焼石岳【中沼登山口→焼石岳→焼石神社→中沼登山口】
- GPS
- 09:03
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 892m
- 下り
- 892m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:58
天候 | 晴れ一時ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
感想
行こう行こうと思うだけで、結局行ってない山を攻略するシリーズ。
花のシーズンは晴天を狙うのが難しいので、紅葉狙いに切り替えます。
■中沼登山口→焼石岳
夏油温泉から登るか、避難小屋で泊まるか幾つかパターンが考えられますね。
でも結局は最短ルートの中沼登山口ピストンという軟着陸に落ち着きました。
夏油温泉は予約が取れなかったのと、避難小屋は連休で賑わっていそうだったので。
つぶ沼登山口は地図の「雨後は泥の道になる」が気になったので却下しました。
前日に水沢に入り、タクシー会社の窓口で往復の手配を済ませておきます。
中沼もつぶ沼も登山口は圏外なので、帰路は予め手配しておくと安心です。
在来線の水沢駅から中沼登山口までタクシーで約50分、9,310円でした。
乗車時にクレカで8,000円を支払っておき、降車時に差額の1,310円を現金で支払いました。
中沼登山口の駐車場は5:30で満車になったようで、以降は引き返して林道脇への駐車でした。
路線バスの運行がない地域なので、マイカー必須となり駐車場の争奪戦は過酷なようです。
そんな中で悠然とタクシーで乗り付けて、身支度を整えて登山道へと入っていきます。
林道を直進すると金明水方面へ取り付いてしまいますが、間違えることは無いと思います。
中沼までは樹林帯の中を粛々と標高を稼いでいきます。
中沼の湖畔は歩きにくく、紛らわしい分岐も現れるので注意です。
上沼から先は、古く傷んだ木道と沢と化した登山道の厄介シリーズ。
木道は滑る上にシーソーも多く、沢の中も歩くので雨後は過酷な道になるでしょう。
つぶ沼からのルートと合流すると、登山道はいくらか改善されて歩きやすく。
銀明水は水量が少なく、沢水を柄杓で掬って飲むようでした。
次第に紅葉で色付いた横岳が姿を現すようになると、東焼石岳の錦繍も見えてきます。
栗駒山には及ばないものの、その紅葉は見事で東北の紅葉の底力を見せつけてくるよう。
が、残念ながら姥石平分岐に着く頃にはガスが吹き荒れて山々を飲み込みます。
前日も晴れ予報ながら昼の時間帯はガスだったようで、地理的な原因でしょうか。
一気にモチベーションが下がりますが、取り敢えず山頂まで行ってみましょう。
途中の泉水沼から見上げる焼石岳の紅葉は定番のようで、辛うじて見られました。
焼石岳の山頂は広く、ランチのキャパシティ的には充分ですが強風が寒くて居座れません。
それでも山頂ランチに拘る人たちが5名ほど居たのは意地の成せる業か。
完全にピストンでは流石に面白くないので、反対側の焼石神社に下ってみます。
焼石岳の東側を回り込んで、姥石平へと周回するルートです。
■焼石岳→焼石神社→中沼登山口
ところが登山道は一気に細くなり、刈り払いもままならず人気の薄い区間の扱いを知らされます。
中腹は巨岩の間を縫うように通ったり、巨岩の上を飛び石のように伝うアスレチックな場面も。
晴天なら楽しめたでしょうが、いかんせんガスが吹き荒れる狭い視界ではイマイチでした。
ダラダラ歩いて焼石神社まで下りてきたら、姥石平へと戻りましょう。
時折り見える東焼石岳の紅葉を楽しみにしつつ、ハクサンイチゲの群生に驚きつつ。
6月の他に8月にも2度咲きするらしいですが、10月にも咲くのは3度咲き?
そんな事を考えながら姥石平まで戻り、少し休んで下山を開始します。
また、あの悪路を歩くのかと思うといきなり気が滅入ります。
そして下り始めてすぐに帰って青空が広がるのは、普段の行いが悪いからでしょう。
下山後に晴れるのは良くありますが、下山開始直後に晴れるのは流石に意地が悪いです。
そう言えばランチを食べ損なっていたのを思い出したので銀明水のベンチで休憩する事にしました。
登山口まで集中力を切らせない場面が頻繁に現れるので、休憩は大切です。
中沼から焼石岳は、とにかく歩きにくいルートの印象が残りました。
とにかく神経を使うので、実際の距離や高低差よりも疲れたような気がします。
最後は登山口にほど近い沢で汗を拭いて、靴や裾の泥汚れを洗い落としてゴールです。
朝は満車だった駐車場も、数えるくらいしか残っていませんでした。
帰路は新幹線のためタクシーで水沢江刺駅へ約1時間、10,710円でした。
銀明水あたりで携帯の電波が入ったので、もしかしたら山中でタクシーを手配できるかも。
新幹線は途中のくりこま高原駅で多数のハイカーが乗ってきたのは栗駒山帰りか。
こちらは季節限定ながら路線バスが運行するので、公共機関でもアクセスしやすい山ですね。
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東焼石頂上から50m先に池塘と紅葉🍁の絶景スポットがあります
次回は是非、その先の六沢山〜無名峰の錦繍の紅葉🍁絨毯の縦走路を歩いて、美味しい水💧と綺麗な小屋🏠の金明水へお越しください
お待ちしております
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