宮之浦岳(淀川登山口往復)
- GPS
- 12:36
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 12:36
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
屋久島3日目は今回の旅のメインである宮之浦岳へ。
淀川登山口からピストンのコースが最短なのだが、標準コースタイムが10時間。
家族も一緒なので安全を考慮し、
今回はガイドさんに同行してもらう事にした。
同行いただいたのは「オフィスまなつ」の石我晋太郎さん。
今回数あるツアー会社の中まなつを選んだ理由は、
(1)6歳の子供同行で宮之浦岳をガイドしてくれる会社が殆ど無かったこと
(2)家族で申し込むと割引になること
位だったのだが、どうやら社長のまなつさんは日本のネイチャーガイドの草分け的存在だと後で気づく。
石我さんもとても丁寧に対応いただけ、歳も近かったのもあり初めてのガイドツアーだったが安心して楽しめた。
午前4時過ぎに宮之浦の民宿を出発し、5時に安房の屋久杉自然館でガイドさんと待ち合せ。我々の他にも縄文杉を目指すであろう一行なども集合していた。
屋久杉自然館から淀川登山口まではガイドさんの車で送迎してもらったが、
この送迎が有難かった。登山口まで1時間ほどかかるのだが早朝で眠いし外は位上、道が狭いのだ。
淀川登山口から淀川避難小屋まで移動し朝食。
その後小花之江河、花之江河を経て森林限界を抜ける。
ここまではゆるやかなアップダウンが続く。
小花之江河、花之江河ではヤクシカに出会えて疲れも癒されたかな。
道中、所々ガイドさんが解説してくれ、ペース配分もしてくれるので、
行程は長かったがが精神的には楽。
水は500mlしか持って来なかったが、至る所に水場があり、しかも旨い。
ガイドブックの通り、本当に水には困らなかった。
投石平で休憩し、そこから先はヤクザサの茂る登山道を登る。
登山口からの序盤は屋久杉の森だったが、ここは森林限界を超え高山の様相。
花崗岩の岩が山の所々にむき出しになっており、全然景色が違う。
これほどまで山容が変わる登山道は中々無いのではないだろうか。
(それが世界遺産となった所以らしいが。)
この日は天候に恵まれ、ガイドさんも「年に数回しか無い」という位の快晴だった。
念願の宮之浦岳山頂からは360度の絶景が見渡せ、種子島や鹿児島の本土、開聞岳も見渡せた。偶然とはいえ、最高のタイミングだったと思う。
息子は登頂できたら買ってあげると約束したおもちゃを目標にひたすら登り切った模様。まあ、達成感があるなら良しとしよう。
山頂へは12:45に到着。
コースタイムでは12:00に着く予定だったから、45分遅れ。
ゆっくりしたい気持ちもあったが、そそくさと昼食を食べて下山。
結局下山は17:00予定が18:45になったから、遅れがそのまま引きずられた形となる。
18:15分頃に日没を迎え、最後はヘッドランプ着用となった。
12時間を超える日の出から日の入りまでの超ロングトレイル。
息子も良く頑張ったと思う。というかスゴいと思う。
ガイドさんにお願いして良かったー。感謝です!
それにしても長い行程となったが振り返ってみるとあっという間だったから不思議だ。
息子も「辛かったー」と言っていたが、時が経てばいい思い出になればいいと思う。
(翌日は、案外ケロっとしていた。)
行った甲斐があったなぁ。
<今回思ったこと>
序盤から最後まで、コースタイムに対する遅れがそのまま続いた事が分かった。
序盤でコースタイムとの差分を計算しておくと、下山時刻が予測の精度が上がる。
もう3年位憧れて、いろいろ屋久島について調べています。小学生が登ったとなるとおっさんも負けて要られませんね?
1月で40才より
コメントありがとうございます。
私も念願の屋久島でした。
息子は6歳ですが、幼稚園の年長です。
コツコツと山を登り続けた成果かなと思います。
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