トムラウシ短縮登山口〜愛山渓
- GPS
- 80:00
- 距離
- 62.8km
- 登り
- 4,198m
- 下り
- 4,148m
天候 | 9/21 晴れ 9/22 晴れ ガス 9/23 快晴 ガス 9/24 快晴 午後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
登山口(7:10)-南沼テンバ(11:40-50)-トムラウシピーク(12:15-12:30)-南沼テンバ(13:00)=c1
1時回収開始。短縮登山口の大量の駐車に萎えながらのdepa。パンクの対処も含め、送ってくださったF巻がら、上級生P並みのペースで登っていく。コマドリ沢はほとんど枯れていたが、支流から採水できた。長期のため、1年分の水はLとMgcで持った。登りのロックガーデンはなんも。順調にテンバまで。テンバでMgcの個スぺ、ぐんぐんグルトとカルピス計3L が登場。圧倒的強者。寒すぎるので休憩もそこそこにピークをピストンして幕営。ここから3時間の大富豪大会。「ルールがわからないです」というMeqが序盤連勝。ブラフか。Mes家は大富豪のルールに厳しいらしい。今日は停滞だったっけ?という気分になりながらシチュー雑炊を食べる。おいしすぎるエッセン。そこにL持参の焼き肉のたれとマキシマム、sL持参のマヨネーズが乱入。邪道すぎた。本番らしくない1日目だねと話しながら就寝。
C1(7:50)-ヒサゴ分岐(11:20-40)-化雲岳(12:15-30)-忠別避難小屋(14:15)=c2
ロックガーデンの氷化を危惧して6時起床。朝食の鶏だし醤油雑炊がおいしかった。「ぐんぐん!」と唱えないとぐんぐんグルトを飲めない謎ルールが誕生して、恥ずかしいLは手を付けることができなくなった。7:50depa。岩場は霜が溶けて所々滑る箇所があったが、足の置き場を選べばなんも。ロックガーデンに差し掛かるころには岩場も乾いていた。視界は2、30mほど。去年の記録に登りはそれで可、下りはそれだと不安だとあったが、まさにその通りであった。コンパス切りつつ、ペンキ見つつで斜面下まで。東側のポコにとりつきかけたが、沢型と斜面をみて正しい尾根へ戻る。日本庭園に着くころにはさらにガスが濃くなり視界20mないくらい。夏道のような踏み跡を辿ると岩場にさしかかり、おかしいねと話しながら夏道起点までもどると3m位上に正しい夏道があった。以降は快適な木道。この日はずっとガス。ヒサゴも全く見えなかった。残念。淡々と歩いて忠別避難小屋着。水場までは10分もかからないくらい。多くの登山者が取水していた。夕飯はキムチ雑炊。鶏ガラとガチキムチによる味付け。エッセンの天才か?白菜の甘さが染みた。ここまでのパーティのペースと余力から、概要を4日で完遂することを視野に入れ、この日は天気図をカットして早めに就寝。
C2(5:10)-忠別岳(6:10)-白雲避難小屋(9:05-9:30)-白雲分岐(9:45)-北海岳(8:45-9:00)-黒岳石室(11:45-12:00)-黒岳ピーク(12:15-30)-黒岳石室(12:45)-裏旭テンバ(15:20)=c3
3:15起床。朝食の鶏だし塩雑炊は安定のおいしさ。思っていたより早く明るくなったため、遅めの起床であった。順調に忠別岳まで。下りでMesが足をひねりかけたので、装備係をMeqに移す。以降の平坦な道のハイマツなどが刈り分けられているエリアでは、朝露で手袋が濡れてしまう上、比較的風があるため、テムレスを持ってくるべきであった。予定通り白雲岳ピストンをカットしてお鉢まで。白雲あたりから登山者の数が顕著に増え始める。北海沢渡渉地点で水を汲み、飲んでみたところ、あまりのまずさにこの源泉付近に有毒温泉があることにここで気付く。命の危険を感じた。黒岳石室はほぼ下界。あれ、今日下山だっけ?先ほど汲んだ水をすべて捨て、去年同様浄水済みの水をいただく。ありがたや…。黒岳ピークまでにすれ違う人々は皆いい匂いがするので、Pのメンタルは死にかけた。Lはどんなに反感を買おうとも、次に混雑時期の大雪に行くときには、山ガールセットをそろえようと心に決めた。時間に余裕があるので、前日の話し合い通り裏旭テンバへ向かう。長時間行動により、Pのペースも落ちる。本番らしくなってきたね。旭岳周辺はガス。夕飯はMes渾身のカレー雑炊、大豆ミート入り。長時間行動後の身体に染みた。本当においしかった。山行を通して、全員が雑炊をおいしいおいしいと言いながら食べるPでした。平和で良い。快適テンバで就寝。
C3(4:40)-旭岳(5:10)-中岳温泉(6:50-7:30)-北鎮(8:45-9:00)-比布(9:50-10:10)-当麻乗越(11:45-12:10)-沼の平分岐(13:00)-愛山渓(14:30)
旭岳から朝日を拝みたい!ということで2:45起床。最後は塩昆布海藻雑炊。深い味わいであった。4:35準備完了も暗すぎるので、寒い中外で5分待ってからdepa。慎重にガレ場を登る。先客は4時ごろから登り始めていた方が一人。十勝から縦走してきたらしい。北海道で一番高い山から眺める日の出は格別だった。下りは間隔をあけて慎重に下る。前日のルートを引き返して中岳温泉まで。野湯の貸し切りに思わず歓声があがる。ぽやぽやして、このまま下山したい気持ちを抑えて北鎮へ。期間中一番の快晴に気持ちは高まる。そのまま比布まで。比布ではsLがこの日12時までの提出物をギリギリの電波で提出。無事送ることができて安心。安足間までのトラバースは確かに怖い。登山道の状態は良く、気を付ければなんも。愛別までのルートを覗いてみると、険しく、高度感をかなり感じそうに見えた。以降の景色は沼地を一望することができ、ここからの下山を選んでよかったと思えた。当麻乗越には多くの人がいて、飴と塩分タブレット、ねぎらいの言葉をいただき、あたたかみを感じた。ありがとうございました。泥濘の中を飛び石したり、木道を歩いたりして淡々と下山。沼の平分岐を過ぎたあたりでMeqが足を挫きかけて痛みが残るようなので、可能な限り荷分けして下山。ぴったりの時間に迎えのI崎が現れる。来てくれてありがとう。愛山渓温泉に入って、ウェスタンに寄って下山。紅葉のピークにはまだ少し早かったですが、表大雪を満喫できた良い夏本番になりました。お疲れさまでした!
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