雨飾山 雨飾温泉往復
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- GPS
- 04:53
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,102m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:53
天候 | 晴れのち曇り 午後で蒸し暑い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
雨飾温泉に11時到着。第1駐車場は満車で第2駐車場を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登り始めから勾配あり。急登区間も多く、しんどい。石ゴロ道の下りは気を使った。道は明瞭で要所に案内板あり。ハシゴ、ロープが何か所かあるが、危ない感じではない。 |
その他周辺情報 | 【雨飾温泉】雨飾山荘泊。21時消灯で山小屋のようであるが、「個室」だったし24時間温泉浸かれるし、山小屋というより、ひなびた温泉宿って感じで良かった。露天風呂、蚊がうっとおしかった。 【糸魚川観光】ブラタモリでやってた糸魚川静岡構造線の断層面と構造線上に建つ渡辺酒造を見学。渡辺酒造では、構造線の東西にある井戸水の飲み比べができる。西の水は軟水で、とろっとしており、東の硬水のすっきりとした口当たりとの違いが明確にわかって非常におもしろかった。今後そんな観点で聞き水しようと思う。糸魚川市街と雨飾温泉間のルート上にあるので、是非お立ち寄りを。 フォッサマグナミュージアムとすぐ近くにある縄文時代の長者原遺跡もよかった。 行きたいところ他にもあったが、時間がなく次回へのお楽しみ。 |
写真
感想
雨飾山荘に泊まって、翌朝に登る予定であったが、その日は昼前から雨の予報。急遽、自宅出発を早めて初日に登ることにした。北陸新幹線とレンタカーを使って11時、雨飾山荘到着。山地図のコースタイムの7割で往復できれば日暮れ30分前の1730に戻ってこられる。日暮れまでに帰ってこられるか確信が持てないので、中の池に2時間30分で到着できなければ引き返す計画。準備して不要な荷物を預けて、山荘の方に中の池で行程を判断すること、1730までに戻ることの2点を伝え、「今から行くの!?」といぶかしがられながら1130出発。うかつにもポール持ってくるのを忘れ、宿でお借りしていく。私自身、マイナス思考で臆病なので、無理をするつもりは全くない。不安を感じれば引き返し次回登ればよいだけのこと。雲もだいぶ湧いてきて天気も心配。常に天気とペースを意識して歩く。10分ごとに徐々に標高を上げていくGPSアナウンスを励みに、概ね10分で80m標高を上げるペースで進む。70mペースで十分間に合うはずだったが、気がせいているようでペースを制御できなかった。中の池には予定よりかなり早く到着できて山頂を目指すことにした。山頂は雲で視界が遮られ眺望は叶わなかったが、必死に登った分、達成感は強かった。でも女神さんの横顔を拝見できず残念であった。時間が気になり長居もできず山頂をあとにする。急な下りが続き、下りベタなので気持ち的にしんどかった。ゴールして宿に戻ってきたときの安堵感はいつも以上だった。
日中は蒸し暑い中歩くことになり、やはり朝イチから登るべきだと感じた。
帰途、新幹線を降りた敦賀駅で、そこそこの現金が入った財布がないことに気づく。幸い、レンタカーの中で見つかり、後日送ってもらうことになった。財布が見つかったから言えるのかもしれないけれど、山歩きしていると、いろんなことがあっておもしろい。人生初の財布紛失であった。去年、尾瀬で免許証やらクレジットカードやらを入れた個人情報満載のスマホを紛失した時は、めっちゃ焦った(幸い拾ってくださった登山者の方とお会いして事なきを得ず)が、現金のみの今回は「仕方ないか。」と平然と現実を受け止める自分が意外であった。この歳になって新たな自分を発見した思い。
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