平ヶ岳(鷹ノ巣登山口ピストン)
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,582m
- 下り
- 1,580m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
桧枝岐よりinput(西那須塩原ICより120km程と長いが速い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
痩せ尾根で一部ザレ場の箇所有り、ロープもかなりの箇所あります。滑りやすい地質箇所多数。(風や雨が降ると危険と思われる箇所は多いです。) 木道は斜めの場所など有り、濡れてるところは注意が必要です。森の中は泥濘地が数箇所ありました。 |
その他周辺情報 | 登山バッジは清四郎小屋で600円 |
写真
装備
備考 | スパッツはじめに履くべきでした。計画中、水場が3箇所もあったのでハイドレーションに1リットルとペット1リットルでしたが下台倉山下辺りで無くなりました。(水場は台倉清水未確認、白沢清水渇、テント場OK) |
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感想
先日NHK BSプレミアムのにっぽん百名山「平ヶ岳」を観ました、私の近時点での登りたい百名山の中で平ヶ岳が急浮上です。Netで調べ始めるとかなり面白そうです。日帰りの難所な山。理由は非難小屋が無い、行程が片道11km近くあり、痩せ尾根が続く登り。
単独行の多い私には挑戦してみたいと心惹かれるものがありました。
自宅からの登山口までの移動ルートは、小出ICからのコースは評判が悪いので桧枝岐側からのコースにしました。こちらはカヤックでも何度か行ってますし、燧ケ岳、会津駒ケ岳のときも使ってますから安心です。
10月5日の22:00東京羽村の自宅を出発16号線を使って加須ICまで下道を使いました。(圏央道や高速の通過時間帯で料金もかかりますから、夜間移動{通常2,930円が2,050円}です。)
西那須塩原ICに着いたのが10月6日の01:00頃でした。桧枝岐を通過して鷹ノ巣登山口に着いたのが03:00頃(全て舗装路でしたしかなり高速で移動できました。)
05:30の出発予定まで2hは眠れそうなのでプリウスの後部座席をフラットにして仮眠をとりました。薄いシュラフを持ってきましたが入っていないと車内でも少し寒かったです。(実際は緊張からか殆んど寝てませんが)先客の登山者の車のドアの頻繁な開け閉めで目が冴えたので持参したホットサンドを詰め込んで準備を開始しました。バイオトイレも使ってみましたが大変清潔で綺麗に使えました。(ありがたいことです!)
05:27登山口を出発、日の出は05:39ぐらいですからヘッデンを準備してましたが着けるほどでもない薄暗さになってきました。
歩きはじめは林道が続きますが、橋で川を渡ると看板「すぐにやせ尾根」が出てきます。登り始めると直ぐにやせ尾根がはじまりました。
歩きはじめにかかっていた朝靄も高度を上げるに従って靄の上に出て燧ケ岳が見えてくると私の気分もUPしていきます。回りのナナカマドモも赤く紅葉して綺麗です。
痩せ尾根が先まで見えるとちょっとゾッとしますが登りは帰りに思ったほど危険な感じはしませんでした。岩はもろくザラザラと滑りやすい砂、泥は粘土質で滑りやすいし、だんだんとロープの箇所も増えてきました。
水場は3箇所あるのですが(はじめの台倉清水は水場がルートから外れて下がらないとないようでしたのでパス、白沢清水はルート上でしたが枯れていました。テント場は使えましたが使用せず)期待して2Lしか持っていかなかったのに補給しなかったのを後半水がなくなり後悔しました。
上り始めて直ぐに隣に駐車していた広島ナンバーの軽1BOXのU森さんが追いついて抜いていきました。私は良いペースでしたので付いて行きましたがいろいろお話も出来て孤独な単独行をいつもする私には楽しい山行きとなりました。U森さんはここが百名山91座目とかで前日は燧ケ岳で、7日は魚沼駒ケ岳だといってました。足場の置き方や進め方、お話はとても勉強になりました。途中8kmぐらいから私のペースがダウン私はU森さんから離脱しましたがとても残念。もう少し私も鍛えないとダメですね。
09:24姫ノ池に到着。。
09:51頂上に到着。計画より1h程早くつくことが出来ました。山頂の標柱より奥に行き止まりの標識があるのですがここが本来最高地点のようです。
テント場経由で玉子石まで下りました。思っていたより玉子石の景色は良くなかったのは残念。ここで改めて食事をして下りの支度をしました。池ノ岳下りはじめが11:09です。
登りで殆んどエネルギーを使い切ってしまってましたから下りはかなりペースダウンです。ほぼコースタイムで下りましたが、景色はこの下り中が最も綺麗だったかもしれません。観る余裕がペースの遅さで生まれたのかもしれませんし光の関係かもしれません。紅葉にも近年になく感動してました。やせ尾根が下までずっと見えてるのは疲労感のなかメンタル的にきついものがあります。登りでは感じなかった危険箇所も多くありました。
下りで一番疲労してるころに危険箇所が続くので、特に気持ちを引き締めて慎重にいかないと事故を起こしてしまいます。私も慎重に降りました。
下ってる途中でU森さんが追いついてきて又一緒にお話しながら下りました。
14:52登山口に無事下りてくることが出来ました。
着替えて清四郎小屋へバッチを買いに行って来ましたカラフルなピンバッジ600円が素敵です。
帰路も桧枝岐経由で移動。高速代(通常料金2,930円節約)は使わず下道で帰りました。22:00には羽村の自宅に無事到着です。
今回は偶然にもU森さんとご一緒でき楽しい山行きが出来ました。そしてこの山の紅葉は私にとって近年にない綺麗なものでした。最高の天気と紅葉を観れたことに感謝です。
さて次は何処に行きますかね?
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