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記録ID: 7381825
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

超絶雲海の乗鞍岳〜天空の散策

2024年10月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:23
距離
3.7km
登り
269m
下り
181m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:44
休憩
0:40
合計
2:24
距離 3.7km 登り 269m 下り 181m
8:05
31
肩の小屋口BS
8:36
8:45
10
8:55
5
9:00
9
9:09
9:15
16
9:44
10:09
11
10:25
4
10:29
畳平BT
天候 天候:快晴(雲頂2,100mの雲海) 気温:5℃ 風:北3kt
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
乗鞍高原観光センターの駐車場を利用しました。著名な観光地なので広大なスペースと充実した施設があります。
観光センターから畳平はシャトルバスで移動しました。途中の指定区間は何回でも乗り降り可能ですが、往復4,000円かかります。そして協力金100円も含まれています。協力金とはいうもののバス乗車運賃に含まれる強制徴収金です。詳しいことはどこにも書かれていませんので、疑問のある方は松本市やアルピコに問い合わせてください。
シャトルバスの運行情報は「アルピコ」で検索してください。天候によって運行状況が毎日変わります。※今年の運行は10月31日までです。
乗車人数によってバスの台数が変わりますので急いで並ぶ必要はありませんが、タイミングによっては補助シートになってしまうかもしれません。今回は畳平からの下りでバス2台になるかギリギリの人数で結局1台に無理やり押し込まれてしまいました。
コース状況/
危険箇所等
肩の小屋口BSから肩の小屋は岩々した登山道です。ステップもしっかりとしていて歩きやすいですがバランスには注意してください。スタートが2600m超えですので十分暖気してください。
肩の小屋からは幅広の歩きやすい歩道です。富士見岳の上り下りと大黒岳の上り下りは一応登山道ですが、距離も短く整備された歩きやすい道です。
休日ということで人の多さは半端ありませんでしたが、熊はいませんでした。
念のためチェーンスパイクを携行しましたが、積雪もベルグラもありませんでした。
若干霜柱が立っていた程度です。
肩の小屋の営業は終了しています。
その他周辺情報 R158号はところどころで工事がありシーズン中は渋滞しやすいです。道路情報が充実していない路線なので余裕を持って移動してください。
雲に包まれた霧雨の乗鞍高原観光センターから
雲に包まれた霧雨の乗鞍高原観光センターから
カーブの続く山岳道路を大型バスはぐいぐいと上り
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カーブの続く山岳道路を大型バスはぐいぐいと上り
いつしか雲上の別天地に飛び出すころ
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いつしか雲上の別天地に飛び出すころ
広がる光景を目の当たりにして
(前穂吊り尾根)
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広がる光景を目の当たりにして
(前穂吊り尾根)
車内は絶景の歓喜に包まれました
(昇る太陽と中ア南アのインゼル群)
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車内は絶景の歓喜に包まれました
(昇る太陽と中ア南アのインゼル群)
車窓から今日の目的地がはっきり見えるころ
車窓から今日の目的地がはっきり見えるころ
肩の小屋口BSに到着です
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肩の小屋口BSに到着です
麗しのバスを見送ったら
麗しのバスを見送ったら
50m先の登山口に進みます
50m先の登山口に進みます
閑話(志賀高原とは比べ物にならない便数)
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閑話(志賀高原とは比べ物にならない便数)
そしてここから登山開始です
そしてここから登山開始です
正面には
抜けるような青空に突き刺さる剣ヶ峰
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正面には
抜けるような青空に突き刺さる剣ヶ峰
手が届きそうな近さです
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手が届きそうな近さです
右側を見上げると
コロナ観測所だった施設も
(摩利支天岳)
右側を見上げると
コロナ観測所だった施設も
(摩利支天岳)
そして行く手には肩の小屋が見えてきました
そして行く手には肩の小屋が見えてきました
さあ喧騒のない小屋前で超絶雲海を堪能しましょう
さあ喧騒のない小屋前で超絶雲海を堪能しましょう
登って来た方角には
鉢盛山と彼方に八ヶ岳連峰が
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登って来た方角には
鉢盛山と彼方に八ヶ岳連峰が
鉢盛山の稜線に流れ落ちる滝のような雲が何とも言えません
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鉢盛山の稜線に流れ落ちる滝のような雲が何とも言えません
この後は剣ヶ峰を目指すと思いきや
私たちは登りません
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この後は剣ヶ峰を目指すと思いきや
私たちは登りません
多くの登山者とすれ違いながら
不消ヶ池方面に進み
(左:不動岳 中:恵比寿岳)
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多くの登山者とすれ違いながら
不消ヶ池方面に進み
(左:不動岳 中:恵比寿岳)
正面に見える富士見岳を目指します
正面に見える富士見岳を目指します
狭間からは今年もお騒がせな岳沢が顔をのぞかせていました
(これもなかなかの構図ですね)
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狭間からは今年もお騒がせな岳沢が顔をのぞかせていました
(これもなかなかの構図ですね)
富士見岳の登山口からは赤茶けた道を登り
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富士見岳の登山口からは赤茶けた道を登り
なだらかなハイマツ帯になると
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なだらかなハイマツ帯になると
賑わう山頂はすぐそこです
賑わう山頂はすぐそこです
さあ今日の目的地から絶景を楽しみましょう
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さあ今日の目的地から絶景を楽しみましょう
まずは富士見岳だけに富士山ですが
肉眼で見つけられる人は皆無なのでは
(北岳の横に剣ヶ峰がちょっと見えるらしいです)
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まずは富士見岳だけに富士山ですが
肉眼で見つけられる人は皆無なのでは
(北岳の横に剣ヶ峰がちょっと見えるらしいです)
東側には八ヶ岳
北西のインゼルは浅間山
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北西のインゼルは浅間山
目の前の北アルプスに目を向けると
常念・蝶・霞沢が浮かび
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目の前の北アルプスに目を向けると
常念・蝶・霞沢が浮かび
やはり槍穂は素晴らしいですね
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やはり槍穂は素晴らしいですね
そして洞爺湖の中島のような焼岳・アカンダナと
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そして洞爺湖の中島のような焼岳・アカンダナと
奥に連なる裏銀座は抜戸・双六
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奥に連なる裏銀座は抜戸・双六
双六南峰の間には剱岳の頭がちょこっと
(右奥は立山)
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双六南峰の間には剱岳の頭がちょこっと
(右奥は立山)
丸くでっかい野口五郎の先には西鎌尾根をベールに
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丸くでっかい野口五郎の先には西鎌尾根をベールに
蓮華・針ノ木や旭岳・白馬鑓・白馬岳・小蓮華山まで遠望できました
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蓮華・針ノ木や旭岳・白馬鑓・白馬岳・小蓮華山まで遠望できました
能登〜富山湾方向には笠ヶ岳の先に伸びた
(手前は魔王岳・烏帽子岳・四ツ岳などです)
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能登〜富山湾方向には笠ヶ岳の先に伸びた
(手前は魔王岳・烏帽子岳・四ツ岳などです)
北ノ俣岳まで見えました
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北ノ俣岳まで見えました
素晴らしい景色を脳裏の焼き付けたところで
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素晴らしい景色を脳裏の焼き付けたところで
富士見岳を後にします
(朝日岳と摩利支天岳)
富士見岳を後にします
(朝日岳と摩利支天岳)
剣ヶ峰はまたいつか登りましょう
(手前のピークは蚕玉岳)
剣ヶ峰はまたいつか登りましょう
(手前のピークは蚕玉岳)
一旦県境のサミットまで下り
一旦県境のサミットまで下り
登り返して大黒岳に向かいます
(畳平の向こうは不動岳と里見岳)
登り返して大黒岳に向かいます
(畳平の向こうは不動岳と里見岳)
こちらは広く平らな山頂で
のんびりと展望を楽しめました
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こちらは広く平らな山頂で
のんびりと展望を楽しめました
ここからの展望も素晴らしく
眼下の焼岳から始まって
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ここからの展望も素晴らしく
眼下の焼岳から始まって
槍の穂先
ジャンダルム
重太郎新道と続き
重太郎新道と続き
笠ヶ岳の両脇に黒部五郎と北薬師
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笠ヶ岳の両脇に黒部五郎と北薬師
鷲羽・水晶・立山と深くなり
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鷲羽・水晶・立山と深くなり
野口五郎から後立山の果てまで
野口五郎から後立山の果てまで
北アルプスの表も裏も一望でした
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北アルプスの表も裏も一望でした
最後に常念山脈も収めておきましょう
(手前は霞沢岳)
最後に常念山脈も収めておきましょう
(手前は霞沢岳)
蝶槍から蝶ヶ岳も懐かしい稜線です
蝶槍から蝶ヶ岳も懐かしい稜線です
そしてまだまだ超絶雲海は消えることなく
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そしてまだまだ超絶雲海は消えることなく
静かに横たわっていますが
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静かに横たわっていますが
さあ下山の時間です
さあ下山の時間です
眼下の畳平に向かって一気に下り
眼下の畳平に向かって一気に下り
県境サミットを渡ったら
県境サミットを渡ったら
鶴ヶ池に沿って進み
(V字の奥に白山が見えました)
鶴ヶ池に沿って進み
(V字の奥に白山が見えました)
(こちらも雲海が綺麗ですね)
(こちらも雲海が綺麗ですね)
バスターミナルに到着です
バスターミナルに到着です
ではまたいつか訪れる日まで
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ではまたいつか訪れる日まで

装備

個人装備
腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ モバイルバッテリー ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル レジ袋 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ 虫除け 無線従事者免許証 無線局免許状 携帯トイレ マスク アルコール消毒液 First Aid Kit 無線機 チェーンスパイク

感想

今シーズンラストチャンスの北アルプスということで乗鞍岳を訪問しました。
前日は前線通過の雨だったので積雪も覚悟し装備もそれなりに準備しましたが、予想に反し山行に丁度良いコンディションでした。そしてなんといってもラッキーだったのは、素晴らしい雲海に出会えたことです。
7〜8年前に剣ヶ峰に登って以来の乗鞍岳でしたが、日曜日ということもあり、多くの人で賑わっていました。バスで来られる3000m級もまた良いものですね。
前々からの計画では三本滝から登ることになっていたのですが、3回ほどキャンセルになり今回やっと実行ということで、コースも縮小としました。下山後に滝見物も考えていたのですが、下界の天気が良くなったのでまたの機会にしました。
ではまた来年 北アルプス

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乗鞍岳
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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