小国駅→飯豊山荘と移動し前泊。
登山初日は、「石転び沢」ルートにも興味があったものの、「9月下旬の連休に石転ビ沢を登りたいという問い合わせが数多くあります。この時期の石転ビ沢は一般登山コースではありません。白紙の状態でルート選択を行い、微妙な雪渓の間を登るバリエーションルートです。」(*1)との情報もあり、「梶川尾根」ルートを選択。あいにくの小雨の中、取り付きから予想以上の急登で、二泊三日の食料・寝具で重い荷物のため大汗をかき息を切らしながら登りました。斜度が急なだけで無く、ハシゴが欲しいような足場の段差の大きい箇所が多数あり、急登と言われる合戦尾根(燕岳)や笠新道(笠ヶ岳)よりもずっときつく感じました。5時間弱かけて標高差約1300m登り梶川峰に到着。この辺りから雨も上がり、斜度も緩やかになり、かなり楽になりました。登山開始から約8時間半かけて梅花皮小屋に到着。在庫限りという缶ビール(350ml/1000円)は残念ながら目の前で完売。持参のウイスキーを小屋近くの水場の冷たい水で割った水割りで乾杯しました。小屋は定員以上の混雑ながら何とか体を伸ばして寝られるスペースを確保。夕焼けと夜中の満天の星も堪能しました。
登山二日目はきれいなモルゲンロートに染まる山を見て出発。朝食休憩した烏帽子岳からは、朝日連峰、月山、そしてかすかに鳥海山が望め、また胎内市・新発田市方向の日本海岸も望まれました。緑の山肌に赤や黄色の紅葉が混じる素晴らしい眺めを楽しみながら御西小屋へ。ここで水を補給し、荷物をデポして最高峰・大日岳をサブザックで往復。山頂で昼食休憩ののち、御西小屋に戻り再度水を補給して、飯豊本山へ。当初はその少し先の本山小屋で宿泊の予定だったものの、小屋は既に超満員。管理人の方によると「泊まれるけど、寝られるかどうかは別」とのお話に、より空いていることを期待して、1時間半先の切合小屋へ。こちらも同様に混んではいたものの、幸い体を伸ばして寝られるスペースは確保出来、また何より小屋の前に美味しい水場がありトイレも水洗できれいで助かりました。この日もまた美しい夕焼けと夜中の満天の星を堪能。
登山三日目は、小屋前で美しい御来光を見、朝食も済ませてから、累積で登り約350m、下りは約1600mにもなる行程に出発。三国小屋の先の剣ヶ峰は大きな荷物を背負っていることもあり緊張しながら通過。岩が乾いていて助かったものの、濡れていると結構危ない箇所と思われました。その先の峰秀水は、三国小屋管理人さん絶賛の通り冷たくてとても美味しい水で、たっぷり飲みました。そこから約2時間半で、ようやく今回の終点・川入に到着。村杉荘での日帰り入浴で汗を流している間にタクシーを呼び・・・、と目論んでいたものの、この日は村杉荘は営業しておらず、携帯電話も通じないため、民家の方のご厚意で電話を借りてタクシーを呼び、運転手の紹介で「いいで荘」に移動しようやく三日間の汗を流しました。
45分後に再度来てもらったタクシーで山都駅に移動。磐越西線のSL運行(*2)のためもあってか、山都→会津若松の列車はぎりぎり座席に座れた状態で、会津若松→郡山は座れず仕舞い。郡山→大宮の新幹線は自由席でぎりぎり座ることが出来、ここでようやくビールで乾杯して、二泊三日の縦走を祝いました。
累積標高差 ±約3900m、移動距離約40kmの行程は、歩き応え十分でした。
(*1)飯豊山・天狗平ロッジからの現地情報
http://www.yamakei-online.com/mt_info/info_detail.php?info_id=1079
(*2)磐越西線のSL運行
http://www.slc57.jp/course.html















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