栗原から蓬莱山、打見山
- GPS
- 16835:40
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,584m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:09
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山は、志賀駅の予定だったが、コースミスをしたため蓬莱駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
木戸峠からクロトノハゲ間のトラバース道は2か所ほど木橋が壊れていたり、崩落が進んでる箇所が幾つかあり通行に注意 |
写真
感想
紅葉には少し早いかなと思いながら琵琶湖西岸の比良を登ることにした。蓬莱山は今まで何度か登っているので、今回は登ったことのない栗原の登山口から霊仙山を経由するコースに。
バスが少ないので、早起きして和邇駅を7時32分に出る一番バスに。。栗原バス停には10分ほどで着いてしまう(歩いても1時間はかからないか)。でもここから本当の登山口までは、まだ林道を2.5km位歩くはずで、ボチボチと行きますか、と思って準備していたら、蓬莱山に登るとおっしゃるご夫婦が親切にも登山口まで乗りませんかと車を停めていただいた。喜んで同乗させていただき約2.5km、標高差250m位の行程を、凡そ5分ほどの時間で楽させていただくことができた。
霊仙山から登るために途中登山ポストのある分岐でお礼を言って下ろしていただき、登山道へ。このご夫婦とは、この後も蓬莱山までの間に何度かお会いしてお話しすることもできた。
霊仙山への登山口は、NTTの無線中継所のアンテナの脇に。山頂までの道は薄暗い植林帯の急坂で、しばらく汗をかく。でも30分余りで山頂に着く。樹林に囲まれているので特に展望が良いわけではないが、樹木の切れ間からこれから辿る権現山から蓬莱山の稜線が望める。
さらに1時間ほどで権現山に到着。ここで西側の花折峠からの登山道と合流する。5年前は、そのコースで権現岳に登り蓬莱山まで歩いたことを思い出した。権現山から蓬莱山までの稜線は高い樹木も無く、展望の良いパノラマコースである。この日は、生憎モヤッとした天気のため琵琶湖や比叡山もぼんやりとしか見えないのが残念だったが、天空の回廊を歩くようで気持ちよかった。
笹原の中の道を登って蓬莱山の山頂に。蓬莱山から打見山のロープウェイ駅、木戸峠にかけては琵琶湖バレーと呼ばれる行楽地。冬はスキー場になる。夏もリフトが運行され、アトラクション施設やレストラン等もあるため、家族連れやカップルが多く、すっかり観光地モードである。
当初は、蓬莱山から金毘羅峠経由で下山するつもりだったのだが、朝、車で登山口まで送っていただいたこともあってまだ時間的にも余裕があったので、打見山から木戸峠辺りまで回ってみるかという気持ちになって予定を変更した。
蓬莱山頂からは比良最高峰の武奈ヶ岳を始め、比良岳、堂満岳、釈迦が岳等の比良の山々を眺めながら草原のゲレンデを打見山へ。そして更に木戸峠へ下り、トラバース道をクロトノハゲへ回り、再び打見山へ戻ってきた。クロトノハゲへのトラバース道は、3年ほど前に通った時に比べて随分荒れた感じになっていた。途中、木道が壊れて抉れた場所をロープを頼りに渡ってみたり、崩落して細くなったトラバースの踏み跡を辿ったりと、注意して歩いた方がよさそうである。
蓬莱山の草原ゲレンデを登り返して、予定通り金毘羅峠へ向けて下山を始めたのだが、この後のトラブルをこの時点で予想していなかった。
金毘羅峠の直前でGPSが肩につけたホルダーに入っていないことに気付く。冷静に考えれば山頂で休憩した時にリュックのホルダーから落ちたことは容易に分かったのだが、慌ててしまったこともあるし、再び数十分かけて登り返すのも「勘弁」ととっさに思ってしまったことで諦めて下山を続けてしまった。それが金毘羅峠の標識前へ来た時にどうしたものか左へ進むところを右の道へ進み、結果的に予定していたロープウェイ山麓駅へ行かず、蓬莱駅へ続く林道へ下ることになってしまった。
通常GPSを持って確認していればすぐにコースを外れたことが分かったのだろうが、残念ながら気付いたのは林道に降りて脇にあった地図看板の現在位置を見た時だった。
ロープウェイ駅へ下山していれば時間によっては志賀駅までバスを利用することもできたのだが、道を違えてしまっては隣の蓬莱駅まで歩くしかなく、GPSを落とした後悔も有って正直かなりショックだったし落ち込んでしまった。
人の親切で幸運に始まったこの日の山行だったのだが、終わってみれば.. 行きはよいよい、、帰りは怖いだったかな
まあ、気を取り直して、次の山行を考えるとしましょう
今回の歩行距離:16.9km 2015年の累積距離:438.7km(31回目)
今回の累積標高:1,345m 2015年の累積標高:37,170m
コメント
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chamchanさん、こんばんは。
登山口まで送ってもらえたのはchamchanさんのお人柄の良さでしょうね!お会いした事があるからこそ、そう思います。でもそんな予期せぬ出会いも旅の宝物ですね。
ところで写真40の奥に見えるジェットコースターみたいなのは何ですか??
akirasさん、こんばんは
そんな人柄なんて言われると照れます。
でも正直言って、とってもラッキーって思ったことも事実です。
この時のご夫婦とは、蓬莱山まで何度か前後になってお話もできて、仰るように忘れられない出合になりました。
ただ、この日の幸運はここまでで、実は下山にえらいことになってしまったんです。先ほど感想欄に追記したんで読んでください。
>ところで写真40の奥に見えるジェットコースターみたいなのは何ですか??
ススキの先に見えるやつですね。これは長〜い滑り台だと思います。ただ、横を通った時に見た限りですが、使用できないようになっていたと思います。どこか壊れていて危険なのかもしれません。実際誰も滑っていませんでした。
それより大空散歩ともいうべきジップラインというアトラクションがあって、ずいぶん人気のようでした。
http://www.biwako-valley.com/topics/452
きっと元気な子供さんたちが喜ばれるのではないかと思いましたよ。。
でも、体重制限(30kg以上)が有ったと思います。。
chamchanさん、こんばんは!
うちの子は既に37kgをオーバー!?太り盛りです・・・山行により大量カロリー消費するも背中に背負った小狸袋のおやつにより結局カロリーオーバーしてしまいますです。
ジップラインのホームページ見ました!行った時には是非やってみたいです(私がやりたいです!)。
にしても、chamchanさん、あの時もカメラ落としていませんでした?気を付けて下さーい!
チャムちゃん こんにちはビタロです
何度行っても蓬莱山周辺の稜線歩きは
とても気持ちのイイものですね
蓬莱山から金比羅峠に降ってくると
左は切れ落ちたガケっぽいので
どうしても右に行っちゃうんですよね
以前チャメも右に行っちゃってました
結果的にですが・・・
クロトノハゲまで行かれたのでしたら
そのままキタダカ道で下山して
山麓駅または志賀駅を目指されても
良かったかもしれませんね
GPSなくされたとの事
めちゃショックですよね (;_;)
ダメもとでびわ湖バレイに
問い合わせてみてはいかがですか
ひょっとしたら見つかるかも???
それではまたどこかで・・・・
ビタロさん、こんにちは
金毘羅峠の道迷いは全くの私のうっかりです。標識もあんなにはっきりしてるのに、、何考えてたんでしょうね。。
>結果的にですが・・・
>クロトノハゲまで行かれたのでしたら
>そのままキタダカ道で下山して
それも考えたのですが、その下山路は以前に降りたことがあったのと、金毘羅峠への道は事前にビタロさんに様子を聞いてもいて一度下ってみようと思っていたので回ってみたかったんです。でも、結局道間違えてんだから意味なかったですけどね。とにかく、すんなり下っていればGPS無くすこともなかったかもしれません。
問い合わせのことアドバイス有難う。それも有りかもしれないけど下山口の近くとは言っても場所を特定するのが難しいので諦めるしかないかと思ってます。
でも本当にショックだったです。何か大事な仲間を失ったような気がして。。
そんな気持ちを日記の方に少し書いてみました。そちらも読んで貰えると嬉しいです。。
ビタロさんとチャメさんの大洞山と尼ヶ岳のダブルピストンもナイスでしたね
また、どこかで
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