静岡県 浜松市（旧春野町）岩岳山

2015年10月10日(土) [日帰り]

• GPS: 06:43
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,331m
• 下り: 1,321m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:40

距離 14.5km 登り 1,331m 下り 1,329m

7:00 スタート地点
8:30 キマタ山
9:00 入手山
9:45 10:00 岩岳山
10:30 下山分岐
11:00 荷小屋峠
11:50 渡渉点
12:00 12:40 昼食休憩（旧駐車場）
13:30 林道ゲート
13:40 ゴール地点

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ペンション「シンフォニー」の駐車場より。
※国道362号線は春野町杉地内で土砂崩れにより通行止め区間あり。
　浜松方面からだと小石間トンネルへの分岐点で封鎖されているため、その手前の
　篠原トンネル西側から迂回しました。

コース状況／危険箇所等

【注意】
一般ルートは通行禁止の警告が出ていますが、崩落が進んでいるので本当に避けた方が良いです。
（自分たちは尾根ルート→岩岳山→一般ルートを取ったため、警告を知ることはできませんでした）
登山道が切れてしまった部分、崩壊が進んで幅が極端に狭くなってしまった部分、ロープ無しでは歩けない部分、等々ありました。
来年のアカヤシオの季節までに復旧していればいいけれど・・・。

その他周辺情報

コンビニは袋井の葛城GC入り口のセブンイレブンを利用。
帰りに春野町の福祉センター内にある「すみれの湯」を利用。200円。

写真

10/10 7:01

現在7時。
駐車場はガラガラというか、自分たちだけ。
予想通りです。

10/10 7:02

スタートします。
7時間の表示がありますが、今日はどうでしょうか。

10/10 7:03

最初は林道を歩いていきます。

10/10 7:08

10分ほどで右側に水道？の施設が出てきます。
尾根道の入り口はここ。
施設のフェンス沿いに歩いていくと・・・

10/10 7:13

こんな尾根道に入ります。
最初はこんなにキレイじゃないけどね。

10/10 7:21

肌寒いので長袖＋Tシャツ着用。
最後までこの格好。

10/10 7:24

あまり人工物は有りませんが、お約束はパチリ。

10/10 7:26

尾根道を下山してきた場合、この地図が最終のガイド役になります。めちゃめちゃ解りやすいです。

10/10 7:27

真っ直ぐ行くと林道へ戻ってしまいますので、右へ。
まずは入手山を目指していきます。

10/10 7:28

しばらく白ペンキに導かれて歩きますが、この目印は林業用なので途中で全然違う方へ行っちゃいます。

10/10 7:32

短いですけど急登あり。
この山、急登が断続的に登場するのが特徴ですね。

10/10 7:43

急登を登り切ると白ペンキは直角に曲がって林の中へ消えていきます。
登山道は直進です。

10/10 7:53

だんだん尾根道が細くなってきた。

10/10 7:54

写真を撮るポイントが決められています。
必ず撮影するように（笑

10/10 7:54

被写体はコレ。

10/10 7:58

ちょうど駐車場から1時間経過。
このあたりから急登が再び始まり、ロープ場も出てきます。
手を使うことが多くなるので手袋着用。

10/10 8:02

ちょっとした岩稜も。

10/10 8:02

露出がアンダーになりましたが、キツイ登りです。

10/10 8:05

仲間もヒーコラ言って登ってきます。

10/10 8:12

悪い場所は短いので、20分ほどで通過してきました。

10/10 8:17

このワイヤーの塊が出てきたら悪場所終了。

10/10 8:17

登ってきた稜線です。
ちょっと解りづらくなってしまった。

10/10 8:32

駐車場から1時間半。
急登を登りきるとキマタ山。
良く見るとキマッタ山になってますね（笑

10/10 8:44

岩岳山が見えてきた。
紅葉も少しだけど楽しめる。
いい雰囲気だ。

10/10 8:49

切り株さん久しぶりと思ったら、ここで携帯が鳴った。
仕事仲間の急用でした。
ドコモってすごいな。

10/10 8:49

携帯をいじってると、
「クマだ！！」
「いや、イノシシだ！！」
我々の直ぐ下の斜面をドドドドッと駆け抜けて行きました。
真ん中あたりに写っているような・・・気がします。
この後2頭の瓜坊も走ってきたんだけど、我々に気づいてUターン。

10/10 8:51

曇ってきちゃったので、光が地味。
写真はどうでも、目に映るものは美しい。

10/10 8:56

入手山到着。
駐車場からちょうど2時間。

10/10 8:58

ふとヒメシャラの地肌を見ると、ザトウムシ。

10/10 8:59

岩岳山、近づいてきたけど、もう少し掛かりそうだ。

10/10 9:03

桔梗の仲間。
一輪だけ咲いていました。

10/10 9:14

ヒメシャラが多いので、なんだか嬉しい。

10/10 9:16

朴の実だ。

10/10 9:35

だいぶ目的地に近づいてきました。
0.3キロ。
実感としては倍はあったぞ。

10/10 9:37

ヒメシャラ軍団。

10/10 9:46

岩岳山到着。
1369m。
駐車場から2時間45分。
ほぼ予想通り。

10/10 9:46

三角点は三等賞。

10/10 10:02

ちょいと休んで10時出発。
昼食は林道入り口の休憩所で取る予定。

10/10 10:08

山頂から北側は庭園みたいで気持ちがいい。

10/10 10:12

紅葉も派手ではないけど、いい感じになっている。

10/10 10:11

春になればピンクの花のトンネルになるんだけどね。

10/10 10:12

真っ赤だな。

10/10 10:14

白いお花に

10/10 10:16

紫のお花。
岩沙参（いわしゃじん）。
岩場にたくさん咲いてました。

10/10 10:15

寸又方面。
どこが見えているのやら。

10/10 10:15

青い空が欲しかったけど、贅沢か。

10/10 10:16

富士山もシルエットで登場。

10/10 10:17

竜馬ヶ岳経由で山犬段へ抜けていく尾根。
そのうち行ってみたいけど。

10/10 10:23

なかなかキレイじゃあないですか。

10/10 10:26

キキョウさん、さようなら。
春にまた来ます。
（咲いてないか・・・）

10/10 10:31

下山口にある看板。
北へ抜けるのはエキスパートのみか・・・。

10/10 10:33

頂上から30分ほど稜線歩きを楽しんできました。
ここから下山します。

10/10 10:33

アカヤシオ。
あまり紅葉には貢献していないみたい。
春の主役に期待してます。

10/10 10:59

ザレ場をちゃっちゃと降りると休憩地点。
荷小屋峠。
山頂からちょうど1時間です。

10/10 11:09

ここからは杉林を延々とトラバースして降ります。

10/10 11:15

怖いポイント。
ロープが無かったらどうする？

10/10 11:17

春には無かったような・・・気がする。

10/10 11:24

水場です。
と言っても沢なので飲用には注意が必要。

10/10 11:31

ロープの向こうは崩落地。
ここは谷川に迂回しているところ。

10/10 11:39

なんだろう。
小さな紫の花が咲いていた。

10/10 11:54

渡渉点まで降りてきましたが、ラストの300mは非常に危なかったです。
怖かったので写真も撮ってない。
春にきたときも嫌だなと思ってましたが、崩落が更に進んで登山道が切れてました。
整備が行われるまで通らない方が賢明です。

10/10 11:55

杉川の源流。
残念ながら魚の影は無い。

10/10 11:57

登山口にある看板です。
文字通りになってますので避けた方が賢明です。
岩岳山には尾根道ピストンをお勧めします。

10/10 11:58

登山口と看板。
進入禁止措置などは行われてません。

10/10 12:03

以前はここまで車で入れたようですね。
お昼なので休憩します。

10/10 12:04

駐車場だったところは苔の広場になってます。

10/10 12:09

本日もラーメンライス。

10/10 12:41

ちょっと長めに休憩しました。
それでは駐車場まで歩きましょう。
看板に3.5キロと書いてあるのは、おそらく車止めのゲートまでの距離だろう。

10/10 12:44

ずーっとダラダラ登ります。
非常に損をした気になります（笑

10/10 12:51

最初に来たときに登っちゃった作業道。
エライ事になりますから入らないでね。

10/10 13:11

あと1.5キロ。
嫌になってきた。

10/10 13:30

ゲート到着。
昼食地点から50分。

10/10 13:36

駐車場到着。
ちょうど昼食地点から1時間。
誰もいない。
6時間半の山遊び。

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

superfrog

テン泊で仙丈を計画していたのですが、雨の2000m級は寒くなりそうなのでご近所へ変更した根性無しです。（と書いていたら降ってきた）
昼までは晴れてくれるかなと思っていたけれど、結局ずーっと曇り空。
それでも岩岳山頂近辺は紅葉が進んでいて目の保養になりました。

【往路：尾根道】
登る人も少ないのか、踏み跡は薄くなっています。
尾根道なので大きく外さなければ大丈夫だと思いますけど、気を付けて。
また、途中でロープ場が数か所あります。

【頂上〜下山分岐】
美しい稜線です。
春にはアカヤシオ、秋には紅葉が楽しめます。
岩稜上なので足元にご注意を。

【往路：一般コース】
下山分岐からしばらくは滑りやすいザレ場です。
落石ご注意ください。

※※※注意！！
一般コースから登る場合、杉川の渡渉地点から杉林のトラバース路になるのですが、
数百m先の崩落地で登山道が切れ落ちています。
もし、それを越えることができたとしても、道幅が極端に狭くなっていたり、ロープ無しでは歩けない崩壊地があったりしますので、入らない方が賢明です。
アカヤシオの季節までに整備されればいいけれど・・・。