秋の乗鞍岳



- GPS
- 03:59
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 400m
- 下り
- 395m
コースタイム
- 山行
- 2:16
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 4:00
天候 | 雨⇒晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは短いだけに、気が緩みがちに。ガレ場でのスリップ等に注意。 |
その他周辺情報 | 観光センター近くにある湯けむり館で下山後の疲れを癒せます。 |
写真
感想
山に興味をもった後輩にそろそろ3000m超の世界を見せたくて計画。乗鞍岳は2700mまでバスで行けるので、標高差300mを登るだけで3000mの世界が体験出来るのだ。
今回は紅葉シーズン始まりということも考慮して、安達太良山のときより集合時間を早めた。夜明け前の薄暗い東京を出るときは雨だった天候も松本に入ったくらいで上がり始め、駐車場についたときには、雨はすっかり上がっていた。かといってスッキリとした快晴かというとそうでもなく、ひんやりとした朝の空気に少し霧が立ちこめていた。
バスは晴れの時刻表で運行とのこと。トイレ、荷物準備を済ませ、バスに並ぶ。仲間のひとりが先頭付近に並んだので、席とりを任せる。最後部座席を確保して、バスは発車。5席に3人で座ると、おのずと一つおきに座ることになる。真ん中の玉座に座ることに。この席は前が広くていいが、ブレーキの度に前に飛ばされそうになる。車窓からみえる色づいた山肌に感嘆の声を上げながら、バスは畳平に到着。
登山開始。ゆっくり登り始める。いきなり森林限界から始まるため、木々はない。陽をさえぎるものもなければ、風をさえぎるものもない。風がなく、陽射しがあると暑いが、ひとたび風が吹くと寒い。とくに汗で濡れた身体にはこたえる。
上着で調整しながら山頂を目指す。北側の北アルプスの絶景を振り返りながら小一時間ほど登ると山頂だ。
山頂からは、360°絶景で北アルプスは剱岳、立山、薬師岳、笠ヶ岳、槍、穂高、焼岳、御嶽山等々のオールスターが眺められる。しかし、「山はよく知らないんで」と後輩の感動は薄い。。。おいおいっ!
雲海、紅葉、3000m超での360°眺望、これらを一度に経験できるなんてそうそうないぜ。
肩の小屋まで下りてきてランチだ。メニューは個々に様々だ。ひとりはベーコンステーキプレートだ。厚切りベーコンとゆで卵、ライスの本格派だ。そしてもうひとりはおでん。暖めるだけのシンプルなものだが、寒い山で食べるおでんはとても美味しい。自分のカレーうどんもチャーシューやチェダーチーズ、半熟卵をトッピングして、そのまろやかな味は、頭上の清々しい青空とは対照的だったが、妙にしっくりときた。14:05のバスに乗れそうだったので、それを目指して下山。
バスで2700mまで来られるなんて素敵でもあり、無粋でもあり。急登を登ったすえの絶景に心奪われるんだけどなー。紅葉は、そこそこ進んでいて綺麗だったので良しとしよう。
またしても玉座に座っての下山となったバスが乗鞍高原駐車場に到着。駐車場近くの温泉にGO。湯けむり館はとても心地よい温泉だった。露天風呂では英語がいかに会社内に入り込んできているかを話した。さっぱり入浴後はソフトクリームを食べて帰路の途に。途中の諏訪PAで食事して帰宅。東京に着いたのは21時過ぎだったか。
昔からの仲間と道中、色んな話をするのも見逃せない魅力の山行旅。次回の蓼科・霧ヶ峰・美ヶ原の山旅に続く。。。
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