大山(蓑毛〜ヤビツ峠〜山頂〜下社〜大山駅)
- GPS
- 06:27
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,051m
- 下り
- 1,052m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
詳しくはこちら。 http://www.odakyu.jp/train/couponpass/tanzawa/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
崩落箇所はありますが、看板等で注意を促しています。 |
写真
感想
8時10分頃に横浜駅集合。
横浜駅の相鉄線の切符売り場で「丹沢・大山フリーパス」のB切符を購入。横浜駅から本厚木駅までの往復+本厚木駅〜渋沢駅間の小田急線の乗り降りが自由(乗車回数の制限なし)に加えて、神奈川中央交通バスの本厚木〜渋沢エリアの指定区間乗り降り自由(乗車回数の制限なし)で1480円。横浜駅→秦野駅→蓑毛バス停までが片道854円(Suica使用)なので少し安く、途中下車して温泉行くならさらにお得です。
秦野駅9時35分発の蓑毛行きのバスに乗車。乗客は少なく、蓑毛で降りた登山者はぼくらの他に2〜3人。蓑毛バス停で身支度を整えて出発。出発早々、マス釣り場の近くのウサギ小屋の人懐っこいウサギに癒されました。
その先の分岐をヤビツ峠方面へ。分岐のすぐ先にある「割烹 蓑庵」は営業していないそうですね。風情のある建物だけにもったいないです。
2箇所ほど、上の方から土砂崩れしたような箇所があり、登山道が小石で盛り上がっていました。(もしかしたら土砂崩れのあとに整備されたのかもしれません) 土砂崩れの現場にいたら、ちょっと怖い思いをしただろうなという感じ。
難なくヤビツ峠に到着。すぐ手前でヤビツ峠と大山への分岐があり、看板も見ていたのですが、階段上がりきって目の前が開けた瞬間に、開けた広場の方に自然と足が進んでそのままヤビツ峠に行ってしまいました。ヤビツ峠で「あれ? 大山へ行くにはどうするんだ?」と休憩しながらしばし悩みました。地図を見ても「こっちから来たはずなのにおかしいな。かなり戻らなきゃいけないのか?」と。広場まで戻って看板見たら左のなだらかな道が大山方面、階段を下ると蓑毛方面ということで、階段を上ってすぐに右へ行けばよかったんです。確か前回来たときも間違ってヤビツ峠まで行ってしまったことを思い出しました。進歩が見られないですねぇ。
ここからは階段が増えたりして、少しだけ急になります。同行者のインドネシア人は結構へばってました。写真を撮りつつ、後ろを振り返りつつ、進みます。
「頂上まであと10分」の看板の近くで、「何か鳴き声がするなぁ」と思ったら鹿を発見しました。距離がありすぎる上に、荷物を減らすために22mmの単焦点レンズしか持っていなかったために、ろくな写真が撮れずにがっくり。インドネシア人も追いついてきましたが、時すでに遅し。鳴き声は聞こえるけれども写真は撮れなかったようです。
10分くらいで山頂へ。「頂上まであと10分」の看板には「頂上売店あり」と書かれていましたが、営業していません。あとから来た登山客も「やってないじゃん!」とがっかりしてました。営業している日があるなら、明記しておいたほうがいいですよね。山頂は人が多かったです。蓑毛から登ってくる人が少ないだけでしょう。
山頂は雲が多くて日差しが少なく、汗が冷えて寒かったので長袖シャツを着ました。そしてお湯を沸かして恒例のカップ麺とおにぎりで昼食、食後のコーヒーをいただきました。近くのテーブルで年配のグループが網でソーセージを焼いていて、たまに派手にファイヤーしてました。梨とワインも出てきていてちょっぴりうらやましい。いずれは山頂カップ麺を卒業して、調理して山ご飯したいなぁ。
下りは下社方面へ向かい、途中の分岐で蓑毛に下りて行きましたが、最終的な分岐点で「下社へ行ってみよう」という意見が出たので下社へ。スーツ姿の男性がどんどん登ってきては、「関係者以外立ち入り禁止」のロープをくぐっていきます。近所の方らしき御高齢の夫婦もくぐっていきます。「なんだろう?」と思いましたが、その先で謎が解けました。下社の下に茶屋が並んでいて、しきりに客引きしています。あまりの必死さに引きつつも、豆腐抹茶ソフトに惹かれて吸い寄せられていくと、「お水飲む?」と湯飲みを手渡され、まずは水を一杯いただきました。ついでに帰り道を聞くと「蓑毛へは少し戻れば行けるけど、早く帰りたいなら大山ケーブルカー駅まで降りれば、バスで伊勢原駅に行けるよ」と教えてもらいました。「丹沢・大山フリーパスは使えますか?」と聞くと「大丈夫、使えるよ! その前に休んでいけば?」とのことだったので(笑)、茶屋に入って豆腐抹茶ソフトを食べることに。ソフトを食べながら、大山の四季の写真をスライドショーで流しているDVDを観賞。インドネシア人は「冬の雪のときに来たい」と言いますが、雪の登山は勘弁です。
下りは一瞬男坂に踏み込みかけましたが、戻って女坂へ。いやいや、女坂でも結構な登山道であなどれません。距離は短いですけどね。降りる途中でケーブルカーが降りてくる音がします。「あれ? ケーブルカーは工事中で、営業再開は10月1日からなはず」と思いながらアスファルトの舗装路を進むと、大山ケーブルカー駅にスーツ姿の男性と近所の方らしき人々が。近隣住民に先行試乗会みたいなことをやってたみたいでした。
こま参道に並ぶお土産屋に立ち寄り、豆腐かりんとうとピーナツ小次郎を購入。「確か丹沢・大山フリーパスで優待があったはず」と思い、お店の人に尋ねると「1000円以上で割り引きなんだけど、決まりがあるわけじゃないから、おまけするよ」とちょっとだけ値引きしてくれました。そのちょっとの気持ちがうれしかったです。
大山ケーブルカー駅バス停が見えてくると、すでに伊勢原駅行きのバスが停まってます。「何時の出発だろう?」と思いながら早足で歩いていると、右ウィンカーが出て出発しかけました。「あー、行っちゃったよー」と3人で顔を見合わせていたら、ウィンカーが消えたので「待ってくれてるのかな?」と小走りになったところ、クラクションを鳴らして「待ってるよ」の合図。運転手さんも優しかった。
バスの車中で3人とも爆睡。予定では蓑毛に下りて、鶴巻温泉で汗を流してもいいかなと思っていましたが、伊勢原まできてしまったし、予定よりも少しおそくなってしまったし、眠いし、ということで帰路に着きました。
下りは前回の塔ノ岳の下りを教訓にして降りてきたので、膝の痛みはまったくありませんでした。(まあ、距離も短いですけどね)
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