真川鍋倉谷・火打山
- GPS
- 10:30
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
06:50杉野沢橋出発。まずはヒコサの滝遊歩道を歩いて展望台へと向かう。
展望台からは遊歩道から外れて、それらしき踏み跡を辿るが、徐々に沢から外れて行くので、適当にヤブを漕いで軌道修正。
第一ゴルジュを下に見ながら下降地点を探り、07:30に沢底に降り立つ。
惣兵衛落谷出合を右に進み、しばし河原歩きを続けると、09:10泥滑の第二ゴルジュに突入する。
4m滝を左壁から登ったは良いが、続く5mトヨ状、及び6m滝が立ち塞がり、しばし立ち往生。
何度かトライするものの、水流多く敗退し、4m滝手前から右壁をバンドを上手く使いながら巻くこととする。
ザイル1ピッチで壁上に辿りつき、ヤブを漕いで懸垂下降で沢底に復帰。
登攀テクが高ければ、サクっと滝を登って行ける筈なので、もっとクライミングテクを磨かねば成るまい。
ゴルジュを抜けると、いよいよ最初の雪渓が登場。
雪渓の上を歩いて、一つ一つクリアしていく。
小滝もいくつか登場するが、特に問題なく突破。
その後、第三ゴルジュとなり、11:50に2段12m噴水状、続く10mトヨに到着。
下段10mは左壁を容易に登るが、上段2mは滑落時のリスクを考えて一応ザイルで確保。
10mトヨは一応トライしてみるものの、冷え冷えとした滝の流心突破に萎えて左岸を巻きを敢行。
ザイル1ピッチで草付をクリアした後、ネマガリタケをローリングで突破して滝上へ下降。
ネマガリダケのヤブは一見ヤバそうだが、流れに逆らわず進めばサクっとクリア可能。
ゴルジュを溯ると、両岸が切り立った暗いゴルジュに入り、雪渓の上や下を通過しながら進む。
雪渓一帯に冷気が漂い、涼しいというより寒い。
ゴルジュを抜け、最後に長大な雪渓をS字状に歩いてクリアすると、徐々に沢は源頭の様相。
しばしヤブ漕ぎに勤しむと、14:00天国の様な天狗の庭に到着。
沢旅のフィナーレとしては最高のシチュエーション。
池塘と雪渓、そしてワタスゲを始めとする可憐な花々の織り成すメルヘン空間をしばし満喫する。
登山道に出た後は、沢装備を解除し、火打山ピークハント。
15:00頃に山頂に到着するが、ガスで景色ゼロ。
夏の焼山を楽しみにしていたが、何も見えず残念。
後は高谷池を経由して、笹ヶ峰へ。
サンダル下山で約二時間。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する