記録ID: 7366950
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
甲武信ヶ岳
2024年10月14日(月) ~
2024年10月15日(火)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:23
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,464m
- 下り
- 1,465m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:50
距離 9.1km
登り 1,297m
下り 400m
天候 | 【14日】快晴【15日】曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
毛木平駐車場から十文字峠、三宝山を経て甲武信ヶ岳に登り甲武信小屋に1泊、源流ルート(西沢)を下って毛木平に戻る周回コースです。技術を要する難所はありませんが、十文字峠から尻岩の間の稜線には崖近くを通過したり、片側が急傾斜だったりする箇所がありますので注意してください。駐車場から分岐を過ぎ狭霧橋を渡ると短い渡渉(2ヵ所)と木橋があります。右に小さな滝が見えると左側に水場。谷合いの道を登ると八丁坂の急な九十九折になり、小尾根に出て山腹のなだらかな道を歩けば十文字峠です。ここから甲武信ヶ岳山頂までアップダウンを繰り返して3つのピークを越える尾根筋の道です。岩と木の根の道が多く、歩きにくい箇所があります。全体に眺望はありませんが、初夏にはシャクナゲが咲き誇ります。大山山頂手前に連続して4箇所の短い鎖場がありますが、岩がゴツゴツしていて足場、手がかりがあり難易度は低いです。鎖をしっかり持ち足場を確認して通過します。武信白岩山は岩峰の下を巻きます。鎖場を登って鎖のある木のはしごを過ぎると尻岩までは急な下り。尻岩からは針葉樹と苔の間を縫う土の道になり、全体に傾斜も緩く歩き易くなります。三宝山は2483メートルで甲武信ヶ岳より高く埼玉県最高峰です。山頂は眺望はありませんが、ここもシャクナゲが群生しています。甲武信ヶ岳山頂からは富士山は見にくく少し下った所から見えます。山頂からの源流ルートへの下りは石がガラガラした急な下り。尾根に出ると歩き易くなり、分岐から千曲川源流まで再び傾斜がきつくなります。源流からは川ぞいを下ります。所々に滑り易い石があるので注意して下さい。通過しにくい箇所には補助ローブがあります。次第に道が広くなりカラマツ林の道になると駐車場はすぐです。毛木平から源流ルートを登る利用者が多く、山頂から反時計回りに周回することも可能ですが、十文字峠への尾根筋はアップダウンがあるうえ雨などで濡れていると足元が滑り易くなるので注意が必要です。日が長く天候が良ければ日帰りの周回も可能ですが健脚向きです。 |
その他周辺情報 | 野辺山高原、清里高原、八ヶ岳高原など 観光地多数 |
写真
撮影機器:
感想
山梨、埼玉、長野県境に位置する甲武信ヶ岳に登りました。9月下旬に知人と2人で登る計画でしたが、台風の影響で延期となってしまい、今回は単独行となりました。9月は山梨県側の西沢渓谷から登る計画でしたが、千曲川の源流を見たいと思い立ち、長野県側の毛木平から十文字峠を経て山頂を踏み、源流ルートを下ることにしました。幸い2日間とも好天に恵まれ、大山や甲武信ヶ岳の山頂からは富士山や八ヶ岳、北アルプスなどの雄大な山並みを堪能することができました。青空に映えるダケカンバやヤナナカマドの紅(黄)葉も楽しみ、色付き始めた木々を縫う清冽な流れを見ながら登山道を下るという贅沢な時間を過ごすことができました。十文字峠や尾根筋にはシャクナゲが群生しており、花の盛りの素晴らしさは如何許かと思います。今回は時計回りのルートを選びましたが、源流ルートを登るのも渓相の変化を楽しめそうです。「もう一度行きたい」と思わせてくれる山行となりました。
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