富士山 吉田ルート 本8合目で敗退

2010年07月29日(木) ~ 2010年07月30日(金)

• GPS: 22:21
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,311m
• 下り: 1,359m

コースタイム

7/29
12:00 富士スバルライン5合目出発
12:40 6合目　安全指導センター
13:34 7合目　花小屋
15:15 8合目　太子館
16:30 本8合目トモエ館到着

7/30
06:21 下山開始
07:34 緊急避難小屋
09:03 6合目　安全指導センター
09:40 富士スバルライン5合目到着

天候

7/29 大雨・強風
7/30 小雨のち曇り　下山後曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

新宿からバスで3時間

コース状況／危険箇所等

7/29
登山開始時からトモエ館到着までずっと土砂降りの雨。雷は一度も鳴らなかった
登りの写真は一枚も撮れませんでした
防水デジカメさえ有ればなぁ
風も強く、登山を初めて以来始めてストックを使って耐風姿勢をとってみました

手袋を軍手しか持っておらず、トモエ館到着時には手がかじかんで辛かったです
雨対策で装備が足りなかったのは手袋でした
手が冷えるとやる気半減って感じでした

7/30
朝3時ぐらいに起きて、頂上を目指そうか考えるためにトイレに行きましたが
やっぱり強風で、遠雷の音も少し聞こえてしまい、登れても展望も期待できないので登頂断念
朝5時ぐらいまで寝て、おとなしく下山しました
下山開始すると急に天候が回復しはじめるが、昨日頑張ったのでよしとします

下山後は先日ツキノワグマが出たふじやま温泉へ
登山靴も一緒に洗いたい気分

今度は晴れてる時に登りたいなぁ
バス乗車中も含めて富士山山頂を一度も見れなかったが、貴重な体験ができた登山となりました


写真はこれが撮影したほぼ全ての写真です
下山時しかないのでいまひとつです
天気が良くなってきたと喜んで撮影したものの、今見るとさほどいい天気じゃなかったようです

写真

7/29 11:52

富士山五合目。
あまりの悪天候のため山行中止にする登山者多数。

7/30 5:00

何とかたどり着いた本八合目トモエ館にて。
ザックがずぶ濡れ。

7/30 6:41

2日目、山頂をあきらめ下山。

7/30 6:41

相変わらずの悪天候。

7/30 6:41

滑りまくった赤土の砂利道。

7/30 6:42

雲で何も見えない。

7/30 6:45

8合目〜7合目付近。

7/30 6:45

雲の中、ひたすら下る。

7/30 6:46

7/30 6:50

転ぶ人、多数。

7/30 6:50

7/30 6:50

徐々に雲が切れて緑が見えてきた。

7/30 6:50

7/30 6:50

7/30 6:53

7/30 6:54

7/30 6:54

7/30 7:01

7/30 7:01

7/30 7:07

とってもきれいなブルー。
どうして今頃になって晴れるのだ!

7/30 7:07

7/30 7:15

雲はあるものの、すっかり良い天気。
昨日の暴風雨は何処へやら…。

7/30 7:15

7/30 7:15

7/30 7:15

稜線くっきり。

7/30 7:31

避難所。

7/30 7:31

7/30 7:31

7/30 7:48

7/30 7:48

7/30 8:28

7/30 8:28

7/30 8:41

7/30 8:41

お馬さん。利用している登山者を見かけました。

7/30 8:42

7/30 11:02

下山後、5合目土産物屋をうろうろ。
シャモニーにも、こういう像あったっけ。

7/30 11:03

こちらも、そんな感じの像。

7/30 11:30

こけももソフトクリーム。美味。

7/30 11:40

うーん、来る日を間違えましたね。昨日と打って変わって晴れ間が。あぁ、ついてない。

撮影機器：

u5010,S5010 OLYMPUS IMAGING CORP.

FinePix F402 FUJIFILM

感想

tomomi1008

連日、猛暑日が続いていたので
まさかこのような悪天候になるとは全く予想できませんでした。

すでに、5合目で登山中止し引き返す登山者多数。
上り始めてすれちがう下山者たちの疲弊した表情を見ると
このまま上って大丈夫なのだろうか・・・と心配しつつの山行でした。

富士山はよく整備されていて歩きやすい山だと思います。
しかし、そうは言っても3000m超の山。
暴風雨はハンパないと感じました。
1m先を歩くisisatoさんの声が風雨で妨げられ何ひとつ聞き取れず、
強風で吹き飛ばされそうになり立ち往生。

最初こそ役に立ったザックカバー、ゴアテックスも
時間が経つにつれ浸水し、どうにか本8合目の山小屋に辿り着く頃には
全てずぶ濡れに。
手がかじかんで、服のボタンを外すのでさえガタガタ震え、
空気も希薄で心臓もバクバク。

翌日になっても風雨はおさまらず
山小屋の人の話では、死人も出たという話しだったため、
さすがに山頂を目指す気になれず泣く泣く断念。

下山するにつれ晴れ間が見え「やっぱり上れば良かったなぁ」と
少し未練も感じましたが、それはやはり結果論。
あの時点では、断念するのが賢明な判断だったのだと思いなおすことにしました。

有給をとって前々から楽しみにしていた富士登山。
無理してでも上りたい気持ちはあったのですが、
断念する勇気も大切だなぁ…と考えさせられた山行でした。

また、再挑戦したいものです。
それにしても、つくづく山の天候は読めないものですね。