富士山(富士宮口 はじめての単独富士登山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,470m
- 下り
- 1,478m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
感想
先々週の土曜日にも登る予定でしたが、一緒に登ろうと計画していた人たちに直前でキャンセルを喰らい、今年の登山計画を大幅に変更することを余儀なくされ、 若干の人間不信に陥りながらの登山でした。
もともと独りでも登る予定でしたが・・・
過去2回に比べ、天候に恵まれたので非常に登りやすく、 見晴らしもよかったです。登りは半そでのTシャツだけで十分でした。 山頂で急に強風が吹き始め、寒くなった時間はありましたが・・・昨年の恐怖の経験から、午後になると雷が発生しやすいようなので、 午前中のうちにそそくさと下山する時間で登ることにしました。
富士宮口を選んだ理由・・・
富士宮登山口からは登ったことがない。 今年最初の富士登山ということで、最短ルートの富士宮口から。 以上の理由で富士宮口からにしました。
今回のテーマ・・・
今回は単独登山ということで、自分のペースでどのくらいの時間で登れるのだろうか?
過去2回は友人と一緒でのんびり登ったため高山病にならなかったが、ペースを上げて登って果たして高山病になるだろうか?
ペース的には、登頂まで一度も休憩せず(一緒に休憩する仲間もいませんし)、かなりいいペースで登れました。決してムリをしていないつもりです。 登り下り誰にも抜かされませんでした。高山病にもなりませんでした。
燃料補給は、ペットボトル3本、ウィダーinゼリー1個、飴2個だけでした。
おにぎりを2個持って登りましたが食べませんでした。 自宅出発前1個、行きの車中で2個食べましたが・・・
過去2回、トレッキングシューズの重要性を実感していましたが、 今回はストックを初めて使用し、これが足腰の負担を軽減してくれて、 大分楽な登山にしてくれたと思います。
剣が峰にある建物の展望台から、河口湖、山中湖はもちろんのこと、たぶん百蔵山、扇山、岩殿山も見えました。
数百円の双眼鏡が意外と役に立ちました。
下山に御殿場口を選んだのは、富士宮口だと岩場で足に負担がかかる、 登りと同じ道を下りるのはおもしろくない、 登りの登山客を気にしながらの下山も嫌だったので。あと、宝永火山噴火口の底まで下りてみたかったからです。
ちなみに宝永大噴火は1707年なので、今年が丸300年の節目です。
宝永火山噴火口はかなり壮大で、今回の富士登山で最も人間のちっぽけさを実感させてくれました。
下山の途中、あとちょっとで山頂というところで高山病と戦ってヘバっている、 名古屋から来たという30歳くらいのお兄さんと話をしました。 聞くところによると初登山で御殿場口からとのこと。かなりチャレンジャーだな・・・
8時間くらい前に出発しているらしい(話をしたのは9時過ぎ)。
独りで夜間登山、おまけに御殿場口は登山客が少ない、 七合目まで4時間ほどの距離、山小屋がないのを考えるとちょっと怖い気がする。
登っていると前に足音だけが聞こえる・・・段々近づいていくとヘッドランプも付けない外人が歩いていたそうです。
あのお兄さん無事登頂できたのだろうか・・・
宝永火山噴火口をはるか下に眺めながら下山していると、 噴火口のあたりに列をなして登っている人影が見えた。その後、宝永山に近づくとその集団らしき一行に出くわした。 女子高生くらいだろうか?なんでこんなところに集団でいるのだろう・・・
このあたりトイレもないので女性は困るだろう。
ましてや登山の覚悟もなさそうな、そこらへんにいる女子高生・・・・
心配しつつ、通り過ぎました。
あとあと考えると富士宮口でバスから降ろされ、宝永火山経由で、 御殿場口の大砂走りを体験するのだろうことがわかった。そういえば、下山後下見に行った御殿場口五合目駐車場にはマイクロバスが何台か停まっていた。これいいかも。登頂せず大砂走りを体験することができるなんて・・・
富士宮口から登ってみてあまりにも呆気なかった。
あまり変化がないルートだったんで・・・
御殿場口宝永火山経由で下山したのは正解でしたが・・・
とりあえず、河口湖、須走、富士宮は登ったので、 次回は御殿場口の大砂走りを体験したい思います。
でも、登山前から若干の違和感を感じていた右足の膝がちょっと気になる・・・
2:05 自宅出発
3:45 富士宮口五合目駐車場着
4:15 登山開始(2400m)
5:35 元祖七合目(3030m)
6:00 八合目(3250m)
6:40 九合五勺(3550m)
7:00 登頂 その後、お参り、お鉢巡り、休憩
8:55 御殿場口下山開始
9:30 八合目(3300m)
10:05 御殿場口・宝永火山経由富士宮口分岐
10:35 富士宮口五合目駐車場着
その後、御殿場口五合目駐車場下見
13:25 のんびり道志経由で自宅着
こんな感じでした。
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