今年最初で最後？の北アルプス 西穂〜奥穂は天狗コルで撤退＋靴紐が切れた

2024年09月14日(土) ~ 2024年09月15日(日)

• GPS: 11:30
• 距離: 24.1km
• 登り: 1,931m
• 下り: 1,929m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:54
• 合計: 7:47

10:05 大正池
10:32 10:35 田代橋
10:36 西穂高岳登山口
11:50 11:51 宝水
12:48 12:53 西穂高岳・焼岳分岐
13:31 13:35 西穂山荘
13:46 西穂丸山
14:26 14:34 西穂独標
14:46 14:51 ピラミッドピーク
14:59 15:15 チャンピオンピーク４峰
15:34 15:50 西穂高岳
15:51 15:53 P１
16:08 16:24 赤岩岳
16:42 16:58 間ノ岳
17:06 17:16 逆層スラブ
17:25 17:37 天狗岩
17:52 天狗のコル

2日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:55

6:53 天狗のコル
8:23 8:46 岳沢小屋
9:43 見晴台
9:49 9:51 岳沢風穴
10:10 岳沢湿原・岳沢登山口
10:42 嘉門次小屋
10:47 10:53 明神館
10:59 明神橋
11:03 11:06 嘉門次小屋
11:33 11:34 岳沢湿原・岳沢登山口
11:42 日本山岳会上高地山岳研究所
11:47 河童橋
11:48 ゴール地点

天候

1日目　晴れのち曇り　2日目　雨と曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡2日間　1400円　バス往復2800円

コース状況／危険箇所等

天狗のコルからの下りは地獄

写真

9/14 10:03

テン泊の岩稜ですが，日曜は雨が降るとのことで，自分の持ってる靴の中で一番グリップが利く滑りにくい最近買ったトレラン靴をチョイスしましたが，これが失敗する羽目に(*´д｀)
先週の甲斐駒では下山時すぐに靴ズレで痛かったが，ゆっくりペースなら痛くならないだろうという根拠の無い魂胆である。

9/14 10:03

トイレと準備体操をしてスタートです。
観光客いっぱい

9/14 10:05

いまんとこ快晴でテンションもあがる
（稜線はガスガスだったw）

9/14 10:05

9/14 10:05

9/14 10:49

暑い！
ペースがあがらない！
喉がかわく！

9/14 11:50

ペットボトルを1つ満水にしますた

9/14 12:22

意外と登りがきつい，なんども足を止めます＜貧脚

9/14 13:00

登山口から90分足らずで山荘に着きました

9/14 13:31

ここまでは良い天気

9/14 13:31

テン場はカオスw

9/14 13:31

けど良い景色

9/14 13:41

ガスったりガスがとれたり

9/14 13:47

めちゃくちゃすれ違いがあった

9/14 14:42

ぱっと見，晴れてるようにも見えるが

9/14 14:47

振り返る

9/14 14:54

9/14 14:54

縦走路，まぁまぁの天気

9/14 15:39

一名とすれ違い，山頂独占
ただし展望はない

9/14 15:40

これから向かうところ

9/14 15:44

見た目だけはトレランおっさんのように見えますが，70-90Lザックを担いでいます
この時点では右の靴の紐固定部分は破断していない！

9/14 16:09

西穂から下ってから，右足靴がなんか緩いなぁと締め直してみたら，スッカスカ
みてみたら紐を留める部分が破断していた💀
西穂〜奥穂で靴のトラブルとかありえん，殺す気か！
新品で買って，まだ3回目の登山ですよと

9/14 16:09

とはいっても靴が脱げるほど緩いわけじゃないので，登山は続けます

9/14 16:51

何度も雨が降ったり止んだり
予報では初日は降らないはずなのだが・・・。
ガスで展望はないが，前方から数名の声が聞こえている

9/14 17:11

逆層スラブは湿っていたので，鎖を掴んで進んだ。

9/14 17:24

天狗岩
見慣れたピークだ！

9/14 17:33

時間も遅いので天狗岩の風を避けるところでビバークしようとしたら，まさかの場所被り。
ザックは俺のです👶
写真とは違うところに荷物を置いて，外人のトム（仮）がドローンを組み立てていた。
ビバークするようにも見えなく，自分が使いたい場所とは違った所にいたので，かたことの外国語とジェスチャーで，あそこにテントをビルディングしますよと話したが，いざグランドシートを引いたら，「だめだめ，だめですよー！ここは僕がつかうんだからあなたは別の所にしてくださーい」みたいな感じで話しかけられた(´д｀)
いやぁこっち使うなら先に場所を取っておいてからドローン組み立ててくださいよー（泣）
もう一箇所スペースはあるが，整地してみるもののきついなぁ。
しかたなく撤収することとなった。
なにかあったら，日本人の俺（ゴブリン）が外人のトム（オーガ）に勝つ可能性は皆無なのだから・・・。

9/14 17:53

天気も悪く，雨も降っていて，心折れそうだったが，足取りは重くはなかった。
天狗岩から下り，天狗のコルへ
何度も通った天狗のコル，まさかココでビバークするとは・・・

9/14 18:14

雨はいつ降るかわからないので，さっさと設営した
西風が防げるので助かった

9/14 18:14

稜線はだめぽい

9/15 6:40

エアマットがぶっ壊れてて空気が入らなくて，背中が痛い。
また結構な雨が降ったおかげで，テント内がかなり浸水してしまった(´д｀)

9/15 6:40

稜線もガスやら雨やら風もあったり

9/15 6:42

靴は紐が固定できず
ザックは荷物がめちゃくちゃ水を吸って重く
岩は濡れており，雨も降ってて景色も無く
滑落の危険を考え，稜線を歩く選択肢はチキンな俺にはなかった。
5時20分ころ，人間が通る声がしたから，おそらくトムはジャンのほうへと向かったのであろう

ということで，コルから地獄の下山となった。

9/15 7:18

コルから200mほどはガレガレで神経を擦りきり過ぎて頭頂部がhageてしまった。
あんなにフサフサだったのに

9/15 7:32

ガレの途中でまさかの2名のすれ違いがあった。
岳沢でテント泊，下見で登ってきたらしい。
コル登ったら降りたくないよね絶対

9/15 8:04

下界はまあまあ，でも雨は降っている

9/15 8:26

ほっと一息，休憩をいれます

9/15 9:43

登ってくる人は，雨具などせず，ほとんど半袖だった
脱ぐ野めんどいので，俺は上下カッパ

9/15 9:48

9/15 10:09

登山口につく
時間と体力があまってるので，上高地散策とする

9/15 10:43

人大杉で疲れる

9/15 10:54

ここで通行止めを初めて知る(´д｀)
往路は大雨w

9/15 11:36

いつものとこから

9/15 11:44

かっぱばしから

9/15 11:49

午前中なのに沢渡バス待ちの列がすごかった
2時間くらい待ったかとおもったが80分くらいだった
中盤から本降りで体が冷えてしまったよ

9/15 13:30

駐車場に戻れて安堵
温泉に入り帰路につく

撮影機器：

A003SH SHARP

装備

個人装備

水は1.5+1.5（2日目）＋1.5（食事）　1.2くらい余った

感想

sakahide

今年はまだ北アルプスに登っていない・・・
日曜日が悪天候だが，先週の土日の北アは予報より良かったぽいので，次の三連休の予報は死んでるし逝くしかないだろう・・・
ということで3年連続で西穂・奥穂エリアあたりに行ってきました。
日曜は雨が降るとのことで，自分の持ってる靴の中で一番グリップが利く滑りにくい最近買ったトレラン靴をチョイスしましたが，これが失敗する羽目に(*´д｀)

沢渡への道は，クネクネ道でハザード停車がいたり，片側工事が2箇所ありと渋滞だらけでした＾＾；
連休なのに駐車場は空き気味。バスの列も長くなくすぐに乗ることができました。
大正池からのスタートでしたが，観光客渋滞でのんびり。

初日は暑かったので水を沢山のんでしまった。
途中の水場でペットボトルを満水にして，急登がきつかったので，休み休みしつつ西穂山荘へ着。
テン場は空きなしw　小屋前も賑やかだが良い雰囲気だった。
のんびり休憩を入れてから出発したが，快晴はここまで，天気は下り坂となった💀

西穂山頂では入れ替わりで貸し切り。ガスガスの展望。
すれ違いで教えてもらったのは先行者でテン泊の外人一名。
どこでテント張るのか気になるが被らなければいいなぁ。
雨も降りそうなので早く宿泊地に着きたい。

西穂から15分ほど下ってる間，右の靴がなんか緩んでるなぁと思い，紐をきつくしようとしたところ，スカッスカ。見てみると紐を留めるパーツが切断されていた(´д｀)エエエエエ
新品買ってまだ，これで3回目の登山なんすよ？wwwwww
西穂〜奥穂でこれは無いっすわ〜。殺す気ですか？
まぁ紐が緩くなったところでズレたりはするが，脱げるまでとはいかないので続行としよう・・・。

16時を過ぎると雨がポツポツ。予報では初日は降らないはずなのだが・・・。
ビバーク地は間ノ岳だと思っていたが全然違っていた。。
逆層スラブは湿っていたので，鎖を掴んで進んだ。雨は降ったり止んだり。
見慣れた天狗岩のピークからビバーク地は空いてるか気になったが，そこには外国人のトム（仮）が佇んでいた・・・
トムとのやりとりは写真のほうに書くとして，傾いているゴロゴロ路面なのと他人が近くにいると落ち着かないので，先に進むこととした。

天狗のコルは空いていた。まさかココでビバークするとは・・・
雨もパラパラ降ってるので，すぐに設営となった。
比較的整地はされてはいるが，下は岩でボコボコとなっているところが多い。
エアマットの口部分の布が剥がれて，空気が入らず抜けきった状態での使用となるアクシデント(´д｀)エエエエエ
仕方なくマットの下に，カッパやら衣類を引く（それでも痛いw）
そして夜中は時頼の大雨で，どこからともなくテント内部は浸水💀
カッパやら衣類，手袋，その他・沢山濡れてしまった。
テントも寿命なんだろうなぁ。メスナーのテントの代わりってあるのかね？
岩ゴロで背中は痛かったがなんだかんだで寝られたとは思う。

翌朝も雨は降ったり止んだりだが，5時20分頃から行動開始。
大量に水が溜まったテント内部に悪戦苦闘しつつも撤収し，6時半過ぎに出発。
濡れまくったテント衣類とかで，行きよりザックが重かったかもしれない。。
天候と登山道のコンディション，靴の破損を考え，ジャンダルム方面は進まず天狗のコルから撤収・エスケープすることとなった。
コルから200mほどはガレガレで神経を擦りきり過ぎて頭頂部がhageてしまった。
中盤からは道迷いポイントが数カ所。
下山路自体は2kmほどなので90分ほどで岳沢小屋に着き一安心。
長めの休憩を入れて下山。
どうにも雨が降ってこないし，登ってくる人は半袖だったので途中で短パンタンクトップおぢさんになるが，脱いだら速攻で雨が降ってきたw

登山道入り口につくが，このままバスに乗り込むのは勿体ない！と，明神橋まで散歩するが，とにかく観光客がめちゃくちゃ多かった・・・。
明神館・明神橋につくと大雨。梓川方面の道は崩落で通行止めとここで初めて知る。
だから，あっち側が混んでたのか＾＾；
帰りは車道の砂利道を歩いた。

午前中だし，雨だからバスも空いているだろうと思いきや，かっぱ橋を過ぎた分岐あたりからすでに沢渡バスの大渋滞(´д｀)エエエエエエエエエエエ
2時間くらい待ったか？　途中で本降り大雨となり現地はカオスな状況になっていた（笑）
駐車場に戻って，湖畔の湯で汗を流した。

2日目は雨が降るとわかってのテン泊なので，まぁいいんだけど靴紐切れたり，日本語話せない外人と英語話せない日本人がビバークエリア被ったり，テント水没したり，エアマット空気ぬけてたり，まさかのバス大渋滞だったりと，なかなか濃い山行だった。
正解は土曜日日帰り，日曜日午前中登山だったかもしれない👶
（月曜は午前中は快晴だったぽい）