北沢峠から栗沢山・アサヨ峰 晩秋の南アルプス絶景ハイク

2024年10月27日(日) [日帰り]

• GPS: 05:55
• 距離: 8.2km
• 登り: 961m
• 下り: 960m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:44
• 合計: 5:54

6:53 北沢峠
6:56 仙丈ヶ岳二合目登山口
7:22 7:25 仙水小屋
7:47 ガレ場
7:59 8:01 仙水峠
9:11 9:20 栗沢山
10:13 10:39 アサヨ峰
11:29 11:31 栗沢山
12:35 12:36 長衛小屋
12:40 12:41 仙丈ヶ岳二合目登山口
12:47 北沢峠
12:47 ゴール地点

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・戸台～北沢峠：2024年は11月15日まで
　　往復：2740円
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.files/202405_chirashi2P.pdf
・戸台パーク駐車場：1000円/日

写真

10/27 5:41

期待通り快晴の夜明け。
駐車場はガラガラでバスも2台で十分な人数

10/27 5:57

初めて始発の1台目に乗車

10/27 6:27

バスで高度を上げるので紅葉の色づきの変化が楽しめる。
今回は歌宿あたりが紅葉ピークだった。朝は陽の光が入っていないので写真では色づきが分かりにくいのが残念。
帰りは席が悪くて写真撮れなかったけど、バスの車窓から紅葉狩りできた

10/27 6:33

鹿窓は中央トンガリの右側。
バッチリ見えた

10/27 6:51

夏とはぜんぜん違う。人も少なく落ち着いた北沢峠
準備を整えてスタート

10/27 6:59

北沢長衛小屋もひっそりしている

10/27 6:59

この橋を渡って仙水峠に向かう

10/27 7:16

仙水峠までは登山道が続くけど、一か所だけロープがかかった岩場がある。足場はあるので、一歩一歩確認しながら進めば問題ない

10/27 7:21

木の橋も幅広で安心

10/27 7:24

仙水峠に到着

10/27 7:25

ここの水はまろやかで美味しくて一番のお気に入り。
でも今回は歩き出したばかりで寒いので、ちょっとだけ口に含むだけにしておいた

10/27 7:31

シラビソと苔の森に癒される

10/27 7:41

ゴーロの岩々ゾーン。
足場がしっかりしていて歩きやすい

10/27 7:41

色づいたカラマツと仙丈ケ岳

10/27 7:44

V字が特徴の仙水峠。
どちらを登るのも結構キツイ

10/27 7:55

仙水峠に到着

10/27 7:56

仙水峠から見上げる摩利支天と甲斐駒ヶ岳は圧倒的な存在感。
白い岩肌に紅葉が映える

10/27 8:00

仙水峠で数名に会ったけどみんなここから駒津峰に向かっていった。私だけ反対側の栗沢山に向かう。
急登なので気合を入れてスタート！

10/27 8:24

樹林帯の急斜面直登を黙々と登る。
25分ほど登ったところで樹林帯を抜けて振り返るとこの景色！
この絶景が栗沢山登山の醍醐味！

10/27 8:30

栗沢山は遥か上。
甲斐駒ヶ岳の絶景を見ながら頑張る

10/27 8:33

健脚が集まる黒戸尾根も見えてきた

10/27 9:03

最初に見えているピークは偽ピーク。
そこまで登ると本当の栗沢山ピークが見えた

10/27 9:05

左の雲に隠れそうなのが乗鞍岳かな？
左の稜線が中央アルプス、その奥にあるのが御嶽山

10/27 9:12

栗沢山に到着！

10/27 9:18

栗沢山は甲斐駒ヶ岳の展望台。
南アルプス天然水 with 宇多田ヒカルのCMに使われた場所

10/27 9:18

甲斐駒ヶ岳から延びる黒戸尾根。
そのすぐ奥のピークが鞍掛山かな？

10/27 9:18

甲斐駒ヶ岳から左に延びる尾根に駒津峰、双児山がある

10/27 9:18

仙丈ケ岳

10/27 9:18

北岳、間ノ岳、塩見岳

10/27 9:23

これから歩く稜線。その先のピーク、アサヨ峰を目指す。
栗沢山からしばらくは歩きにくい岩場が続く

10/27 9:23

右には北岳、左には地蔵岳のオベリスクが見える

10/27 9:50

カッコいいトンガリ。
その分、登りもキツイ

10/27 9:53

1か所だけクサリ場あり。
足場確認しながら行けばオッケー

10/27 10:04

このピークから甲斐駒ヶ岳を見ると八ヶ岳も全部見えていい感じ

10/27 10:04

歩いてきた栗沢山からの尾根を見下ろす

10/27 10:05

稜線奥のピークがアサヨ峰

10/27 10:14

アサヨ峰に到着！
ここも山梨百名山

10/27 10:15

一番高い所に設置されている年季の入った山頂標。
仙丈ケ岳と一緒に撮れる最高のロケーション

10/27 10:16

アサヨ峰は360度の眺望。
まずは南アルプス南側。北岳とその陰に間ノ岳、奥には塩見岳

10/27 10:17

早川尾根の先には鳳凰三山と富士山

10/27 10:17

鳳凰三山の峰々の奥に富士山というアングルがいい。
先週富士山見られなかっただけに、ありがたみがある

10/27 10:18

奥秩父の東側は今週も雲が多い

10/27 10:19

奥秩父と八ヶ岳の間、ずっと奥に高い山の稜線が見える
新潟、群馬の峰々かな？あんな先まで見えるなんてラッキー

10/27 10:19

八ヶ岳の麦草峠あたりの奥にも薄っすら山並みが見える

10/27 10:19

歩いてきた尾根と甲斐駒ヶ岳

10/27 10:20

北アルプスは北から南まで全部見えている

10/27 10:20

仙丈ケ岳から西に延びる長大な尾根が地蔵尾根。
その向こうが中央アルプス

10/27 10:25

ぐるっと見渡して、気になるのはやっぱり富士山！
この景色を見ながらしばし休憩

10/27 10:27

北岳手前の小太郎山。
いつかあそこにも行きたいな〜

10/27 10:27

仙丈ケ岳の左に8月に歩いた大仙丈ケ岳が見えた

10/27 10:35

この景色を見納めて、戻ることにする

10/27 10:35

左奥の栗沢山に戻る

10/27 10:49

巨大な山塊の仙丈ケ岳

10/27 10:50

岩々の尾根。あまり得意じゃないから時間がかかる

10/27 11:07

眺めを楽しみながらの稜線歩き

10/27 11:09

右が甲斐駒ヶ岳、左が栗沢山

10/27 11:13

栗沢山と仙丈ケ岳。
栗沢山近くの岩場が歩きにくいのと登り返しがちょっとキツイ

10/27 11:28

栗沢山に戻ってきた。
アサヨ峰からの戻り、ゆっくり歩きすぎてしまった。
下山の時間に余裕がなくなっていることに気づいて、すぐに下山開始。

10/27 11:30

鳳凰三山＆アサヨ峰にお別れ

10/27 11:33

仙丈ケ岳を真正面に見ながら尾根を下る

10/27 11:33

北岳にもお別れ

10/27 11:40

割とすぐににハイマツ、樹林帯に入ってしまう。
仙丈ケ岳もここでお別れ

10/27 11:40

慌てて下山して転ばないよう足元に注意して進む

10/27 12:36

バスの時間が気になり、いつになくハイペースで下山。
途中、落ち葉で見えにくい＆滑りやすい所があったけど、全体的に歩きやすい登山道で助かった

10/27 12:38

北沢長衛小屋から北沢峠まで登り。
疲れた体に堪える〜

10/27 12:41

水場で水分補給。
水量がやや少なめだった。秋だからかな？

10/27 12:47

北沢峠に到着！
13:10分発の便も人は少なめ。1台で全員乗れた

10/27 14:26

下山後のお楽しみは、定番の「道の駅　南アルプスむら長谷」で牛乳ソフトクリーム400円。
ボリューム大で味もVery Good！

撮影機器：

NIKON Z 6 NIKON CORPORATION

感想

はまなつ@hmnt

先週の三ツ峠山は富士山が見えず消化不良🌀でした。

今週、都合良いのは日曜日。午前中なら晴れ☀️も期待できそう。このモヤモヤを晴らすにはアルプスの絶景しかない！ということで、南アルプスの隠れた名山、大展望台のアサヨ峰⛰️を選択。

北沢峠行きバスは11月15日まででシーズン終盤です。戸台のバス行列😣が気になるところ。心配しながら5時前に戸台に着いたら意外にも駐車場ガラガラ。チケット＆バス乗車の荷物もほとんど置かれておらず、拍子抜けするくらい空いてました😄

さすがにこの時期で土日の天気予報もパッとしない状況だったからかな？すんなり始発の6時5分発のバス1台目に乗車できました😊

この時期の北沢峠は初めて。夏と違って人も少なく落ち着いた雰囲気の中でスタート。週末なのにスタートからゴールまでで数名しか会わず。あまりにも人がいなさすぎて心配になるくらいでした😅

いつもなら雪の便りが届くアルプスの高山、標高2700mの稜線はそこそこ風が強くて寒かったです。とは言え、今シーズンは例年より断然暖かい。軽めの防寒防風対策で十分でした。

で、期待していた景色はバッチリ👍紅葉は終わりかけだったけど甲斐駒ヶ岳や北岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山⛰️🗻が目の前で素晴らしい展望に感動しました。アサヨ峰、やっぱりスゴイ。改めてアサヨ峰の凄さを実感しました😁