岩手山の懐に遊ぶ(その1)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 835m
- 下り
- 830m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:44
天候 | 晴れのち曇りのち晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
仕方がないので、今回は林道を通って野鳥観察舎まで行き、そこに車を停めました。 9月30日夕方に車両通行止めが解除となったようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあります。 (今回は行けませんでしたが) 一服峠までは特に危険なところはありません。 一服峠を過ぎてしばらく行くと、泥濘がひどくなります。 スパッツ等あるとよいでしょう。 大地獄谷に入ると、ザレ場の急登となり足場が悪くなります。 片側、もしくは両側切れ落ちている場所があるので慎重に。 特に下りが要注意です。 また、大地獄谷周辺は火山ガスが噴き出しているところがあるため 気管支の弱い方など要注意。 大地獄谷から御花畑、御苗代湖の間も泥濘が多いです。 当然のことながら、熊注意です。 |
その他周辺情報 | 県民の森周辺は八幡平温泉郷です。 日帰り入浴可能な施設あります。 |
写真
感想
毎年この時期恒例の、大地獄谷から御花畑・御苗代湖の紅葉狩りです。
県民の森に来たら、車両通行止めで登山口まで入れない!がーん・・・
この日は時間が無いので、遠回りではありますが林道を利用して
もう少し上の野鳥観察舎まで車で行きました。
すでに先客ありで、何とか駐車しました。
ちょっと出遅れたのできのこはスルーしてとりあえず歩きます。
ナラタケはいっぱい出てたんですが。
(ちょっと終りかけではありました)
まだブナ林は紅葉手前。
これからです。県民の森はなおさらまだまだ。
泥濘がひどくなると、いよいよ紅葉ショーの始まりです。
小さな滝(沢)にかかる紅葉を愛でつつ登っていくと
右手にどどーんと黒倉山。
その直下に金色のダケカンバ!
ピークよりはちょっと手前でしたが十分に綺麗でした。
沢を渡渉してザレ場に入ると大地獄谷。
ここは足場が悪い上に急登だったり狭いトラバースだったり
両側切れ落ちたりと気が抜けません。
このあたり、火山ガスも噴出しているので、要注意。
大地獄谷分岐手前から、鬼ヶ城が見えてきます。
真っ黒い鬼ヶ城と鮮やかな紅葉・黄葉。
素晴らしいコントラストです。
ダケカンバの木肌も美しい。
この大地獄谷から御花畑・御苗代湖周辺は、
岩手山の2つの腕(鬼ヶ城と屏風尾根)に抱かれた
大カルデラの内側、いわば岩手山の懐です。
切れ立つ鬼ヶ城と屏風尾根の岩稜を草紅葉と紅葉の
御花畑から見上げる景色は絶景です。
苦労して2時間以上自分の足で歩いたものだけが見られる景色。
盛岡など周辺からでは見られない岩手山の姿がここにあります。
見事な紅葉を楽しんで、御苗代湖では独り占めランチ。
いつまでも見ていたいですが、そうもいきません。
下山ではちょっとキノコを採りながら・・・と思ったら!
なんと、雨が降ってくるではないですか!
一服峠を過ぎたころだったので、さほど濡れはしませんでしたが
なんだかなあ・・・
この天気で降られるって、どういうこと?
今年はどうも雨女のようです。
この七滝コース、お上は廃道にしたいらしいです。
登山者が比較的少ないのと、大地獄谷付近が危険なことが理由らしいですが
この美しいコースが無くなると、正直困ります。
ぬかるんでたって、このコースは歩きたい!
年に3回は歩いているので、何とか残していただきたいものです。
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