福士川ゴルジュ
- GPS
- 08:33
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 1,571m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 8:34
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
■ 計画
予報が悪くこの連休は無理かな、と思ってた直前の金曜日、土曜日まで好転が続くということで、アクセス的に日帰りで行けるゴルジュということで行きたいところリストに入っていた福祉側へ。
■ アクセス
新東名の新清水から30分ほど。道は良い。沢で並走する林道が通行止めになってないの珍しい。下山時に通行止め気分で歩いてるとちょいちょい車が通って驚いた(車の人のほうが驚いてると思うが)。
■ アプローチ
福士川に近いところに止めたので、アプローチはすぐ。堰堤は右側に渡って入渓。
■遡行
ちゃんとしたトポもなくオンサイトでの遡行だったので、同ルート下降も視野に入れつつ遡行。
ゴルジュの迫力が素晴らしい。洞窟状になった真っ暗な第一ゴルジュに入ると冒険感でドキドキ・ワクワクが止まらない。
第3ゴルジュの入口?に淵の先に2条のCS滝があり、エイドでへつって取り付き、瀧に取り付いてからの登り、次の深い釜を持った滝を左壁から抜けようとトライするのにそれぞれ30分以上かけたあげげく、結局撤退して巻き。
ここで時間も体力もかなり消費してしまいました。これがゴルジュオンサイトの厳しさか〜
七ツ釜は、上記のところで後続に抜かれたこともあって、支流から巻き。その後の10mも様子は見るがやや手前のクラックをロープ出してクラック・ワイド技術をふんだんに使って登った。
最後の10m滝は左壁を登ると中段にビバーク可能wな広いテラスがあり、張って登ったら登れそうだが、落ちると岩に打ちつけられた挙げ句、浅い釜に落ちることになるので撤退し、林道へと詰め上がった。
■ ヒル
詰め〜下山でヒルに3箇所ほど噛まれた。取りつかれても小さくて気が付かず、出血も丹沢のヒルに噛まれたときほどではなかった。
■ 温泉
福士川の更に上流に奥山温泉という温泉があるので行きたかったが、入場16:00までに間に合わず。富士川に降りてから少し遡った南部の湯へ。
温泉は広く、露天、サウナ、水風呂あり。休憩所は漫喫か!っていうくらい漫画が置いてあった。ご飯もここで食べた。カツカレーはボリューミーで美味しかった。
■ まとめ
冒険的なゴルジュ突破。
泳ぎあり、スラブあり、ワイドありで、出てくる滝はどれも手強い。ゴルジュだけではなく、巨岩帯でもそこそこ力を使う登り降りの連続を強いられ地味に削られていく。一つ一つの滝の登攀もそうだが、ペース配分も重要。
途中で前腕もメンタルもだいぶ消費し、後半は安全に抜けることを優先して巻きを多用してしまったので、七ツ釜はいずれ再挑戦してみたい。
5度目くらいか?スマホが水没した。乾燥処理1万円(復活せず)、新規購入(5万円)。最近はあらゆるアプリやアカウントへのログインがメッセージへのワンタイムパス送信による2段階認証なので、新スマホへの移行がほんと大変。じゃんぱらで物損・水没保証があったので申し込んだ。これで来年の泳ぎ沢は安心!
パートナーの感想にあるとおり、またまたまたまた天気が悪く、近くて気になるゴルジュへ。有名だけどそんなに記録はない印象のゴルジュだ。ホラの貝や丹波本よりはだいぶ難しそう。堰堤を越えて入渓してしばらくは穏やかな渓相。水量は少なめで、第1ゴルジュは飛び込みから泳いで突破。そのあとは、巨岩、ゴルジュ、平凡、ゴルジュといった様相。メインイベントは第3ゴルジュと七ツ釜上の滝だろう。第3ゴルジュはパートナーがドラツー的に抜けたが自分には難しいな。引っ張ってもらう時にも、ホワイトウォッシュで息ができず焦った。泳ぎ系はどんな時も自分で確保を外せるようにしておく必要があると再認識できた。都合2時間ほど頑張ったが、第3ゴルジュ抜け口の滝に詰まってしまい飛び込んでスタートから高巻き。それにしてもtamoshima氏は強すぎよ、左スラブⅢ級か。沢ぐつでの体感は4級以上だった。七ツ釜の滝は若者たちが取り付いていたので、高巻きし、10m滝。水流を潜りエイドで落ち口に上がれるらしいがかなりリスキーな気配。自分たちは右岸のルンゼ状を登った。中盤までは簡単そうに見えたが、取り付いてみるとコケヌメ、プロテクションはそこそこ取れるけど..といった感じ。ずりずりと半分くらい登り、疲れてしまったので交代。沢の登攀でテンションしたのは初めてかも。上部は細い木の根頼りになる嫌らしい登攀だったが、無事に抜けてくれて良かった。最後の巨大CS脇のワイドを見学して、林道へ。軽い気持ちでオッケーを出したが、想像以上に厳しい沢で充実のゴル活だった。
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