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Yamareco

記録ID: 7395772
全員に公開
ハイキング
剱・立山

下ノ廊下往復:十字峡展望台に降りてみた

2024年10月21日(月) ~ 2024年10月22日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
12:40
距離
35.0km
登り
5,353m
下り
5,350m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:42
休憩
0:20
合計
6:02
距離 17.8km 登り 2,610m 下り 3,226m
7:47
17
8:04
37
8:41
8:42
55
9:37
38
10:15
10:18
33
10:51
36
11:27
11:43
41
12:24
31
12:55
15
13:10
3
13:13
21
13:34
15
2日目
山行
6:13
休憩
0:25
合計
6:38
距離 17.2km 登り 2,744m 下り 2,124m
5:16
21
5:39
3
5:42
14
5:56
5:57
34
6:31
6:32
48
7:20
7:40
43
8:23
33
8:56
8:58
32
9:30
59
10:29
10:30
36
11:06
23
天候 1日めは快晴、2日めは薄曇り
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
ルートイン信濃大町に前泊して、黒部ダムまで路線バスとトロリーバスで往復。行きのトロリーバスは事前にweb予約した。

ロッジくろよんは今年すでに営業を終了していて、前泊利用不可。テン泊はOKだそうで、ロッジくろよんのテン場からという方が1人いらっしゃった。
コース状況/
危険箇所等
阿曽原温泉小屋の登山情報ご参照。
https://azohara.niikawa.com/news/

迷いやすそうなのは写真3、9、11、18、42。
その他周辺情報 十字峡展望台については感想欄ご参照。

阿曽原温泉小屋は風通しが良く(^^;)、標高の割に気温が低いので、防寒対策重要(自分はちょっと甘かった・・)。

下ノ廊下往復後、ケーブルとロープウェイで大観峰まで往復してみた。紅葉は標高1500〜1800mあたりがピークに見えた。

その後、薬師の湯で日帰り入浴。食事処は14時半まで。
https://o-yakushinoyu.com/
トロリーバスを降りたら黒部ダム駅に入らずにバスのトンネルを直進し、この「登山者出口」を左へ。
2024年10月21日 07:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 7:43
トロリーバスを降りたら黒部ダム駅に入らずにバスのトンネルを直進し、この「登山者出口」を左へ。
この扉を出てスタート!
2024年10月21日 07:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 7:44
この扉を出てスタート!
この三叉路を右(標識なし)。
2024年10月21日 07:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 7:51
この三叉路を右(標識なし)。
「旧日電歩道」の標識を左。
2024年10月22日 11:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 11:24
「旧日電歩道」の標識を左。
変則三段紅葉? きれい。
2024年10月21日 07:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 7:56
変則三段紅葉? きれい。
この橋で黒部川を渡り、12キロ先の東谷吊り橋まで左岸を歩いていく。
2024年10月21日 08:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/21 8:03
この橋で黒部川を渡り、12キロ先の東谷吊り橋まで左岸を歩いていく。
振り返ると黒部ダム。観光放水は10/15日で終わっているが、水量調節のために放水していた。
2024年10月21日 08:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 8:04
振り返ると黒部ダム。観光放水は10/15日で終わっているが、水量調節のために放水していた。
このあたりは紅葉がだいぶ進んでいた。
2024年10月21日 08:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 8:27
このあたりは紅葉がだいぶ進んでいた。
ここは右へ下る(直進すると真砂岳)
2024年10月21日 08:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 8:40
ここは右へ下る(直進すると真砂岳)
内蔵助谷出合には橋が架けられていた。
2024年10月21日 08:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/21 8:43
内蔵助谷出合には橋が架けられていた。
ここは岩の下側へ
2024年10月21日 08:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 8:56
ここは岩の下側へ
左手の断崖の道に阿曽原からの登山者が2人見える。
2024年10月21日 09:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 9:56
左手の断崖の道に阿曽原からの登山者が2人見える。
所々にオヤマリンドウ。
2024年10月21日 10:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 10:04
所々にオヤマリンドウ。
有名な高巻き登場。
2024年10月21日 10:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/21 10:06
有名な高巻き登場。
高巻きのてっぺんから振り返る。
2024年10月21日 10:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 10:08
高巻きのてっぺんから振り返る。
高巻きの下り。
2024年10月21日 10:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 10:08
高巻きの下り。
別山谷は水量が多くなく渡渉は簡単だった。
2024年10月21日 10:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 10:16
別山谷は水量が多くなく渡渉は簡単だった。
ここも大きな岩の下に下っていく。
2024年10月21日 10:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 10:33
ここも大きな岩の下に下っていく。
写真右側の断崖の道を進んで来た。奥に見えるのは黒部別山南峰かな?
2024年10月21日 10:41撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/21 10:41
写真右側の断崖の道を進んで来た。奥に見えるのは黒部別山南峰かな?
かなりの美人さん。
2024年10月21日 10:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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10/21 10:48
かなりの美人さん。
2024年10月21日 10:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 10:49
2024年10月21日 11:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 11:16
滝潜り。春雨じゃないけど濡れて行くべし。
2024年10月21日 11:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 11:18
滝潜り。春雨じゃないけど濡れて行くべし。
十字峡吊り橋の直前。正面に見える平坦地に下って左へ曲がると吊り橋だが、平坦地に降りて右を見ると・・・
2024年10月21日 11:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 11:25
十字峡吊り橋の直前。正面に見える平坦地に下って左へ曲がると吊り橋だが、平坦地に降りて右を見ると・・・
岩にこんな矢印がある。この裏から急斜面をロープ頼りに下ると十字峡展望台に降りられる。
2024年10月21日 11:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 11:24
岩にこんな矢印がある。この裏から急斜面をロープ頼りに下ると十字峡展望台に降りられる。
展望台の途中から写した十字峡。翌日は、写真に映っている長いロープを使って一番下の茶色い岩まで降りてみた。
2024年10月21日 11:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/21 11:36
展望台の途中から写した十字峡。翌日は、写真に映っている長いロープを使って一番下の茶色い岩まで降りてみた。
急斜面をよじ登ってルートに戻り、十字峡吊り橋を渡る。
2024年10月21日 11:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 11:40
急斜面をよじ登ってルートに戻り、十字峡吊り橋を渡る。
2024年10月21日 11:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 11:43
引き続き高度感のある断崖の道を行く。
2024年10月21日 11:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 11:47
引き続き高度感のある断崖の道を行く。
2024年10月21日 11:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 11:48
2024年10月21日 12:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 12:03
紅葉がほんの少し。
2024年10月21日 12:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 12:06
紅葉がほんの少し。
こう写すと怖そうだけど、実際に歩くとそうでもない。
2024年10月21日 12:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 12:08
こう写すと怖そうだけど、実際に歩くとそうでもない。
鬼のオモチャ箱をひっくり返したような谷を渡っていく。
2024年10月21日 12:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/21 12:18
鬼のオモチャ箱をひっくり返したような谷を渡っていく。
2024年10月21日 12:19撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 12:19
鑿を入れてコンっと叩くだけで剥がれそう・・。
2024年10月21日 12:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/21 12:22
鑿を入れてコンっと叩くだけで剥がれそう・・。
S字峡
2024年10月21日 12:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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10/21 12:25
S字峡
ダイモンジソウ
2024年10月21日 12:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 12:27
ダイモンジソウ
この細い送電線から大量の電力が・・・?
2024年10月21日 12:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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10/21 12:42
この細い送電線から大量の電力が・・・?
東谷吊り橋で黒部川の右岸へ。
2024年10月21日 12:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 12:53
東谷吊り橋で黒部川の右岸へ。
左にも道があるが、右へ進んでトンネルの中へ。
2024年10月21日 12:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 12:58
左にも道があるが、右へ進んでトンネルの中へ。
ヨーロッパの遺跡のような・・・
2024年10月21日 12:59撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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10/21 12:59
ヨーロッパの遺跡のような・・・
雲切滝は完全逆光・・・
2024年10月21日 13:05撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 13:05
雲切滝は完全逆光・・・
その代わりに(?)雲切新道の起点が見えた。写真右下の白いハシゴ。一昨年はあそこを降りてきた。
2024年10月21日 13:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 13:06
その代わりに(?)雲切新道の起点が見えた。写真右下の白いハシゴ。一昨年はあそこを降りてきた。
この階段を登って仙人ダムへ。
2024年10月21日 13:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 13:08
この階段を登って仙人ダムへ。
ダムの上から。茶色の橋はトロッコ用の鉄橋でその左が有名な高熱隧道。橋の下にはダムの放水がすごい勢い。
2024年10月21日 13:10撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 13:10
ダムの上から。茶色の橋はトロッコ用の鉄橋でその左が有名な高熱隧道。橋の下にはダムの放水がすごい勢い。
そのトロッコ用の橋と交差する地点。ここでトロッコに会えたという人もいた。見たかったー。
2024年10月21日 13:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/21 13:13
そのトロッコ用の橋と交差する地点。ここでトロッコに会えたという人もいた。見たかったー。
標高差100mちょいの急坂を登り返して、下り返して・・
2024年10月21日 13:19撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 13:19
標高差100mちょいの急坂を登り返して、下り返して・・
着いた〜!
2024年10月21日 13:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/21 13:49
着いた〜!
14〜15時が男性の時間帯だったので早速温泉へ。このあと2時間ごとに計3回!
2024年10月21日 14:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/21 14:54
14〜15時が男性の時間帯だったので早速温泉へ。このあと2時間ごとに計3回!
翌朝、またトロッコ橋を横切って今度は下ノ廊下を登り返していく。
2024年10月22日 05:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 5:39
翌朝、またトロッコ橋を横切って今度は下ノ廊下を登り返していく。
黒四の送電線出口が遠ざかるにつれて断崖の道がまた本格的に。
2024年10月22日 06:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 6:26
黒四の送電線出口が遠ざかるにつれて断崖の道がまた本格的に。
昨年10月11日に崩落が発見され、その日のうちに大仏さんが修復してくれた場所。ロープがなければ自分には無理だったと思う。感謝。https://azohara.niikawa.com/news/2023/10/?p=5
2024年10月22日 06:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/22 6:32
昨年10月11日に崩落が発見され、その日のうちに大仏さんが修復してくれた場所。ロープがなければ自分には無理だったと思う。感謝。https://azohara.niikawa.com/news/2023/10/?p=5
半月峡は良いアングルが見つけられず・・・無理くり撮った写真を2枚ほど。
2024年10月22日 06:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 6:35
半月峡は良いアングルが見つけられず・・・無理くり撮った写真を2枚ほど。
2024年10月22日 06:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 6:37
2024年10月22日 06:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 6:38
今回一番鮮やかだった紅葉。
2024年10月22日 06:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 6:58
今回一番鮮やかだった紅葉。
十字峡吊り橋の隅から劔沢を撮ってみた。吊り橋中央から十字峡を撮る人もいるようだが、高所恐怖症の自分には無理・・。
2024年10月22日 07:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 7:21
十字峡吊り橋の隅から劔沢を撮ってみた。吊り橋中央から十字峡を撮る人もいるようだが、高所恐怖症の自分には無理・・。
この日は十字峡展望台の一番下の茶色の岩まで降りてみた。劔沢から落ちる滝とエメラルドグリーンの滝壺が素晴らしい。
2024年10月22日 07:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3
10/22 7:33
この日は十字峡展望台の一番下の茶色の岩まで降りてみた。劔沢から落ちる滝とエメラルドグリーンの滝壺が素晴らしい。
たまに色付いた樹を見つけると嬉しくなる。
2024年10月22日 07:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 7:58
たまに色付いた樹を見つけると嬉しくなる。
白竜峡は復路の方が素晴らしかった。
2024年10月22日 08:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 8:28
白竜峡は復路の方が素晴らしかった。
洞窟にいるような気分。
2024年10月22日 08:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 8:32
洞窟にいるような気分。
断崖にずっと道が続いている。
2024年10月22日 08:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/22 8:34
断崖にずっと道が続いている。
別山谷左岸のロープ場。足場がすぐ崩れるのでここもロープ頼り。
2024年10月22日 08:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 8:58
別山谷左岸のロープ場。足場がすぐ崩れるのでここもロープ頼り。
高巻きまで戻ってきた。
2024年10月22日 09:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 9:02
高巻きまで戻ってきた。
下り。
2024年10月22日 09:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/22 9:03
下り。
振り返って・・・なるほど。こりゃ確かに巻かざるを得ないな。
2024年10月22日 09:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 9:07
振り返って・・・なるほど。こりゃ確かに巻かざるを得ないな。
新越滝
2024年10月22日 09:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
10/22 9:29
新越滝
標高が上がるとまた紅葉が増えてきた。
2024年10月22日 09:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 9:53
標高が上がるとまた紅葉が増えてきた。
そう言えばまだ黒部川に触れてないなと思い立って、ここで顔を洗う。腰と膝がカチコチでよう曲がらん(笑)。
2024年10月22日 10:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 10:09
そう言えばまだ黒部川に触れてないなと思い立って、ここで顔を洗う。腰と膝がカチコチでよう曲がらん(笑)。
2024年10月22日 10:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 10:23
2024年10月22日 10:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 10:25
内蔵助谷出合まで戻ってきた。谷の奥に見えるのは2023m峰?
2024年10月22日 10:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 10:28
内蔵助谷出合まで戻ってきた。谷の奥に見えるのは2023m峰?
2024年10月22日 10:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 10:38
今回一番の紅葉。
2024年10月22日 10:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 10:42
今回一番の紅葉。
黒部ダムが見えた!
2024年10月22日 11:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 11:02
黒部ダムが見えた!
今日も勢いよく放水中。
2024年10月22日 11:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 11:07
今日も勢いよく放水中。
帰ってきた〜!
2024年10月22日 11:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
10/22 11:30
帰ってきた〜!
おまけ:文明の利器を使って訪ねた大観峰から。右は針ノ木岳、左は赤沢岳。タンボ平の紅葉は先週末ぐらいがピークだったようだ。
2024年10月22日 12:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
2
10/22 12:28
おまけ:文明の利器を使って訪ねた大観峰から。右は針ノ木岳、左は赤沢岳。タンボ平の紅葉は先週末ぐらいがピークだったようだ。
撮影機器:

感想

前から憧れていた下ノ廊下。今年はトロッコが使えないので、黒部ダムから頑張って往復してきた。ワンウェイができないぶん登山者は少なく、すれ違いは行きが十数人、帰りは一桁、小屋泊は自分を入れて10人だった。

2日とも――特に1日めは――晴天に恵まれ、無事にケガなく、憧れの道を楽しんでくることができた。夜の温泉で雲も月も何の明かりもない夜空に天の川を眺めながら同宿の人たちといろいろしゃべったのは良い思い出。

紅葉にはまだ1〜2週間早かった。これだけが残念。またいつか行きたくなってしまいそう・・・。

***十字峡展望台について***
メインルートから少し外れて十字峡展望台に降りると、十字峡を間近かつ五感で体感できるし、劔沢から落ちる滝を正面から見ることもできる。誰もいない展望台で滑落リスクに緊張しながら見た十字峡は一生忘れないと思う。





この展望台は、阿曽原温泉小屋管理人の佐々木泉さんが元バドミントン選手の小椋久美子さんを下ノ廊下に案内するという3年前のテレビ番組で紹介されていたもの。あの放送を見ていなかったら今回知らないまま通り過ぎていたと思う。

十字峡展望台へのアクセス
黒部ダムから阿曽原に向かう場合、十字峡吊り橋を渡る直前で、段差を下って平坦地に出るポイントがある(写真24)。この平坦地を左に曲がると十字峡吊橋につながるのだが、平坦地に降りて右手を見ると、岩に赤い矢印が見える(写真25。昔はここに「十字峡展望台」という標識があったらしい)。この矢印の奥の急斜面をロープ頼りに下っていくと十字峡展望台に降りることができる。下半分は滑りやすい巨岩の上をロープ頼りに移動する形。一番下だけ茶色い岩になっており(写真26にちょこんと映ってる)、自分は初日は躊躇、2日めにそこまで降りてみた――正直怖かった。岩が滑るし、実際20222年にはここから急流に落ちてしまった人もいるそうなので、どこまで降りるかは自己責任で...。そういう配慮で標識を置いていないのかも知れない。

***白竜峡***
白竜峡も迫力だった。特に復路が素晴らしく感じた。奥入瀬渓谷のバスの運転手さんが「渓谷は上流に向かって歩く方が絶対美しい」とおっしゃっていたのを思い出す。長い下ノ廊下の中で、あれだけ谷が細くて深く、流れが急で、視界を遮るものがない区間は他にない。


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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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