名頃→四ツ小屋谷→白髪山→三嶺
- GPS
- 10:39
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,782m
- 下り
- 1,782m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 10:38
天候 | 小雨のちくもりガス視界30mのち普通にガスのち晴れました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ベテラン以外は行かないことだと痛感しました。 |
写真
感想
※ 後にわかりましたが、三嶺周辺で防災ヘリによる救助活動があったようです。
たしかに防災ヘリらしい機体も写真に映っています。
予てより行きたかった四ツ小屋谷コース。
林道終点に昔の登山口があるとゆうのも確認したかった。
前回、白髪山まで足を延ばす予定を脚部不安のためキャンセルしたので、このコースで白髪山行くと近道になるとゆう考えもあった。
増水もしていないだろうから渡渉も問題ないはず。
tenchanさんが6月に行った山行記録を見るととくに問題なさそうだ。
GPSデータも入れて準備万端。
いつもより早く出発したので、5時半前に名頃に到着。
しかーし、ガス濃厚で小雨まで降ってきた。
なんでだ???
土曜と日曜の天気を見比べたら誰だって日曜にしただろう。
もうどの予報もアテにしない!!!
まだ暗いし雨だしと迷っていると声を掛けられた。
ボランティアの方ですか?
えっ?ボクがボランティアするような人相してますか?
そう思ったが言えなかった。
何かと思うと、シカ捕獲大作戦のことだった。
ボランティアでないのがわかると、急に尋問された。
渓流釣りですか?
えっ?ボクが釣りキチ三平に見えますか?
竿も持たないで釣りに行かないでしょう (^^;;
ルートを詳しく説明すると、捕獲大作戦のお知らせをいただいた。
そうこうしていると明るくなってきたので出発した。
この1週間に3回も山に登っているにもかかわらず、5分で既に鼻息荒い。
いや、大丈夫ですか?と声を掛けられるほどにだ!
上りは本当に上手にならない。
やはりこれは日帰りにもかかわらず、15kg以上背負ってるからか。
最初から軽い負荷で登るより重い方がいいと師匠に言っていただいたので構わないのだ!
結局、28分かかって林道出合い。
今日はここから登山道を通らず、そのまま林道終点まで歩く。
ほほうこれが林道終点かあと思いにふけりたかったのに、後ろから車の音が。
進入禁止なのに誰なんだ?と思ったらシカ捕獲大作戦の森林局の方だった。
ここからボランティアの方と三嶺に登って持ち場につくらしい。
アズマヤにザックを置いて辺りを散策する。
トチの巨木に見入っていると、バスが到着して大勢降りてきた。
あっという間にアズマヤはパンパンになり、低姿勢でザックを回収する。
さあここから四ツ小屋谷に降りよう。
最初こそ明瞭な道があったが、すぐに急な下りになり滑りそうになりながら沢に辿り着いた。
渡渉ポイントのとりつきは見つけたが、そこに行くのに早くも手間取った。
赤テープ等の目印はしつこいぐらいある。
しかも木にスプレーで赤い印を付けた箇所も多かった。
岩もだ。
山登りはじめて1年しかたたないヒヨッコがいちいちピーチクパーチク抜かすな!
と思われるのだろうが、そんなことは許されるべきことではない!
あなたの家にスプレーで印付けられてもいいのか?と聞きたいところだ。
赤テープならまだ許せるけど、だが意味のないバカでもわかる所にしつこく付けているのはどうなんだ。
せっかくの自然の良さが台無しだ。
とボヤキながら途中で道がわからなくなったのはボクですが (^^;;
6月からはもう3ヶ月経つわけで、その間に台風も直撃した。
倒木や落ちた枝に折れそうな枝が邪魔になって仕方がなかった。
そうこうしていると、つい油断してしまい、3点確保を怠って滑落しそうになった。
幸い確認していた木を掴むことができたので難を逃れたが。
でも、その木に手が届くかどうかは確認していなかった。
こうゆうときに遭難は起こるんだなとまた反省。
そこからも道なのかどうなのかわからなくなり、滑り落ちそうな急登りを3点確保で慎重に登った。
時間がかかって仕方がない。
遅々として先に進まない。
結局、名頃から4時間以上要してやっとの思いで白髪避難小屋手前に這い上がった。
ここで今日のエネルギーは使い果たした気がした。
しかもガスで視界は30mほど。
なんにも見えない。
これじゃあつまらないなあ。
白髪別れまでくると、高知の方がいらして、白髪山が見えてきだしたとゆうので行ってみることにした。
案外簡単に白髪山に到着する。
その先の大岩でお昼ごはんにした。
そこに別の高知の方がいらして色んな情報を教えていただいた。
三嶺に向けて歩いていると、今日はヘリが飛び回って賑やかだ。
やはりシカ捕獲大作戦の日には山に行かない方がいいな。
静かな中で自然を満喫したい自分にとっては (^^;;
ガスは晴れそうでまた濃くなっての繰り返しで焦らされた。
まあこんな日もあるし仕方がない。
と思っていたらガスが晴れて三嶺がその雄大な姿を現した。
カヤハゲから見る三嶺は格別だ。
前回撮った三嶺とススキの写真について、エントツ山さんにアドバイスをいただいた。
ススキの上側から手を伸ばして山をメインで撮るともっといいのが撮れまっせと。
だがこのときそれをちゃんと覚えていなかって、中途半端な写真になってしまった (^^;;
前半の疲労が大きく、なかなか足が進まない。
三嶺山頂は写真をささっと撮って池のほとりで休憩した。
帰りは旧登山道を通りたかったが、もう15時を過ぎていたし、初めての道なので止めにした。
途中、シカ捕獲大作戦部隊の凱旋帰国に出会う。
最初の集団を追い越させてもらうと、その先に自衛隊の方々が林道終点方面に降りて行くのが見えた。
それからしばらくするとまた下の方で声が聞こえる。
林道出合いの15分ほど手前で追いつき、歩きながら色々お話を伺った。
林道終点に降りるのを見逃してしまったらしい。
ザックにピストルを差していたので伺うと、オモチャのピストルだとおっしゃる。
シカを威嚇するために使うそうだ。
そりゃそうだ、警察や自衛隊じゃない森林局の方がホンモノを所持するはずがない。
林道出合いでお別れをして、足がガクガクになるも無事下山。
四ツ小屋谷コースは自然がたくさん残っている渓流沿いのいい道だが、歩く人も少なく、荒れているのが残念だ。
名頃のメインルートはオーバーユースが顕著に現れている。
もっと色んなルートを整備すれば理想だけど、それを行うのも難しい問題。
今日の滑落を逃れたのも小島峠のお地蔵さまのおかげである。
行きに帰りにお参りしている。
お供え物しないと (*^^*)
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