稲村ヶ岳でススキの名所2カ所周回
- GPS
- 10:08
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:08
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
すぐ下にはみたらい渓谷駐車場があり、今回は1時間500円と書かれていた。 しかし管理はすぐ側のみたらい休憩所と思われるがここの営業時間は9時から17時となっており、朝早くから夕方いっぱいまで歩くとなるとどう払っていいか分からないしそれこそ5,000円とかになってしまうのかと思うと躊躇する。 みたらい渓谷駐車場すぐ上の白倉谷林道入り口にはバーが設置されて通行止めとなっているが、以前岩本谷を登った時に谷の出合に1台分だけあるスペースに駐めたことがあり、帰りに作業していた人達に確認したところ出入りの度に通行止めバーをちゃんと元通りにし、作業車の邪魔にならないところに駐めるなら登山に入ってもらっていいと聞いたことがある。 しかし絶対作業車の邪魔にならない所というと実際にはバーを入ったすぐの所に2台と岩本谷出合いに1台分しかなく、時間的に休憩所がやっている時間帯の利用であるならみたらい渓谷駐車場を使うのが正しいと思う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
昔のクロモジ尾は今のように踏み跡も整備されておらず、登山口から尾根に登り上げる間もあちこちに踏み跡らしきものがあってどこを上るかはルーファイ次第で楽にも苦しくもなり、尾根筋は何時張られたのかも知らない鹿ネットに茨も混じった藪だらけで通ることそのものが大変だった。 それが何年前だったか久しぶりに通ったらあまりに綺麗に整理されててびっくり。 その時は稲村小屋上から尾根に入るところにはクロモジ尾の小さい標識さえ立てられていた。 ところがその後すぐにこの標識は取り去られ、まるで入ってはいけないというようにロープまで。 そのためただでさえ少なかった通る人がいっそう減ってしまったのか、植生が復活してきて上部では枝が、下部では下草が繁殖してまたちょっと分かりにくくなってきてしまってるのが残念。 まあ絶対安心確実で楽なルートとは言わないし、ほとんどの場合登山口まで白倉谷林道を1時間近く歩くこと考えたら誰にでも勧めれるわけではないが、稲村ヶ岳からルーファイさえしっかり出来れば2時間ちょっとで林道に下りれる道の一つとして岩本谷周回とか、バリゴヤノ頭周回など、バリエーション好きなら使いたくなるところかも。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
最近山を歩いてるとススキに気が付くことが多くなってきて、今年もまた個人的に気に入ってる稲村ヶ岳周辺の二カ所、一つはこのあたりでは有名な観音峰展望台と、もう一つは稲村ヶ岳から西に下るクロモジ尾途中の植林が伐採された跡なのか隣の山腹一面のススキの斜面に行く時期かなと。
観音峰展望台はまさに大日山、稲村ヶ岳からバリゴヤノ頭に連なるギザギザの稜線をこの時期ならではのススキの向こうに眺められるし、クロモジ尾途中は人と会うこともない尾根の途中、いきなり斜面一面のススキの原が現れ驚かされるのが良く、これを1日で回れるというのがまた良いところ。
ただ、さすがにまだちょっと早いかとは思ったけど天気予報ではこの後また強い台風が来るような話。
そもそもススキの穂が開いて真っ白フワフワになった状態より穂が開く前のすっきりした姿が逆光に金色に輝く姿が好きなので遅いよりは早いほうが良いし、せっかく穂が開きかけのところまで背が高くなったススキが倒されてしまったらもう楽しめないなと、天気もちょっと微妙だったけど行ってみることに。
その陽が差す加減の問題で回る順番は観音峰展望台が先でクロモジ尾が後の一択。
以前は観音峰登山口のトンネル抜けた吊り橋のところの駐車場に駐めていったりしたが、これだと帰りもう疲れて白倉谷林道に下りてきてからまだ2時間くらいも歩き続けるか、現在通行止めの半分崩れたような遊歩道跡を歩くかの選択になり、これがどちらも結構大変なので今回はみたらい渓谷の白倉谷出合いから少し入ったところに駐車。
ここはみたらい渓谷駐車場のすぐ上、見えるところだが、林道入り口にはいつも通行止めのバリケードがある。
しかし以前岩本谷を登った時、その出合いのところに車を駐めれるスペースがあり、そこに駐めて登ってからの帰り、ちょうど林道で作業してた人達がいたので確認したところ、登山で林道内に駐める人達はいるが、出入りの時にちゃんとバリケード戻して通行止め状態にすることと、作業車の邪魔にならない場所に駐車してもらえるならいいですよと言ってもらったことがあるので今回はそれに甘えて。
しかしそこは舗装路面と駐車地面に段差があり、入れる時は大丈夫だったのに帰りに舗装路面にバックで乗り上げる時にフロントバンパーを擦ってしまったが、これこそ自己責任か。
そんな工夫をしながら回った稲村ヶ岳周回だが、観音峰展望台では晴れていて後半にも期待をしたものの残念ながら稲村ヶ岳に近づくにつれてガスが。
山頂展望台からはイマイチの眺望で晴れないかとちょっと横になったら寝てしまい、顔が熱くなって起きたら雲の隙間から一瞬陽が差しててびっくり。
気が付いたら15分ほど寝てたようだが残念ながら晴れるところまでは行かず。
その後宝剣はスルーして大日山はガスの中。
期待がしぼむ中、標高下がったらなんとかなるかもと相変わらず通行止めのようなロープが張られたクロモジ尾に。
久しぶりに通ったけど数年前にだいぶ分かりやすくなった踏み跡とテープはしっかり健在だったものの上部は主に枝が、下部はススキなど下草の植生が繁殖してきてて少々分かりにくかったり通りにくかったりしてきてた。
肝心の一面のすすきの斜面ではしばらく休憩したものの陽が差さず、諦めて腰上げて少し行ったあたりで一瞬陽が差したが、どうも今回はまだ時期尚早で展望台側では結構穂がしっかり付いてたのがクロモジ尾側ではイマイチ成長しきっていなかったようで金色の野という感じにはならず不発。
その後尾根から林道に下りるところでは最後までちゃんと緩やかにしっかりジグザグに道が付けられているのに林道が見えたところに直下りしたような踏み跡を発見して入ってしまったらこれがおそらく獣道。
踏み跡はすぐ無くなってすごい急でフカフカの斜面は上り返すことも出来ず植生につかまりながらずり落ちてなんとか道に復帰後すぐ林道に降り立って一安心。
まあ目的の金色のすすき野を見ることは出来んかったものの、この後すぐ台風が来るのでその前に来たのは正解だったと思うことに。
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