雨乞山 ~秋の始まりを感じながら一人山歩き~
- GPS
- 04:47
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 560m
- 下り
- 567m
コースタイム
天候 | 曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湯本神社から雨乞山山頂までは道のはっきりしない所が多くありますが、基本的にはピンクのテープを目印に尾根を高い方へ向かって行けば良いので何とかなります。 下りの展望台から反射板を経由するルートは道が明瞭で、標識も立っています。 |
その他周辺情報 | 湯原温泉の湯本温泉館でお風呂に入って帰りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(棒ラーメン+カット野菜)
行動食(飴)
予備食(おむすび)
飲料(お茶600mL×2)
地図(行程図・地形図)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
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感想
暑さ寒さも彼岸までと言われているように、9月も終盤になって朝晩が過ごしやすくなった。秋雨や台風のこともあるので、天候や日程の都合の付く日にはなるべく山へ行ってみようと,降水確率30〜40%ではあったが、出かけることにした。車で向かっている途中で路面の濡れているところがあったり、小雨に出会ったり、遠くの高い山が雲に覆われていたり、少し不安に感じることもあったが、県境を越えてみると空は雲ってはいるものの山に架かるような雲ではなく、暑くも無いちょうど良い感じのコンディションだった。
過去のヤマレコの記録で、周回コースをとるときにはふれあいセンターに車を停めると良さそうだという情報を得たので、その駐車場の端の方に車を置かせてもらった。広い駐車場のある施設で、トイレを使うこともできた。
最初に湯本神社を目指した。湯原の街並みを通り抜け、川沿いの通りを歩いた。河川敷にも車が停められる場所があるようだ。市営駐車場というのもあるようだが、こちらは有料と書いてある。温泉とサンショウウオを売りに町おこしをしている様子だ。
国道313号線の下をくぐり、湯本神社に着いたところでお参りをして今日の山歩きの安全を祈った。ここから登山道に入るのだが、こちらの登山道はあまり整備されておらず明瞭ではない。神社の左手から山の中へ入って行ったが、踏み跡があるのかないのか、不明瞭だ。ただ、そんなに歩き難い斜面ではない。地図には沢沿いに点線が付いているが、実際には尾根に取り付いて登っていくようだ。少し上るとコンクリート製の崩落防止枠が、さらに上ると送電線の鉄塔に出会う。鉄塔の周りは開けているのでそこで少し休憩し、再び尾根を上って行った。尾根上に岩が顔を出しているなぁと思いながら進んで行ったら、大きな岩壁にぶち当たった。この少し前に左の斜面をトラバースする道があったからそちらに入るのが正解だったのかもしれない。大岩の前まで来ると、左側が急斜面でトラバース道まで下るのが大変そうだったので、右へ進んでみたら何とか登れそうな斜面だったので頑張って登ってみた。そして岩の上へ上がってみたら、これがずいぶん大きな岩だということがわかった。岩の上には地籍図根三角点のプレートが埋め込まれていた。そこから更に尾根を進んで行ったが、こちらのルートには標識も無いので、灌木の森の中を、道らしき場所を探しながら歩いて行くしかなかった。所々で目にするキノコに癒された。
山頂で昼食をとったが、周りが灌木に覆われていて眺望は全く無い。そこで、ドローンを飛ばして周囲を見回してみた。湯原ダムは見えないが、湖と湯原温泉の街並みが見える。空は曇っていて遠景はやや霞んでいるもののぐるりと周りを取り囲む中国山地の山々を見ることができた。
ドローン映像(2分53秒)
下りは、南側のルートを下って行った。こちらのルートは整備されていて標識もあり、歩き易く良い登山道だった。少し下ると開けた丘に出た。「雨乞山展望台」の標識が立っていて前方には櫃ヶ山、後方には雨乞山、そして周囲をぐるりと見渡すことができる絶好の展望地だった。正直、雨乞山の山頂に拘らず、この南側ルートで展望台までの往復で十分な山だと思う。ここでもドローンを飛ばしたが上空からの眺めは先ほどの山頂からの眺めと大差はない。ただ、見晴らしが良いので、より遠くにドローンを飛ばすことができるのと、雨乞山の全景を眺めることができるのはこの展望台ならではだった。その後、明るい尾根を軽快に歩いて、反射板までは10分程度、そこから林道登山口までさらに30分程度と、快調に下っていくことができた。車を停めていた、ふれあいセンターまで合計1時間ほどの道程だった。
せっかくなので、ふれあいセンターと同じ敷地にあるオオサンショウウオ保護センターに立ち寄ってみた。体長1m以上もあるオオサンショウウオを何匹も見ることができた。その後、わざわざ温泉地までやって来たのだからと、湯原温泉の温泉施設に立ち寄り、温泉で汗を流して帰ってきた。秋の気持ちの良い山歩きをすることができた一日だった。
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