雨の利尻山、翌日はピーカン
- GPS
- 09:34
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,551m
- 下り
- 1,535m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 9:21
天候 | 入山時は晴れ、6合目から雨、下山後日が差してきて、翌日はピーカン |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
崩落しそうな危険箇所がありますが、ちゃんと標識がたっていますので、それに従えば問題ないと思います。 |
その他周辺情報 | 北麓野営場にはシャワーがあります。下の温泉までは歩いて小一時間かかるので、これを利用しました。時間無制限で100円はいいですね。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
オロロンラインからいつも見てばかりいた利尻山です。突然海から突き出たような山容は雄大でいつかは登りたいと思っていました。シルバーウイークを利用して初めて登ることにしました。
キャンプ場はもっと混雑しているのかと思いましたが、雨ということもあってか十数張りくらいでした。聞くところによると島内の民宿とホテルは満タン状態で潤っているようです。夜は一時星空が見えたので期待してシュラフに潜りました。
翌朝は4時半出発です。民宿とホテルの送迎が5時にあるらしく、それとかち合い混雑の中で歩きたくなかったのと、それ以上早いとヘッドライトで歩く時間が長くなってしまうので、4時半は折衷案です。
5合目くらいまでは整備された緩斜面をスイスイ登れます。危険なところもなく、しいて言えば、全く展望がきかないので花も紅葉もないこの時期は少々つらいです。6合目からようやく外界が見え始め、この時は晴れていたので期待して進みました。ただ、長官山に付く頃には完全に雨になり、ガスも出てきて山頂の眺めも拝めなくなっていました。
コルにある避難小屋まで少し下ったあとは頂上まで急登が続きます。ただ、ガイドでみたようなザクザク路面はなく、階段がきっちり整備されています。階段はつらいですが、高度を稼ぐには一番いいですね。印象としては「金のかかった登山道だな」と。本州ではこういうのは当たり前なのかもしれませんが、北海道の山でこんなに投資されているのは初めて見ました。崩壊しそうな山なのでこの烏來しないと年間2万人と言われる登山客をさばけないのでしょうね。
9合目からはさらに登りがきつくなり、喘ぎながら進むと右側に断崖があり「道に亀裂がはしっています」の標識。崩れないでくれと、こわごわ乗り越えると間もなく山頂に着きました。山頂にはすでに10人くらいいましたが、風も強くなってきたので皆早々に下山します。私も寒さに耐え切れず、残念ながらすぐに下山。
帰りは雨もやみ、太陽も少し顔を出してきたので、日の当たるところで休憩しながらゆっくりと降りて行きました。道は相当ぬかるんでいますが、登山道は粘土質ではないのでスリップにさほど気を使わないで済みます。もっとも、昨日登った人は「沢になっていた」と嘆かれていました。
翌朝は雲一つないピーカンでした。悔しいけれど、登り直す体力はありません。天気のことはどうしようもないですね。港とフェリーと民宿「あしたの城」で利尻の写真をたくさん撮ることにしました。無事降りてこられたのですから、まずはめでたしとしましょう。
そして、今回も楽しい人達と出会いました。前泊したときの新入社員さんとはワインを飲み過ぎました。不平を漏らす若手となだめる上司みたいになっちゃいましたが楽しかったです。途中までいっしょに登らせていただいた75歳のおじさん、帰りにはお会いできなかったですが無事でしたか。カブでツーリング中のお兄さん、天気のいい日に登れてよかったですね。みなさん、またどこかでお会いしましょう。
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