針ノ木岳・蓮華岳 扇沢から日帰りピストン


- GPS
- 09:30
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,774m
- 下り
- 1,756m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:30
5:10 穂高・有明出発
<復路>
16:30 我が家着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
針ノ木雪渓を歩くつもりで行くと大違い ガレ場・岩場の急登があり緊張する |
その他周辺情報 | 大町温泉郷など |
写真
感想
2015(平成27年)9月29日(月)
蓮華岳・針ノ木岳へ
日帰りで2つの山に登ってきました。
何度か登っている両山ですが、1日で2山に登るのは今回が初めてでした。針ノ木峠の小屋からは、どちらの山も往復約1時間はかかり、一つ登るとなかなかもう一つを登ろうという気力が出ないのが今まででした。
今回は、蓮華岳にしようと最初は出かけたのでしたが、あまりの周りの美しい紅葉、山容に魅せられ登ってきたというのが正直なところです。
目的は紅葉。
特に蓮華岳のウラシマツツジの赤を見たいと思い登りました。
結果、大満足!
蓮華岳のやさしさを持った美しさ。それに対して厳しさを出す針ノ木岳の美しさ。蓮華岳は女性的な丸みを持った山肌に、ウラシマツツジの赤、ハイマツの緑が何とも言えない柔らかな色を発しているのだ。針ノ木岳は岩肌がごつごつして、そこに紅葉した草木がアクセントを加えている。
全体的には最盛期の紅葉時期でしたが、今日のウラシマツツジの紅葉からして、もう2,3日前が最高だったのかなと思うところもあった。
針ノ木雪渓は4月、5月山スキーで登り、滑って下山することが多い。
この9月の雪渓にところどころ雪のない状況で、峠を目指すのはきついところがある。まずは、沢から離れ遠巻きに登ることの大変さ、さらに崖側を歩く落石へのリスクの高さ。急峻な岩場の危険性。
雪渓の登りは本当に楽だと感じました。
でも紅葉をめざすためには、これらの難関を乗り越えてこその感動が待っている。
晴れの一日。
紅葉の美しさはもちろんのこと、360度の眺望に恵まれた。
今年の夏は、薬師岳を登った。やはり今迄に登った山を確認しながら、眺めるのはウキウキする満足感がある。そうしてみると、北葛から烏帽子、野口五郎から水晶・鷲羽、槍・穂高の稜線、常念山脈どの山も登っている。今回眺められることができ、確認できた。
登っていない未知の山は、赤牛岳(読売新道)だけになった。
針ノ木岳からは目の前に聳えている赤牛岳だった。
百瀬慎太郎によって創設された、大沢小屋そして針ノ木岳小屋
登山家で詩人の百瀬慎太郎
「山を想えば人恋し、人想えば山恋し」
なかなか意をついている。
すでに大沢小屋は営業を終了していた。針ノ木小屋は、10月12日までの営業だそうだ。この12日は実は、現在「200名山一筆書き」を進めている田中陽希さんがこの針ノ木岳を通過する日なのだ。それに合わせているのかは知らないが、そろそろ北アルプスも冬支度に入る準備が始まっているのも感じた。
ふるちゃん
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