大品山・瀬戸蔵山
- GPS
- 02:44
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 44m
- 下り
- 754m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
時々雨がぱらつく曇りの天気で、路面は湿っている状況。一部鎖が付いていたりと急な箇所はある。登山道は明瞭で道標もついている。ところどころ泥濘んだ箇所があり、靴を汚してしまう。生憎の天候で眺望はのぞめなかったが、巨木、滝などあり楽しいコースであった。 |
その他周辺情報 | おにぎりの志鷹 7:00〜15:00 今回の昼食のおにぎりを作って下さいました。 梅と昆布の2個セットにしば漬けが添えてある。 ふっくら握ってある大振りのおにぎりで満足度高し。 翌日、帰りにも買って帰った。 おにぎり以外の食事メニューも揃っている。 |
写真
感想
この日は、読図研修の実技トレーニングとしての登山として、あわすのスキー場から大品山、瀬戸蔵山と回って、あわすのスキー場に戻るコースに登って来た。
読図訓練なので、ヤマレコの音声ガイドを無効にしていたが、慌てていたためか瀬戸蔵山くらいまで登山開始されていないことに気がつかなかった。このため軌跡は前半部分が欠けたものになってしまっている。
研修参加者18名を3班に分け、1班6名がチームになって、1名ずつ、先頭を入れ替わりながら渡された地図上に予め設定してある約40ポイントを確認・特定しながら進んで行く。ポイントではコンパスセットで地図上からプレートコンパスに確認したい方向をセットする。次に、磁針の赤針が、リングのノースマークと重なる方向を探る。重なったときに進行線が指す向きが地図上で読み取った方角である。この一連の作業を10秒くらいで出来るよう何度も繰り返して身体に覚えこませる。そのうち、現在地での方向だけでなく、次に目指すポイントで確認したい方角を予めセットしておくと、簡単に確定出来るようになる。これは本当に有効だ。ピタリと決まると何とも言えない快感が湧き上がって来る。これ、これを求めていたのですよ。やっと、登山におけるコンパスの簡単で本当に有効な使い方に合点がいった瞬間だった。後は、もう、次のポイントを特定するのが楽しみで仕方ないといった感じになり、ここはあやしいぞ、いや。全然違う。おおっ!ここだ、ここだ!感に感激、感動していた。本当に参加してよかった。ただ、読図におけるコンパスの役割は方角を出すだけなので、その他のヒントを等高線や記号、トレース、もちろん道標や、場合によってはスマホのGPS情報など、使えるもの、知識、経験を動員して地図上のトレースを進めて行く。こんなやり方していたら、そりゃあ、道迷いとかしなくなって行くよなぁと、その効用に納得いく。何よりも、読図自体が、凄く楽しい作業なのである。スマホの登山アプリで計画したコースを、スマホの指示通りに歩くことしかやって来なかったが、読図しながらの登山体験は、登山自体の体験を変える程のインパクトがあった。しかも、今回、覚えたのはたった一つの使い方だけである。これは今後も活かすほかないなぁ。必要となる磁北線入りの地図もカシミールというサイトからA4 のように用紙サイズを指定して、その枠を動かすだけで希望の範囲のものが印刷可能、しかも無料なのだ。本当に今回は、参加してよかった。また、後ろから講師の方が、様々なヒントや考えるべき点を、指示ではなく、質問形式で投げかけて下さり、考えながら、頭を使いながら活動するという経験が出来た。先生などは、移動中の歩数なども活用してヒントにしていくらしい。とにかくヒントは1つではなく、複数用意して、総合的に当てはめることで誤差や、間違いを防ぐことが大切とのこと。また、必ず特定しないと進めないというわけではなく、あやふやなら、そのあやふやを抱えたまま、いくつかの仮説を頭の中で組み立てて、進みながら回りをよく観察し、修正を繰り返しながら進んで行く。ナビゲーションはPDCAをぐるぐる回しながらの作業となるために頭がフル回転になっているのだ。面白い。是非、自分の技術として習得、研鑽し、身近なところから、伝えて行けるようになりたいと思った。
実習、座学、もだが、その後の交流会も多いに盛況で、楽しい充実した時間を過ごすことが出来ました。
講師の方々はもちろん、関係各位また共に参加したメンバーに感謝したい。
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