坤六峠から西山へ激ヤブ山行

2024年10月26日(土) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 10.0km
• 登り: 544m
• 下り: 539m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:05

距離 10.0km 登り 544m 下り 539m

7:19 坤六峠
8:03 8:06 1779ｍピーク
8:24 8:33 1778.1ｍ三角点ピーク
8:50 8:53 1779ｍピーク
10:21 11:12 西山
13:30 管理道路
14:24 坤六峠

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

坤六峠に数台の駐車スペースあり

コース状況／危険箇所等

ほぼネマガリタケの激ヤブルートでかなり体力を消耗します　
体力度判定は 2 となってますが、体感的には 4 くらいです

その他周辺情報

坤六峠のある主要地方道水上片品線は津奈木から湯の小屋の間が11/5から5/23まで冬季通行止めとなります

写真

10/26 7:19

坤六峠に車を置き出発

10/26 7:19

車道向かい側のヤブの中の気象観測小屋　
今は稼働していないらしい

10/26 7:20

小屋を横目にヤブ突入💨

10/26 7:22

一面の笹ヤブ

10/26 7:30

ブナの倒木多し　
期待していたキノコはなし

10/26 7:31

こちらの倒木の陰で・・

10/26 7:32

ブナシメジを発見

10/26 7:48

ブナ林の向こうに西山

10/26 7:52

古い目印がありました

10/26 7:56

この辺は背丈を超す激ヤブ

10/26 8:02

1779m標高点ピークに到着

10/26 8:04

ネズコの巨木が何本も立っています

10/26 8:05

先ほどと同じ目印を発見

10/26 8:06

西山はここから南下するがその前に北東尾根にある三角点ピークに行ってみます　
こちらも笹ヤブが続く難ルート

10/26 8:13

ダケカンバの巨木

10/26 8:17

ヤブ漕いでてこうした場所に出るとホッとするなぁ

10/26 8:19

分かりづらいけど笹の下にケモノ道が出来てます　
先ほどから近くでシカの鳴き声が頻繁に聞こえてます

10/26 8:24

この辺が1778.1m三角点ピークのはず

10/26 8:25

三等三角点（点名金井澤）があるはずなんだけど、落ち葉や腐木が大量に堆積してて見つからず　

ヤマレコマップでも確かに三角点の位置にいるのだが、結局見つからず捜索を断念

10/26 8:40

ケモノ道を辿ったらヌタ場がありました

10/26 8:40

これから行く西山

10/26 8:42

これもケモノ（たぶんシカさん）の痕跡

10/26 8:45

笹の薄いところはケモノ道がはっきり分かります

10/26 8:48

1779mピークに戻りました

10/26 8:54

西山に向けいったん下ります

10/26 9:01

この尾根いちばんのネズコの巨木

10/26 9:06

ムキタケを見つけたがもう傷んでました

10/26 9:16

笹と灌木の場所は抵抗が大きくてとても進みにくい

10/26 9:28

鞍部から登りに転じたが、目の高さぐらいの密ヤブとなりました　

10/26 9:32

笹が背丈を越えてきて見通しがきかない

10/26 9:39

樹相がブナからシラビソに変わって亜高山帯に入ったが、笹ヤブの急登はかなりキツイ💦

10/26 9:40

笹のない場所に出てひと息入れます

10/26 9:43

まだ新しいシカの足跡　
ズルっと滑ってますね　
四つ足でさえ滑る急登なんで息も上がる💦

10/26 9:49

傾斜が緩んだら笹も膝から腰ぐらいになった　
慣れとは恐ろしいもので、これくらいだとむしろ快適に感じる(笑)

10/26 9:53

ポツンと大石がありました

10/26 9:56

この辺が地形図の1838m標高点

10/26 10:04

稜線上に巨大ヌタ場がありました　
7年前に歩いた時はヌタ場はおろかケモノ道すらなかったので、🦌そうとう増殖してるようです

10/26 10:14

スギヒラタケ群生　
昔は各地で食べられてたのだが、平成16年に毒キノコと判明　
急性脳症などを起こすおそれがあるので農水省でも食べないよう注意喚起してます

10/26 10:17

おっ、山頂かな・・

10/26 10:19

と思ったら、その先にホントの山頂が見えました　

10/26 10:21

ヘロヘロになってやっと到着　
笹ヤブに覆われた山頂

10/26 10:23

山名板は健在　
7年ぶりのご対面です

10/26 10:23

もうひとつ、かなり高い位置に新しく付けられてました　
積雪期に付けられたものですね　　
同じタイプが赤沢山にもあった

10/26 10:25

証拠写真を自撮り　
目つき悪いなぁ(^^;

10/26 10:30

南面から東面が開けて好展望　
南に武尊山がチラリと見えます

10/26 10:30

雲をまとった赤城山

10/26 10:31

あの特徴的な山容は皇海山

10/26 10:31

日光白根山

10/26 10:33

何と、富士山まで見えるぞ！　
空気の層があるようでズームにするとちょっと歪んで見えました

10/26 10:34

北には樹間から燧ケ岳

10/26 10:40

まだ昼には早いけど腹減ったのでカップラ食います

10/26 11:01

三角点があるはずなんだけど見当たらない　
前回も見つけられず　
ポールはバックカントリー用に置かれたものでしょう

マップでもやはり三角点の上にいます　
ここも大量の堆積物に埋もれちゃってるようです

10/26 11:10

三角点探しは諦め、下山します

10/26 11:31

こんな山頂部でもシカの糞はたくさん落ちてました

10/26 11:31

さきほどの巨大ヌタ場を通過

10/26 11:39

樹間から至仏山が見えました

10/26 11:39

こっちは平ヶ岳ですね

10/26 11:42

1838mピークから西方、奥利根水源の森方向に下ります

10/26 11:43

スギちゃんはいたるところで大群生

10/26 11:46

シラビソ帯とブナ帯の境目

10/26 11:46

上方はシラビソ林

10/26 11:46

下方はブナ林　
徐々に変わるのではなく突然樹相が変わります

10/26 11:50

ブナ帯に入ってまた笹が濃くなってきた

10/26 11:55

ブナの倒木にヌメリスギタケ　
もう古くなっててパス

10/26 11:56

キヒラタケ　
革みたいに強靭で食えません

10/26 12:14

で、ナメコちゃんを発見　
もうすっかりキノコモードになってます

10/26 12:28

ナメコちゃんはポツポツ出てました

10/26 12:28

まだ豆のような幼菌がたくさんあったので、ナメコ本番はこれからのようです

10/26 12:39

これはオニナラタケのようです

10/26 12:39

ナメコ幼菌とツキヨタケが並んで出てました

10/26 12:58

クリタケも発見

10/26 13:09

キノコに夢中になってたら2m以上ある笹の密ヤブに入り込んでました

10/26 13:10

ブナシメジを発見

10/26 13:14

黄色っぽいのでキツブナラタケかな

10/26 13:18

奥利根水源の森の管理道路が見えました　
激ヤブ漕ぎもやっと終わりです

10/26 13:19

・・と思ったら、足元でチャナメツムタケを発見

10/26 13:28

落ち葉を除けるとその下からも出てきました

10/26 13:31

で、管理道路に出ました　
気分的にはホッとします

10/26 13:31

左の俣沢

10/26 13:31

あとはひたすら道路歩き

10/26 13:45

管理車道の出口

10/26 13:45

峠まで車道を3キロほど歩いて登り返すのだが、地味にキツい💦

10/26 13:48

昼メシが早かったので腹減った　
歩きながらおやつ用のメロンパンを食います

10/26 13:57

ヤブ漕ぎ中は見る余裕がなかったけど、紅葉もまだきれいに残ってますね

10/26 13:59

車道沿いの倒木にブナシメジが出てました

10/26 14:03

車道から西山を見上げる

10/26 14:09

こちらは武尊山

10/26 14:21

このカーブを曲がれば・・・

10/26 14:22

向こうに坤六峠が見えました

10/26 14:23

今日も怪我無く無事帰還(^O^)　
ヤブ山を堪能しました

10/26 14:41

帰る前に峠から西山に向かって一礼　

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

こたっきー

この前の赤城の小ヤブでは少々物足りなさを感じていたので、今度は激ヤブでも歩いてみようと奥利根水源の森の背後にある西山に行ってきました。この山は三度目で、前回は7年前に坤六峠からピストンしています。
今回は支尾根にある三角点も訪ねてみたかったのと、季節のキノコ探索もしてみたいと思い、坤六峠を起点に登りの途中から支尾根を往復し、帰りは奥利根水源の森に下って車道を峠まで登り返すルートを取ってみました。
で、相変わらず激ヤブが続くことに変わりはないが、前回と違うのはケモノ道やヌタ場があちこちに出来ていたことで、鹿の鳴き声が終始聞こえていたので相当数が生息していると推測、植生にもかなり影響すると思われます。
三角点の方は、おそらく大量の落ち葉や腐葉土木に埋もれてしまっているようで発見できず残念でありましたが、かわりに食べごろのナメコちゃんなどキノコはそこそこ見つけることが出来たので良しとします。