後立山 高瀬川北葛沢


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,058m
- 下り
- 2,054m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:10
- 山行
- 14:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 14:05
天候 | 10/5 曇り 10/6 霧のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時は、七倉山荘に下山後、駐車地点まで6km車道歩き。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北葛沢は体感4級程度。 踏み跡は思ったよりもあった。魚影は無し。 雪渓は上部の一箇所に欠片が残っていたのみ。 登れる滝については比較的プロテクションは取りやすい。 ロープは50mあった方が良い。 時期的な理由もあるのかヌメリが強かった。 二人ともラバーだったが、フェルトでも良いかもしれない。 幕場は、富山起点にあるように標高1150m付近、1750m付近が至適。 上部ゴルジュに入ってすぐの1250m付近でも見つけられたが、大人数で泊まるには適さない。 下山は通常登山道利用になると思うが、累積標高差が大きいため一泊二日行程の場合は体力勝負になる。 参考記録: ・北アルプスの沢(豊野則夫著) ・富山起点 http://toyamountain.blogspot.com/2024/08/blog-post.html 他 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
備考 | 上部ゴルジュ内に、堰堤やワイヤー、及びそれを張るための杭などの残骸が散見された。 どのような理由で設置されていたものなのか気になるところ。 |
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感想
依頼されたので久し振りに記録書きました。
いつも9月くらいに思い出したように連絡をくれる赤堀君。
こうやって声をかけてくれる方、貴重なのでとても嬉しい。
行き先は彼が前々から行きたい沢だという北葛沢に。
通常は二泊三日で行かれている沢だが、赤堀君が言うにはWさんが一泊行程で抜けられてるんだから問題無く行けるはず、とのこと。
さすが歴戦の沢屋赤堀君、全身に自信が漲っている…!自分なら口が裂けても言えない!
とまあ体力が平凡な我々は、一泊行程にしたために2日目に疲労困憊で白目を剝きながら歩く羽目になったとさ。やはりへなちょこな山屋はWさんの記録を信じてはいけない。
2日目は6時過ぎに幕場を出て、駐車地点に戻ったのが21時。
船窪小屋で、今から下るの?若いからこそできるのね!暗くなるから気を付けて!と応援してださった紳士淑女の皆様方、我々はやり切りました。
しかしここからがまさかの本番だった。
月曜に出勤するために頑張って2日で下山した訳だが、色々あって結局急遽有休申請。下山地点からそのまま3時間車を走らせ、3時間仮眠。翌朝再び薄汚れた沢シャツに身を包み標高差1800mの登りをこなすことに。(結果的には数百mの登りの後に下山できて多いに安堵した。)
次の3連休の予定も吹っ飛ぶことを覚悟したが、最終的には平和的に終わって何より。普段は会えないような方々にも会えて良かった。
とまあ下山後のゴタゴタの衝撃が強かったが、北葛沢自体は緩急のあるとても良い沢だった。
久し振りに交代でリードすることになったが、赤堀君のリードから始めてロープを出したのは計7回。赤堀君のピッチは岩、自分のピッチは泥藪で完全に分かれ、岩が苦手な自分はホッとした。
登山道区間は長かったものの、秋色が感じられる景色を楽しみながらのんびり歩いた。
以前から気になっていた北葛沢へ。
2週間前に1人で行こうと駐車場まで行ったが、モチベーションが上がらずやめた。
10月も入り、沢のシーズンも終わりに近づく中、ギリギリのタイミングで再び行くチャンスに恵まれた。
前日雨からの当日も微妙な天気。
とりあえず、入渓してみるも増水気味。まぁ、2人だしなんとかなるだろなと進む。
全体的に変化に富んだ内容でとても良かった。
北アルプスの悪い高巻きや滝の登攀も充分に楽しめる。
1泊2日で行けると踏んだが、体力的にも時間的にもギリギリだった。
2泊3日でゆっくり入るのがおすすめである。
やはり、北アルプスの沢は好きだ。
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小峰さんも有休カツカツな中お疲れ様でした!
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