黒部周遊(薬師岳、雲ノ平、祖母岳、祖父岳、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳、赤木岳、北ノ俣岳)


- GPS
- 80:00
- 距離
- 56.1km
- 登り
- 4,492m
- 下り
- 4,489m
コースタイム
20:30飛越トンネル神岡側駐車場
8月2日(月)
05:55飛越トンネル-06:30くま洞峠
07:19 1842分岐-08:00鏡池
08:12寺地山-08:45北ノ俣岳避難小屋08:50
10:08北ノ俣分岐10:25-11:20太郎平小屋11:35
11:50薬師峠キャンプ場12:00
空身で薬師岳往復
13:40薬師岳頂上-15:15薬師峠キャンプ場
8月3日(火)
05:50薬師峠キャンプ場-06:10太郎平
06:50中俣2つの沢越した後のベンチ-07:50薬師小屋08:00
09:15木道末端09:30-10:00奥日本庭園10:10
11:00雲ノ平キャンプ場
8月4日(水)
05:05雲ノ平キャンプ場-05:46祖父岳分岐
06:07祖父岳頂上06:20-06:35岩苔乗越06:55(沢で水汲み)
07:05ワリモ北分岐07:10
空身で水晶岳往復
07:55水晶岳頂上08:30-09:10ワリモ北分岐09:20
09:35ワリモ北分岐-10:00鷲羽岳頂上10:15
10:50三俣山荘11:25(食堂で、カレー、ラーメンともに1000円)
11:55三俣蓮華岳12:10-13:15黒部五郎キャンプ場
8月5日(木)
05:15黒部五郎キャンプ場-06:45黒部五郎肩分岐
06:58黒部五郎岳頂上07:10-07:18黒部五郎肩分岐
08:10中俣乗越の手前の富山側の見晴らしの良いところ08:20
08:48赤木岳-09:22北ノ俣岳頂上09:35
09:40飛越新道分岐-10:35北ノ俣避難小屋10:45
11:50 1842分岐-12:20くま洞峠12:25
12:50飛越トンネル南側入口手前駐車場
天候 | 8/2(月)晴れ 8/3(火)曇りのち晴れ(夜中1-3時雨) 8/4(水)快晴 8/5(木)快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7台駐車済み |
コース状況/ 危険箇所等 |
飛越トンネルまで神岡から車で45分。 道路はすべて舗装されているが、神岡からひとつ山を越えるがコンビニなどはない。 帰り、飛越トンネルから5分位のところで子熊に遭遇した。 駐車場は工事用トイレ1台(きれいで十分使用可能)、登山ポスト有り、AU携帯通信不可能。 下山前後は上高地分岐2つ目のトンネルの間の坂巻温泉(500円、16時まで)を利用。 湯の花、硫黄の匂い、湯量豊富。 北ノ俣避難小屋、薬師峠キャンプ場、雲ノ平キャンプ場の水は冷たくておいしい。 デジカメの電池を忘れ、太郎小屋でインスタントカメラ(27枚撮り1200円)を購入。 現像後、写真をUploadします。デジカメの動作確認をザックの準備作業に加えることにします。 黒部五郎小屋の生ビール(900円)、フルーツゼリー(300円)、りんご(300円)はうれしい。 |
写真
感想
今回は中学3年の息子と2人で3泊4日の黒部一周の旅となるが
2週前に白馬1周の強行軍をこなせたので何とかなるだろう。
神岡から大規模林道(484号線)を車で45分飛越トンネル駐車場に夜8:30到着。
6、7台駐車しているが寝ている人はいない。
寝る準備をしていると何台か車が到着する。
熊避けのすずをつけ出発、速いペースで飛ばすとすぐにくま洞峠。
水芭蕉の茂った湿った道で、丸太の敷石がすべる。
朝露と湿地で靴とズボンはどろだらけ。
鏡池までは、ところどころに黒豆の木があり、和製ブルーベリーを摘まんで歩く。
寺地山を過ぎると北ノ俣への道が見渡せる。
北ノ俣避難小屋の正面には冷たい水、カップがありおいしい。
今日の水を汲んで登りにとりかかる。
上のほうのパーティを目標にペースをあげる。
最後のジグザグを登ると北ノ俣分岐に到着。
360°の展望、太郎平小屋、そして薬師が大きい。
太郎平への稜線を降りていくと、雷鳥の子供(うずら位)が3羽、5羽、その後に目の上が赤い親鳥(おとうさん)が先導する。
デジカメの電池を忘れたため、太郎平小屋で写ルンです27枚撮り(1200円)を買う。
売ってて良かった。
薬師峠キャンプ場にテントを張り、水だけもって薬師岳を往復する。
太郎平小屋の前の水は冷たくないが薬師峠キャンプ場の水は冷たい。
担いできたビール、コーラ、フルーツゼリーを冷やす。
トイレも水洗でなんと洋式もあり疲れた足には快適。
夜中1時から3時ごろ雨となる。
太郎平から薬師沢への下りは歩きやすい木道が続き涼しい。
赤い吊り橋を渡りハシゴを下ると黒部川。
朝方曇っていて雨が心配であったが晴れる。
いよいよ雲ノ平への急な登り。すべりやすい大きな岩の重なった沢状のところを
登っていく。
湿気が多く蒸し暑いので飛ばしてぐんぐん高度をかせぎ、木道にでたところで休む。
展望も良くなり、祖母岳に寄り、雲ノ平キャンプ場まで木道を楽しむ。
祖母岳は5分で行けて展望も良い。
雲ノ平キャンプ場の水も豊富で冷たい。
トイレも薬師峠と同じ構造。
祖父岳手前には2箇所雪渓が現れるが傾斜もなく問題ない。
息子は、先々週に白馬連山の朝日岳でこわい雪渓を渡り雪渓恐怖症。
祖父岳頂上の見晴らしも良く、今日のルートが見渡せる。
岩苔乗越で黒部源流側の水を汲む。水晶岳往復後は鷲羽方面なので、
ワリモ北分岐にザックをデポする。
水晶岳は悪い場所があると聞いていたがそんなに悪いところもない。
頂上の展望はすばらしい、槍の北鎌尾根がカッコいい、薬師岳の大きいこと。
富士山、乗鞍、御岳、鹿島槍、白馬、そして黒部湖から剣まで。
ワリモ岳を通過し鷲羽岳で休む(4年前に息子と登ったので息子には鷲羽岳は
たいへんな山だという印象があった)。
三俣山荘まで下ると、な〜んだそんなに悪くないんだと。
よくがんばったので、三俣山荘の食堂でラーメン、カレーを食べる。
三俣蓮華岳をさっと登り、黒部五郎キャンプ場へ一気に下る。
黒部五郎小屋で、りんご300円、缶ビール550円、フルーツゼリー300円、ネクター350円でリフレッシュ。
夜は星がきれいで冷え込み、雨具を着込む。
黒部五郎小屋で水を汲み、カールの奥で休む。
黒部五郎カールは水もおいしく、実に気持ちのいいところ。
肩まで一気に登り空身で頂上に向かう。
頂上では、水晶岳頂上で出会ったおじさんと再会する。
360°の眺望を楽しみ先を急ぐ。
肩からは急なジグザグの道を下り中俣乗越へ。
風が涼しくて歩きやすい。
学生の頃、沢登りをして、中俣を登り赤木沢に下ったことがあり懐かしい。
赤木岳を通過し北ノ俣岳までは歩きやすい道でありトレランで来れば走れる場所である。
飛越新道分岐で黒部で一周した感慨にひたり、最後の眺望を楽しむ。
北ノ俣避難小屋でおいしい水を飲み、走るように飛越トンネルを目指す。
飛越トンネルから車で出発し5分位の林道で子熊に遭遇した。
道に出て車に気づいて戻って行った。
飛越新道では、クマ避けの鈴は必須ですね。
kurosukeさん、こんにちは。
kurosukeさんの山行計画は拝見してました。
同じ時期に雲ノ平に行きました。kurosukeさん達がテン場着後に周辺を散策しいらしたら、すれ違っているかも知れませんね?
中学3年生の息子さんは、頼もしい存在に成りつつあるのでは?
体重軽いし、空荷なら一番早い年齢ですね。
また、拝見します。
Nafさん、こんばんは。
レコ拝見しました。
残念ながら、雲ノ平キャンプ場では、昼からテントで寝てました。
薬師沢から雲ノ平への登りがきついのに一気に登ってきたのです。
キャンプ場の水つめたくておいしかったです。
まだ、登山をはじめたばかりですね、記録から新鮮さが伝わってきます。すばらしい山旅でしたね。
息子は、小学4年で鷲羽岳を登り、今夏で白馬、黒部を回ったので
山がつながり一段落つきました。
息子も荷物がなければ、だいぶ速く歩けるようになりました。
4日間本当にがんばって歩いたので、山の水のおいしさを身をもってわかったようです。
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