浅草岳 遅れてる紅葉を拾いに（田子倉〜浅草岳〜嘉平与ボッチ）

2024年10月21日(月) [日帰り]

• GPS: 08:13
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,609m
• 下り: 1,612m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:01
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:13

6:20 田子倉登山口
6:44 6:49 幽の倉沢渡渉点
7:07 大久保沢の水場
7:22 熊の爪跡
7:50 7:52 田子倉眺め
8:20 8:25 剣ヶ峰
8:30 8:45 鬼ヶ面眺め
10:09 10:10 浅草岳
10:25 10:27 前岳
10:45 10:47 嘉平与ポッチ
11:07 11:08 前岳
11:40 12:02 浅草岳
13:05 13:16 鬼ヶ面眺め
13:21 13:22 剣ヶ峰
13:39 田子倉眺め
13:52 熊の爪跡
14:01 大久保沢の水場
14:12 14:17 幽の倉沢渡渉点
14:33 田子倉登山口

天候

雲海のち快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田子倉登山口P（すぐそばに、無料休憩所があり、そこにトイレあり）

コース状況／危険箇所等

下部の沢沿いは、何度か渡渉あり。水量の多い幽ノ倉沢は、橋がある。
上部は急登で、灌木があるが切れ落ちていたり、片斜面だったり、濡れた岩々でスリップしやすかったりと、歩きにくい。ただ、要所にはロープがある。

写真

10/21 6:28

田子倉登山口スタート、駐車場は自分ひとり。誰か1組、2組位は後から登ってくるかな？

10/21 6:31

只見沢沿いの道

10/21 6:38

ツタの絡まる古木を見上げる

10/21 14:24

幽ノ倉沢を橋で、滑らないように恐るおそる渡る（帰路撮影）。手すり助かります！

10/21 6:46

湿った道を、その後も、渡渉繰り返しながら

10/21 7:06

森の息吹きを感じながら、歩いて行く

10/21 7:10

豪雪で曲がった幹

10/21 7:15

最後の水場だそうです

10/21 7:24

仄かに染まるブナの森を、ゆっくりと

10/21 7:25

登って行く

10/21 7:33

おいしそうだけど・・キノコは分からない

10/21 7:43

明るいブナ林

10/21 7:44

落ち葉がいっぱい

10/21 7:48

黄に染まっている

10/21 7:55

稜線に出て振り返ると、いつもの雲海

10/21 7:58

前方は青空の下に浅草岳。でも淡い期待はむなしく、中腹は、まだまだ青い。

10/21 8:01

ナナカマドの赤い実が映える

10/21 8:06

青くて展望のない、こんな感じの尾根道が多いが、紅葉箇所と風景を切り取って行きます！

10/21 8:24

田子倉湖が、少しずつ姿を現してくる

10/21 8:30

開けた所から岩壁と浅草岳

10/21 8:35

なんとなく雑然とした感じが、会津ぽく魅力的

10/21 8:37

お月さんが、ボンヤリと浮かんでいる

10/21 8:38

雲海に浮かぶお山は？

10/21 8:50

鬼ヶ面眺めから、ドカンと浅草岳

10/21 8:43

同じく鬼ヶ面山方面。ちょっと針葉樹が邪魔で、全景が見えない。

10/21 8:57

ブナ林、もう終盤？パッとしない

10/21 9:19

青さも残っているけど、この尾根上では、今日一番の紅葉風景かな

10/21 9:20

あの稜線上に、可憐なヒメサユリが咲くなんて、あまりにも対照的

10/21 9:38

連なる大岩壁

10/21 9:38

振り返る、燧ヶ岳はわかりやすい

10/21 9:40

急登だが、風景に後押しされる

10/21 9:46

左稜線直下ズーム（紅葉盛りは1400m〜1500m辺りかな）

10/21 10:18

賑わっていた山頂。尾根ではほとんど無風だったのに、突然風が強くなった。

10/21 10:19

あちらの草原帯へと、足を伸ばしてみる

10/21 10:32

草原にも、強い風が吹いていますが、癒しの風景が広がる

10/21 10:36

開放的な空間から、守門岳

10/21 10:39

田子倉ルートとは趣が異なる風景に、楽しくなり、草原帯で3・4組の方々と、ちょっと話しをさせて頂く。

10/21 10:41

紅葉の稜線・鬼ヶ面山岩壁・越後三山と荒沢岳

10/21 10:47

向こうの六十里越しのルートへ下り、周回したくなる。道路歩きが大変だけど・・。

10/21 10:54

嘉平与ボッチから、歩いてきた稜線を見上げる。嫋やかな流線形稜線にモコモコがいっぱい。

10/21 11:02

登り返すと錦繍。登り下りで景色は異なり、前岳は見上げた方が綺麗だった。

10/21 11:15

コンガリと焼けた草紅葉、終盤気味だがパッチワークの浅草岳山頂

10/21 11:56

入叶津方面へも、ちょこっと進む。尾根の向こうに、会津の山々がちりばめられている。あの草原帯は、天狗の遊び場。

10/21 12:09

下山します

10/21 12:23

上部登山道の様子。　ゴツゴツした岩を、ロープなどで下る。濡れていると（濡れていなさそうにみえても、時々）スリップするので、注意。

10/21 12:28

このルートの帰路は、田子倉湖を見ながら、というか、当然向かって下って行く

10/21 12:36

上部登山道の様子。　谷側に灌木がありますが、片斜面で歩きずらく、頭上の灌木が邪魔になるので、利用して掴みながら歩く。

10/21 12:39

上部登山道の様子。　草に掴まりながら、細い道をトラバース。（左下から、左上へ行く）

10/21 12:49

ちょっとキラキラの道

10/21 12:56

前の2回とも、登山道脇に、真っ赤なナナカマドや鮮やかな黄のカエデがあったのに、ハッとするような物にほとんど見当たらなかった。谷間の紅葉もしかり。これから色付くのかな、酷暑のダメージあるのかな？

10/21 12:59

暖かさで開いたリンドウ

10/21 13:12

鬼ヶ面眺めの岩峰

10/21 13:56

ブナパワーを授かる

10/21 14:40

下山。結局今日は、このルート歩いたのは、自分ひとりだったみたい。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

感想

ben1966

6年ぶり3度目の、田子倉湖からの浅草岳紅葉登山。

事前情報で、上部の紅葉は見頃そうでも、中腹はまだ早そうで悩む。安達太良山紅葉狙っていたけど、終わりっぽかったし・・。万太郎山は、どんなだか今一つ現況が分からず・・。結局、今後天気が崩れそうなので、少しでも進んでいれば、もうけものだとの思いで出掛ける。近年の秋は、短いし。

やはり、淡い期待はむなしく、3度目で初めて中腹では青々として、少しがっかりするが、上部の紅葉は、まずまず素晴らしかった。

それだけでは少々物足りなく感じ、嘉平与ボッチまで足を延ばしてみる。今までと趣が異なる、まず草原帯の風景に癒される。前岳分岐過ぎて、遠めだと茶色っぽい紅葉ではあるが（近くならたぶん絶景かな）、それはそれで良さがあり、そこに黄・オレンジのモコモコが鬼ヶ面山への稜線に広がっており、岩峰と奥の越後三山・荒沢岳と絡めた風景が気に入った。登り返しの錦繍の景色も、良かった。

中腹の紅葉が進んでいない時期故に、新たな発見があり、別ルートの紅葉が楽しめたので、それはそれで良しとなった。

コメント

E-gunma

benさん　こんばんは！
ご無沙汰しています。きっと静かに山トレはされているんだろうなぁと勝手に考えてました。
今年は紅葉が遅いなぁと思っていた２週間前。上部はまあまあ例年通りだけど中間下部はどこも色づきが止まってしまったかのようですね・・・
「秋」と書いて「ben」さんと読む。といってよいほどのbenさんが色づきで悩まれるのですからよっぽどですよ。
静かなルートで色合いを楽しみ、上部では藪枝漕ぎがラクになる頃合いを狙っておるのですがなかなか今年はある意味手強いです。。。

こうしてbenさんの味わい深い記録が少しづつ拝見できるようになって嬉しいです♪
ありがとうございました！

ben1966

E-gunmaさん、コメントありがとうございます(^^)

ご想像通りに酷暑の夏に、暑い赤城の麓で、おとなしく修行をしていました。
樹林帯なのが救いでしたが・・

そう言われると、気恥ずかしい気がするんだけど、
今までは、経験と情報収集で、ある程度ピークが読めていて、
プラス運も付いていたので、紅葉ピークに合わせられたのかな。
でも、その場所での紅葉ピークは２・３日だと思っていて（同じ山で上から下へ移動するのは、含めず）、
元々ピーク狙いが難しいのに、気候が変化して読みずらくなったし、
時にその時期自体が無くなってしまった感じですよね！

あの幻の池の事かなと、思いますが、
困難が伴うけど、ワクワクするような歩きで、
E-gunmaさんの語りでのレコは、オリジナリティー溢れて、こちらこそ楽しみです！