安達太良山(薬師岳〜箕輪山〜沼尻温泉)
- GPS
- 07:19
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 768m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:28
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師岳ロープウェイ駅から安達太良山までは歩きやすい道で登山者も多い。 安達太良山の山頂直下の肩から溶岩ドームの乳首へは4〜5分の岩場の登り下りとなる。危険箇所ではないが、日時によっては渋滞待ちになるかもしれない。 安達太良山の先、馬ノ背から鉄山への尾根はむき出しの火山地形の道となるが、強風がなければゆるやかで歩きやすい。 鉄山避難小屋から箕輪山への縦走路は広々とした高原状の道でここも気持よく歩ける。 避難小屋から沼尻へは胎内岩辺りから急な下りになるが、特に問題となる所はない。ただし沼ノ平付近の火山ガスには注意が必要だろう(平成9年に4名死亡とある)。 沼尻鉱山跡から沼尻登山口までは直接下るコース(昭文社地図では破線扱い)と対岸の船明神ルートへ渡るコースがある。今回、後者のルートをとったが、前者でも問題はなさそうだ(後者だと30分程度の遠回りになる)が、後述するように遠回りに優るご利益があった。 |
その他周辺情報 | アフターの温泉は下山地でもある沼尻温泉、何軒かの宿泊施設がある。 |
写真
感想
紅葉を求めて南東北の2つの山に1泊2日ででかけた。
まず最初は安達太良山、早朝の新幹線に乗って郡山で乗り換え、8時に二本松に着く。
駅前ではずらりと山車が並び、鐘太鼓の拍子が賑やかで、日本三大提灯祭りの一つというお祭りに遭遇し、朝早くでもあり度肝を抜かれる思いがした。
バスとロープウェイを乗り継いで薬師岳へ。
ロープウェイ駅からすぐの薬師岳みはらし台には紅葉見物で大勢の人がいる。安達太良山の中腹の紅葉は今が見頃という感じで実に見事だ。ただ欲を言えばもう少し陽が照ってくれればという気がする。
紅葉の中を登って行くのは気持ちが良い。安達太良山乳首直下の肩にはここでも大勢の人で賑わっていて、記念写真を撮るのも順番待ちになっている。
頂上からは360度の大パノラマ、南は和尚山、北に鉄山、箕輪山が重なり、奥に吾妻連峰、西に磐梯山が見える。
乳首直下に戻って稜線を行く。この日は風もなく、気持よく歩ける。
やがて左側には沼ノ平の噴火口が口を広げている。先ほどの紅葉の山とは異次元の殺伐とした不気味な雰囲気が漂う。
右側の山腹は紅葉で覆われ綺麗だ、その中にくろがね小屋が見える。
鉄山から避難小屋に着き、ここで昼食をとる。
昼食後は安達太良連峰中の最高峰となる箕輪山へピストン。紅葉の高原を行くようで、ここも楽しく歩ける。
箕輪山頂上からは吾妻連峰、遠く飯豊連峰も望める。安達太良連峰の最北の鬼面山はイメージより下方にあって、紅葉で覆われているのが見える。
鉄山避難小屋に戻ってから、胎内岩より沼尻に向かう。
最初は尾根道、変わった形のしゃくなげの塔を過ぎると、やがて沼ノ平側の断崖の側壁の紅葉が目に入る。安達太良の紅葉よりも鮮やかなようだ。
胎内岩をくぐって急な下りの先に沼ノ平から沼尻鉱山跡。ここからは登山口には2ルートあるが、前記の船明神ルートへ渡るコースをとる。今まで通ってきた胎内コースから湯ノ花採取場を通り対岸を登っていく。
ここで周辺の山腹を見ると、ここでも鮮やかな紅葉、それも本日一番というべき見事な紅葉だ、何だかボーナスをもらった気分で嬉しくなる。
その後は沼尻登山口から沼尻温泉まで少々退屈な林道歩きでこの日の行程を終えた。
翌日は磐梯山へ、ゆっくり温泉に浸かって英気を養いたい。
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