祖母山


- GPS
- 06:25
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,418m
- 下り
- 1,416m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・テント2人で1500円。建物の施設(トイレ/お風呂・洗面所)も利用できます ・21時までやっているカフェがあり、アルコールと軽食が用意されています |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 尾平登山口にあり。トイレもあります。 【コース状況】 ●コース全般 ・黒金尾根ルート、宮原ルートともに100mおきに標高の標識があります。 ・ピンクテープも頻繁に付いています。 ・宮原ルートは黒金尾根と比べると比較的歩き易いルートになっています。 ●尾平登山口〜天狗ノ分れ(黒金尾根ルート) 登山口から尾平鉱山跡を進み川上渓谷の右岸の遊歩道に入ります。 1つ目の吊橋(宮原ルートへ続く)を通過し2つ目の吊橋を渡り左岸に渡り、 3つ目の吊橋で再び右岸に渡った後、支尾根から黒金尾根に取り付き、 高低差120〜130mを急登すると本尾根に合流。標高800m地点に展望所があります。 ここからあまり変化のない樹林帯の登りが続きます。 標高1200mあたりから足元は明瞭ですが、背丈ほどのスズタケの藪が目立ち始め、 時折濃い箇所も現れます。 標高1450mで天狗の水場と天狗の岩屋があります。 標高1500mを過ぎた辺りから登山道は苔むした岩場へと変わり始め、 ようやく空も見えてくると天狗ノ分れ(標高1580m)まではもうすぐです。 ●天狗の別れ〜祖母山 天狗ノ分れで稜線に乗るといったん高低差50mほど下った後、 緩やかにアップダウンを繰り返します。南側に頻繁に展望台があります。 標高1600mの標識を過ぎると最初のハシゴが現れ、その後2段ハシゴを通過します。 この付近に設置されているハシゴはホームセンターに置いている感じのものでした。 山頂直下で岩場をトラバースして岩壁を攀じ登ると山頂に到着です。 ●祖母山〜尾平登山口(宮原ルート) 祖母山山頂から高低差100mほど下ると九合目小屋との分岐が現れ、 さらに少し下るとテン場があります。 テン場を過ぎると馬の背〜前の背と痩せた岩尾根を下り、 その後樹林帯の中を1400mまで標高を下げると宮原へ至ります。 宮原で障子岩尾根方面とルートを分け川上渓谷方面に高低差500mほど下ると 林道を経由するルートとの分岐が現れます。 ここから尾根筋をさらに高低差300mほど下ると徐々に川上渓谷の音が大きくなります。 川上渓谷を渡渉した後、1つ目の吊橋を渡ると来た道に合流します。 |
写真
感想
●前日の九重山(久住山〜中岳〜白口岳)の記録はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-725082.html
九重山から下山後、祖母山の登山口である尾平に向かいます。
この日はテント泊を予定していたため、夜ゴハンを何にしようか思案しながら
クルマを走らせているとお肉屋さんを発見。これでビールのつまみは決定。
残りの食材は竹田市街のスーパーで買い出し。
祖母山麓尾平青少年旅行村「ほしこが」でテントを張りました。
黒金尾根は連休中にも関わらず、稜線に出るまで誰ひとりとも会わず、
静かな山歩きを味わうことができました。「景観がよい」との案内は「?」でしたが(笑)
樹林帯の中を黙々と標高を上げていくのがキライじゃない人にはオススメです。
祖母山は今回の九州遠征で登った山の中で唯一の非火山。
火山のような派手さはなく地味な印象ですが山が深く滋味溢れる山でした(笑)
この日は下山後に温泉に入って高千穂峡を観光しようと思ってたけど、
高千穂に近づくに連れて人とクルマが溢れ返っていて道の駅も満車で長蛇の列。
観光は諦めてお昼ゴハンも食べず霧島山に向かうことに。
しかし、熊本から高速に乗るまで渋滞があり、
えびの高原のテント受付時間までに到着できそうにありません。
お腹も空いたし…。テント泊から車中泊に切り替えることにして、
ゴハンを食べたりしながらゆっくりと向かうことに。
霧島山へと続く…。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-725109.html
前日、九重山から下山後は尾平の青少年の家「ほしこが」へ。
こちら大学生たちが運営しており、とても清潔で整備も抜群。
思いかけずお風呂にも入れて、気持ちよく過ごせました。
ちなみにここ「青少年」という名が付いているわりに、
夜は大学生バーテンさんによるbarが開店し、
ビールはもちろんカクテルなどお酒も飲めます。
カレーなどちょっとした軽食もあるそうです。
祖母山前泊の際はおすすめです。
さて祖母山。
登りの黒金尾根、「健脚者向け・でも眺望が良い」とのことで、
使いましたが、眺望どこー?って感じでした。笑
最初は沢を渡ったりと変化がありますが、
その後はずっと狭い樹林帯を進んでいくだけで、
ときどき「眺望ここのこと?」という微妙なところが何箇所か。
あまり歩かれていないのか、笹ももっさもっさでした。
とはいえ、それだけにこの日は誰も歩いていなくて、と〜っても静か。
山頂に近づいてくると、険しい岩場や壊れそうなはしごなど、
ちょっとしたアスレチックで、スリルも感じられます。
代わり映えのない尾根歩きから一転、気分転換できました。
このあたりからは、祖母山のごつごつした山容が見られます。
樹林から抜け出すと暑かったですが、この姿に励まされながら登りました。
山頂は先客が数組ほど。そのあとも続々と登ってきて賑わってきました。
黒金尾根ではほとんど人の気配がなかったので、
どうやらみなさん違うコースで登られているようです。
天気もよく、山頂でのんびりしようと思ったけど、ここすっごい虫!
ハエかな?ぶんぶんまとわりついてきました。
山頂では、私たちと同様、関東から九州遠征に来たという方がいました。
私たちとは反対周りで、すでに前日に韓国岳・開聞岳に登ってきたそうで、
下山後の温泉や食事情報を教えてもらいました。
(温泉行ってきました。教えてくださった方、情報ありがとうございました!)
下山は一般向けと書かれた宮原コースでくだりました。
こっちの方が眺望がひらけていて気持ち良いー。
道もゆるやかで、歩きやすかったです。
ときどきすれ違う方の中にはテン泊装備の人が何組かいました。
静かな山なので、のんびりテン泊もよさそう〜。
祖母山はもっと気軽に簡単にさくっと登る山なのかなと思っていましたが、
しっかり歩けて変化にも富み、何よりも山自体がカッコよくて大満喫でした。
翌日に つ づ く。
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