今年も北遠征⊆侘こ戮任里いそ于颪
- GPS
- 08:03
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,036m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:00
天候 | やったー快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路はほぼ沢1級で楽しかった 帰りの尾根も眺望最高ですが、最後に激下りあります |
写真
感想
遠征3日目、朝から素晴らしい天気となりました。
斜里岳登山口の清岳荘前にはたくさんの車が停まってます、ほぼレンタカーです。この日が小屋じまいとの事で色んな協力金不要とありますが、山バッジも買えません(T_T)
この辺りではどこからでもその雄姿が伺える秀峰、山容からも登攀意欲を掻き立てられます。林道の終点からは怒涛の渡渉と滝(の横)登りが始まります。渡渉はストック一本あれば全く問題ありません。川の石が赤いのは錆のようで、カナケが強い水なので飲めません。残念。
往路の旧道は谷を登るので退屈せずサクサク、名のある滝が次々に現れます。ナメ滝になると川の真ん中も歩けました。楽しいのでペースが上がりません。とにかくずっと谷です。となると当然最後は急登となり、この日は昨日と違い気温が高く木々も低いので直射日光を浴び汗だくです。ゼーゼーしながら馬の背を目指す途中、後ろからやや小太りなのに軽やかに登ってくる少年が。その名はケンタロウ、「どこから来たんですか」と聞かれた以降彼の潜在能力に驚かされっぱなしとなります。平日なのに山登りしているの?と言うこちらの疑問に聞かれもしないのに答えて(昨日のマラソンの振替)、ほぼガイドさん並みの山についての知識と説明、こちらの状態を伺っての切り返し(昨日キタキツネ見たと言うと開口一番「エサはあげちゃだめですよ」とルールから)、オホーツクシートゥサミットへの参加履歴、等々。そしてそこに嫌味が全くありません。
この子のご両親も山(自然)好きで埼玉から移住されたそうで、お二人のその部分が色濃く出ているお子さんです。これはガイドでは収まらないな〜ピオレドール取るかもな〜などと将来への期待をこちらが勝手に膨らませてしまいました。
そしてこの日は昨日羅臼岳で会った青年(昨晩入浴施設でも会いましたが)が早い時間から登ると聞いていたのに山頂にいません。きっと新道で下りたので会わずじまいだったのかと、今日は眺望あるし待たずにすんだだろうし〜と思った瞬間私の横に佇む姿を発見。
色々やってて出遅れたそうです。30歳で日本だけでなく世界の自然に触れているそうで、マイルが貯まりまくっているようです。まああのしんどい羅臼岳に2日で2回登ろうと思える精神力がすごいです。
山頂にはこの他にもドローンを飛ばす方もいて色々話しているといつの間にか1時間超の滞在に。素晴らしい景色と素晴らしい人たちに出会えて最高の山頂でした。
ここからの帰りは新道、これまた好眺望の尾根道です。
この道中でケンタロウファミリーとお別れ、埼玉の青年にサクッと追い抜かれます。旅も終盤です。
激下りを経て駐車場に戻るとまだ青年がいましたので最後の挨拶をしてお別れ。なのに10分後道の駅でまた再会。とにかく縁があるね〜また必ずどこかの山で会うよと話して本当のお別れ。
山頂で時間を使ったので急ぎ熊スプレーを返しにモンベルへ、またも混雑してます。小清水オリジナルTシャツを買って(何枚買うねん^^;)宿泊施設へ。
翌日はまた民芸品買って北海道恒例の乗馬を楽しんで帰路につきました。歩かずに自然の風景を満喫したり坂を上り下りしてもらえる幸せを感じられます(^^ゞ
ピーチの道東便が釧路と女満別が日替わりなので今回初めて乗り捨て利用しましたが便利でいいですね。やはり北遠征はピーチ&格安レンタカー(激安レンタカーは危険です、名のある会社にしましょう)が快適です。
※ピーチなどLCCは持ち込み荷物の重さ制限がありますので、私は事前にレンタカー会社に荷物を送って車に積んでおいてもらいます。
北海道の日本百名山は利尻を残すばかり、LCC使いに取って一番の難所です。来年行けたらいいな〜。
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