アサギマダラ舞う摩耶山天上寺と摩耶遺産

2024年10月05日(土) [日帰り]

• GPS: 03:26
• 距離: 6.7km
• 登り: 711m
• 下り: 389m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:23
• 休憩: 1:04
• 合計: 3:27

13:20 摩耶ケーブル駅
13:28 13:29 五鬼城公園登山口
13:31 13:35 五鬼城展望公園東テラス
13:41 五鬼城展望公園
13:51 高圧線下展望処
14:01 14:04 八丁 / 虹の駅 分岐点
14:07 14:17 まやビューライン 虹の駅
14:24 峠茶屋（下のアメヤ）跡 （四丁）
14:31 青谷道 上野道 分岐点
14:34 旧 天上寺 仁王門
14:44 摩耶山史跡公園
14:55 14:58 摩耶山
15:02 摩耶ロープウェー星の駅
15:07 掬星台
15:19 15:51 忉利天上寺
15:56 オテル・ド・摩耶
16:00 摩耶石舞台
16:06 16:12 掬星台
16:12 16:14 摩耶ロープウェー星の駅
16:24 山寺尾根方向（掬星台下 水平道）分岐点
16:27 16:28 摩耶山史跡公園
16:34 16:35 青谷道 上野道 分岐点
16:41 峠茶屋（下のアメヤ）跡 （四丁）
16:46 16:47 まやビューライン 虹の駅
16:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路:JR摩耶駅からみなと観光バスで摩耶ケーブル下駅
復路:摩耶ケーブル虹の駅から摩耶ケーブル、摩耶ケーブル下駅から神戸市バスでJR六甲道駅

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし、ファミリー向けコース

写真

10/5 13:26

上野道登山口
今日は上野道で摩耶山天上寺に向かいます。

10/5 13:33

五鬼城山展望公園の鉄棒
ぶら下がるのがお約束です。

10/5 13:35

五鬼城山展望公園の展望所
上野道には、展望ポイントがいっぱいあります。

10/5 13:36

紅葉がはじまっています。

10/5 14:10

摩耶ケーブル虹の駅から見下ろす旧摩耶観光ホテル（マヤカン）
モダニズム建築としての価値が評価され、廃墟では珍しい国の有形文化財として登録されています。

10/5 14:15

ツマグロヒョウモン
これは、♂ですね。

10/5 14:16

千万弗展望台跡
1925年に開設された摩耶山遊園地の跡地に、1958年木造2階建ての展望台が建設されました。現在は展望広場として整備されています。

10/5 14:19

正一位高尾大明神
「正一位」と言うのは神様の位の中で最高位ということです。

10/5 14:21

摩耶花壇跡
奥の電飾がいい感じです。

10/5 14:22

1926年、摩耶山株式会社が療養所を第一の目的とした木造モルタルの洋館を建造し、摩耶花壇と名付ける。この洋館は1960年ごろに解体され、後に廃墟となる。食事処や岩風呂なども兼ね備えていた娯楽施設ともされているそうな

10/5 14:33

天井時跡の仁王門
昔は、なかに仁王様がおられたが今はいません。

10/5 14:36

天上寺跡の石段
この参道の石段は三百段以上あるそうである。とてもキツイ。
明日のマラソン大会が心配です。

10/5 14:38

天上寺跡の石段を登っていると「兵庫具足講社」と彫られた石柱をたくさん目にします。
いったい、どんな宗教団体なんだろう？今でもあるのだろうか？

10/5 14:42

摩耶山天上寺跡から摩耶山頂を望む。
いい天気です。秋晴れです。

10/5 14:44

樹齢100年以上のマザーツリーと呼ばれる巨木の一つでしたが、平成30年9月の台風20号の強風により倒れました。その後、倒れた木の下をかがんで通っていましたが、今は取り除かれています。

10/5 14:47

円心入道赤松公の碑
赤松円心は赤松氏4代当主。播磨国守護ということです。
姫路城のある姫山の地に初めて砦を築いたのが赤松円心です。

10/5 14:56

摩耶山頂三角点
698．6mとある。摩耶山は国土地理院発行の地図には標高702mとされているが、三角点から3mも高い所は周りを見渡しても見当りません。

10/5 14:57

天狗岩
摩耶山頂あたりは山伏の修験道の場で、山麓の農民がここで修行する山伏の姿を見て天狗と見間違い、これを天狗岩と呼ぶようになったということです。

10/5 15:01

ツリフネソウ
終盤です。

10/5 15:08

ゲンノショウコ
秋の花いいですね・・・

10/5 15:14

天上寺の山門に到着

10/5 15:15

キイジョウロウホトトギス
「キイジョウロウホトトギス」は環境省の絶滅危惧種にも指定されている希少な植物です。

10/5 15:16

天上寺では丁度、見ごろを迎えています。
今日は、アサギマダラのほかにも、これが、見たくてきました。

10/5 15:20

そして、本日のメインデッシュ、アサギマダラ登場です。

10/5 15:26

アサギマダラはとまるとき、羽を閉じるのがデフォルトです。
しかし、時々、羽を広げてくれます。

10/5 15:26

こちらは、2匹のアサギマダラ
十匹以上のアサギマダラが舞っています。

10/5 15:27

ピンクのフジバカマです。
フジバカマがないと、アサギマダラはやってきません。

10/5 15:29

アサギマダラは春から夏にかけては本州などの標高1000メートルから2000メートルほどの涼しい高原地帯で繁殖します。
秋には気温の低下と共に暖かい南へ移動を開始し、九州や沖縄、八重山諸島や台湾まで海を越えて飛んでいきます。

10/5 15:32

季節により渡りをする日本で唯一の蝶がアサギマダラなのです。

10/5 15:36

天上寺では、キンモクセイも満開でした。

10/5 15:36

良い香りです。

10/5 15:39

摩耶山天上寺
摩耶山真言宗の大本山の寺院。山号は佛母摩耶山。本尊は十一面観音菩薩と仏母摩耶夫人尊。釈迦の生母である摩耶夫人を本尊とする日本唯一の寺です。

10/5 15:46

午後4時近く。西日がまぶしいです。

10/5 15:47

名残おしいけど、アサギマダラともお別れです。
また、来年会いましょう！

10/5 15:50

天上寺には、シュウカイドウの花も少しだけ残っていました。

10/5 15:50

天上寺境内のフジバカマとオミナエシです。

10/5 15:51

帰路につきます。

10/5 15:54

フサフジウツギ

10/5 15:58

摩耶の石舞台からの展望です。
秋空とすすきです。よく会います。

10/5 16:07

掬星台からの展望1
大阪万博会場を双眼鏡でみました。
まだまだ、建設中でクレーンがいっぱい。

10/5 16:08

掬星台からの展望2
神戸港に入港する船が見えます。

10/5 16:12

摩耶ビューライン　ロープウエイ星の駅
摩耶ビューラインは、ロープウエイもケーブルも片道450円です。

10/5 16:13

ハギの花です。

10/5 16:16

アキチョウジです。

10/5 16:30

摩耶ケーブル虹の駅に向かいます。

10/5 16:46

ムクゲの花です。

10/5 16:47

虹の駅（旧摩耶観光ホテル前）です。
摩耶ケーブルに乗ることとしました。
一見簡素な駅舎のようですが、じつはこの建物、大正時代に開業した当時のものがそのまま使われています。

10/5 16:49

摩耶ケーブルは、1995年の阪神・淡路大震災で大きな被害が出て、存廃問題に揺れる中、事業者の変更を経て2001年にようやく復旧しました。しかし、その後も利用客は低迷し、2011年頃には存廃問題が出ましたが存続となり現在へ至ります。
ということで早めに乗っておくべしです。

10/5 16:49

車内にサルやミミズクがいます。
兵庫県 摩耶ケーブル駅・虹の駅では、2023年3月より「 赤いスイートピー 」が発車メロディーとして使用されています。
神戸在住の作詞家、松本隆氏の作詞された楽曲にちなみ、摩耶ケーブル駅にて赤いスイートピーの種をまいたことから採用されたそうです。

10/5 16:51

チケット　おしゃれです。

10/5 16:59

赤いケーブルカー
摩耶ケーブルは、1925年、摩耶山忉利天上寺への参詣路線として、摩耶鋼索鉄道が開業しました。
今年が開業100年目となります。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

マルヒコ

　明日、マラソン大会にエントリーしている関係でハードな登山を避け、今日は、午後から、摩耶山刀利天上寺に行きました。
　天上寺には、この時期、アサギマダラが毎年飛来しており、毎年見に行っています。今日も、フジバカマの花に、いっぱいのアサギマダラが舞っており、幻想的な風景でした。キイジョウロウホトトギスにも出会うことができました。
　また、旧天上寺跡や開業100年となるケーブル、天上寺参道を中心に発展したホテルや飲食店の遺構など、山上にしか残っていない、神戸の歴史・文化に触れることができました。