2015 夏 東北縦断 - 八甲田山

2015年08月09日(日) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 8.2km
• 登り: 689m
• 下り: 693m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 1:30
• 合計: 4:55

5:05 薬師神社
6:00 6:40 八甲田清水
7:30 8:00 大岳山頂
8:00 8:20 大岳避難小屋
10:00 酸ヶ湯温泉、薬師神社

早朝に出発、午前中に下山した。東北の山とはいえ、日中は暑い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岩木山から移動。「上路式アーチ橋では、アーチ支間長が 255mと日本一の長さ」という城ヶ倉大橋を経て、酸ヶ湯温泉キャンプ場泊。

コース状況／危険箇所等

特になし。山頂は虫が多い。

その他周辺情報

下山後は、蔦温泉旅館で汗を流した。湯船底板の隙間から源泉が湧き出る温泉。
その後、奥入瀬渓谷で撮影を楽しんだ。

写真

薬師神社の鳥居が登山口
八甲田から山口県秋吉台まで5,000キロの日本山脈縦走起点だそうだ。

地獄湯の沢を沢沿いに登る。硫黄の匂いが充満。
南方に南八甲田連峰の峰々が見えてくる。

沢を登り切ると、高山植物が咲く湿原が広がる。（仙人岱）
湿原には風呂桶大の水場がある。辰五郎清水と呼ばれているようだ。とにかく旨い。

大岳山頂（1584.5m）まで一気に登る。
山頂ではしつこいアブに付きまとわれる。

山頂から南八甲田連峰駒ヶ峯（1416.5m）を望む。

昨日登った岩木山。

目下左下に見える大岳避難小屋まで降りる。

避難小屋とは思えない立派な造り。ストーブもあり、まきも備蓄されているよう。

毛無岱（湿原）の木道を進む。お花畑を期待したが、すでにシーズンを過ぎたよう。

この池塘が唯一撮影スポットとなった。
下毛無岱を通過し、登山口近くの酸ヶ湯温泉に下山。
酸ヶ湯温泉は観光客で賑わっていたため、ソフトクリームで体を冷やし、蔦温泉に移動して汗を流した。

蔦温泉を出て、奥入瀬渓谷を観光した。

装備

個人装備

医薬品パック 細引き 小物パック（ヘッドランプ ラジオ ナイフ マッチ） レインウェア 防寒着 地図 磁石 笛 水（500ｍｌペットボトル） 行動・非常食（ドライフルーツ カシューナッツ チョコレート） ストック

共同装備

ツェルト バーナー（PRIMUS） コッフェル

備考

虫よけのハッカ

感想

chappybabo

これまで私の中で八甲田山は、人の住む町村から遠く閉ざされた奥深い山をイメージしていたものだが、実際に訪れてみると、登山口にある酸ヶ湯温泉が観光地化され、東北はもちろん関東、北陸、たまに関西方面からの車も多くみられ、身近な山を感じさせられた。
仙人岱で見られた高山植物の花々は毛無岱ではすでになく、少々残念。7月頃が真っ盛りであったのだろうか、緑の草原であった。
奥入瀬渓流への移動途中に立ち寄った蔦温泉は大正時代の建造で、静寂した山の温泉の雰囲気を伝えてくれる。10メートルはあろうかという高い天井で、正方形の湯だまりを囲う洗場のある浴室は、不思議な開放感がある。