記録ID: 738010
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
赤岳・秋の県界尾根→真教寺尾根周回
2015年10月09日(金) ~
2015年10月10日(土)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:30
8:10
45分
県界尾根取付点
9:05
9:15
45分
展望スポット
10:35
10:40
50分
クサリ場取付
11:30
天候 | 9日:晴れ,午後から雲が増えてきた。 10日:早朝のみ晴れ、のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・たかね荘の駐車場利用も考えましたが、「長時間登山の利用はご遠慮ください」の掲示があり、歩行時間も殆んど差がないため、やめました。 ・美し森駐車場から林道入口までの車道にいくつかチェーン着脱所があり、駐車も可能だが、イタズラされそうで気が進みませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
県界尾根・真教寺尾根とも、最上部の標高差300mくらいはクサリ場・(県界尾根のみ)ハシゴ場の連続。私自身は特に難儀しなかったが、誤って滑ると怪我必至なので、慎重に行動すべき。 それ以外は、クラシックルートだけあってよく踏まれており、急登も少なく歩きやすいと感じた。 登山ポストは、真教寺尾根のたかね荘入口と、パノラマリフト山頂駅にあるのを発見したが、県界尾根には見当たらなかった。 |
その他周辺情報 | 下山後の昼食は、清里駅近くの蕎麦屋「田舎そば米村」へ。 風呂は、同じく清里の「天女の湯」へ。 |
写真
撮影機器:
感想
秋の澄み渡った空の下、なるべく静かな山の上で夕日と朝日を眺めたく、金曜日に一日休みを取り、山行に出かけることにした。行先は、今年5回目となる八ヶ岳。赤岳をクラシックルートの県界尾根・真教寺尾根周回で目指すこととし、宿泊は「山の上」という意味ではこれ以上はないと思われる条件の、赤岳頂上山荘に決めた。
金曜日は午前を中心に好天に恵まれ、青空に映える紅葉・黄葉の山々を、これでもか!というくらい満喫できた。しかも県界尾根を登る往路、天望荘分岐までに会った人は下りの2人だけ。この山域にしては、それは静かな山歩きだった。山頂でも、ビール片手に心ゆくまでまったりと景色を楽しみ、贅沢なひと時を過ごすことができた。
夕日は、雲が出て日没は拝めなかったものの、赤がだんだん濃くなって紫に変わっていく移ろいを、飽きもせず眺めていた。翌日の朝日は、地平線上に雲があって焼け方が刻一刻と変わり、同宿の方々が朝食をとっている時間から外に出て、氷点下の寒さも忘れ、写真を撮りまくっていた。太陽が顔を出すまでのこの光景、山の上に泊まってよかったと思える瞬間である。
県界尾根・真教寺尾根とも、山頂近くの核心部で続くクサリ場・ハシゴ場は難なく通過し、変化に富んで楽しいルートであると感じた。しかし人が多ければ渋滞するだろうし、万一滑落すれば怪我は免れないから、慎重な行動をするに越したことはないだろう。
ということで、なるべく静かな山の上で夕日と朝日を眺めるという目的は、十二分に達すことができ、満足度の高い山行であった。
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