前之庄BS〜明神山〜福崎駅
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- GPS
- 05:56
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 806m
- 下り
- 829m
コースタイム
天候 | 晴れ。日差しが強く尾根筋は暑い。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高速神戸駅-山陽姫路駅 6:24-7:21 神戸高速線直通特急 姫路駅(北口)17番のりば-前之庄BS 7:40-8:22 神姫バス51 810円 帰り) 福崎駅-姫路駅 14:34-15:00 JR播但線 山陽姫路駅- |
コース状況/ 危険箇所等 |
明神山現地の看板によると、ABCコースはナラ枯れ拡大のため落枝に注意。強風時は頭上注意、ヘルメット推奨。Bコースの杉林はヒルが多い。各コース8合目より上部で落石が多く、特にCコース鎖場に注意、とのこと。 くじら岩、マンモスの背などの一枚岩はフリクションが効き見た目より安定感があるが、濡れている時は要注意。マンモスの背には捲き道あり。指定のルートを歩いている分には危険は少ないが急角度で折り返していたりするので道を外れないよう注意。ペイントやガイドロープは豊富。 |
その他周辺情報 | 福崎は柳田國男の生家がある関係で妖怪推し。もちむぎのやかた。ちょっと遠いが自家用車ならかさがた温泉も。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
昨日寝坊して見送った播磨の明神山に行ってきました。技術度は分県登山ガイドで兵庫県の最高★3、今後に向けてちょっと難度の高めの山を登って技術を高めたい、あるいは技術の不足を知りたいと思ったのです。
姫路駅から神姫バスに乗車。ここから乗ったのは4,5人でした。その後乗ったり降りたりして席が埋まることもなく、終点の前之庄バス停で降りたのは私ともう一人だけ。ハイカーは私だけでした。バス停からは4kmほど歩きますが、すっかり涼しくなったので下道歩きも快適です。田畑の畔に咲く彼岸花がちょうど綺麗だったおかげで退屈せずにすみました。
登りでお会いしたのはわずか4人。しかも五合目六合目で休憩中だった1人と3人なので登山道は私の独り占めでした。難度の高い岩場などを自分のペースで歩けるのはいいですね。前の人が落ちて来たり石を落としたりする心配もありませんし、逆に自分がそうする不安もあるわけで。もちろん後ろに誰も見えなくても落石させないようには気をつけますが。
明神山最大の危険箇所という鎖場は長さだけで言うとごく短かったです。鎖があるのはここだけであとは全部ロープ。他の岩場は急だったり、崖だったりするだけですが、ここは難しいと感じました。どこに手足を置いて登るのが正解なんだろう、と。ちょっと強引に登ってしまった感があり、確実に三点支持で登るようにせねばと反省。まあこの山はよく整備されていてルートを示すペイントはおろか、所によっては手足を置く位置までペイントで示してありました。
頂上には4人が休憩中。登山道の静けさに較べると賑やかな印象です。さらにあとから4人ほどが登って来られました。折しも天気はピーカン、ほぼ360°の展望なのですが、眩しさと暑さで山座同定もそこそこにちょっと下ったところにある木陰でパン休憩。
下りでは登って来る5人とすれ違い、2人追い越し。下りで道を譲ってくれた1人は私より随分先に頂上を発ったのに、下りはじめるとまだ見えるところにいてかなり慎重に降りていました。かなり若くて中高生と見えましたが無事下山されているといいのですが。まあ特にニュースにもなってないようなので大丈夫だったのでしょう。道を譲ってもらったそのすぐ後に、後ろから追いついてきたペアがいたので先に行ってもらいました。自分より年配のしかもグループに追い抜かれることは(トレラン以外に)滅多にないので驚きました。滑りやすそうな激下りをスイスイ降りて行かれてすごいなあ、と。下りは技術と言いますからね。私も技術を磨きたいです。今日はそれが目的ですが。
ところがそのお二人には結局あとで追いついたので、休憩されているところを先に行かせてもらいました。怪我や故障でなく単に長めに休まれているだけだったのならいいのですが。
なかなか密度の高い山行でしたが時間自体は短かったので、麓の夢やかたのざるそばで昼食。前之庄まで戻ったところバスの時間まで30分あったので、少し迷った末に歩いて福崎駅まで行くことを決心。こうしておくと今度七種山に来た時に軌跡がつながります。板坂峠を越えて福崎に出る道は県道407号ということになっているのですが、自動車は通れません。前之庄の青看板(案内標識)にも「通行不可」と書かれていて、土砂崩れか何かで歩行者も通れなかったらどうしようと少し不安だったのですが、単に元々通れなかっただけでした。富士山の登山道が実は頂上まで県道指定されているようなものでしょうか。まあ登山道としては立派過ぎるほどの幅があるのですが、油断してぼんやり歩いていたら蜘蛛の巣にモロに突っ込みました。しかもちょうど帽子を脱いでいた時に。
福崎に出てもまだしばらくの歩き。途中に柳田國男の生家を示す看板もあったのですが、今日はもういいかなという気分だったので駅に直行。しばらく見事な鮮やかさの赤とんぼが並走してくれました。これは次はたつの市 (三木露風出身地) に行けという合図でしょうか。播但線で姫路に出たあと、まだ行ったことのない姫路城を見に行こうかという気も少し起きたものの、これもまた今度もっと時間のある時にします。でもそのうち姫路市民以外の拝観料は値上げするそうですからそれまでに行っておきたいところ。
今日は私にしては難しめの山にちょっとしたチャレンジでしたが、特に危ないこともなく無事下山できました。他にもEコースまでと大明神コースというのがあるらしいのでまた来てもいいですね。公共交通だとアプローチが長いのがやや難点ですが、今日は秋の景色を楽しむことができたので問題なし。土日と続けて山に行けたことも含めて満足の週末でした。
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