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Yamareco

記録ID: 742044
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

吾妻連峰・西吾妻山(グランデコ⇔明月荘のピストン)

2015年10月11日(日) ~ 2015年10月12日(月)
情報量の目安: B
都道府県 山形県 福島県
 - 拍手
bebe その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:51
距離
19.9km
登り
1,257m
下り
1,395m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:54
休憩
0:10
合計
6:04
距離 10.9km 登り 904m 下り 479m
11:36
11:40
43
12:23
12:26
21
12:56
33
13:29
13:32
29
14:01
49
14:50
41
15:31
20
15:51
宿泊地
2日目
山行
6:37
休憩
0:11
合計
6:48
距離 9.0km 登り 355m 下り 937m
7:02
45
宿泊地
7:47
7:50
106
9:36
26
10:02
26
10:28
10:31
13
11:05
12
11:17
59
12:16
12:21
89
天候 一日目:暴風雨 / 二日目:晴天
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場はグランデコスキー場に駐車。(無料)
ゴンドラはHPからの割引を使って往復券(1440)を購入。
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所、いっさいなし。
その他周辺情報 下山後に、山の駅食堂の「山塩とまとラーメン」900円を堪能。超旨い♪
西吾妻山 山頂
2015年10月12日 11:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
10/12 11:11
西吾妻山 山頂
撮影機器:

装備

個人装備
ザック マット 寝袋 ヘッドランプ ダウンセーター ダウンパンツ ダウンソックス 手袋 替え靴下 防寒タイツ カッパ上下 防水袋 トイレットペーパー テン泊セット(薬類 コンタクト 汗拭きシート 歯ブラシ ライター メモ帳 ペン等) バーナー ガス フライパン 水筒 コッヘル コップ カトラリー インスタントコーヒー 行動食 折り畳み座布団 シート。
共同装備
飲料水 食料 お酒。
備考 雨の日の傘はやっぱり必須。雨の日の吸水速乾性タオルもやっぱり必須。

感想

体育の日の連休中日。天気予報通りに雨。ゴンドラリフトのトップに着いたら結構な雨降りで、カッパ上下を着込んで歩き始めるもテンションだだ下がり。そう云えばボクの山行史上こんなに雨の降っている中を山歩きするのは初めてのこと。てなことで1日目はいきなり宿泊場所の明月荘に到着してお店を広げたところからの話。道中ほとんど写真も撮らずに景色すら見えないロケーションだったので、詳しい内容は割愛。

■山域:吾妻連峰 西吾妻山 2015年10月11日(日)〜12日(月)
■目的:去年歩いた吾妻連峰縦走どきの宿題
■山泊:明月荘(弥兵衛平小屋) 3組の5人
■山飯:賞味期限間近めし⇒マッシュルームの水煮を入れたミートソースのパスタ、グリルソーセージ(超旨い!)、ポークスパムの目玉焼き、パン
■山行:グランデコスキー場P ⇒ パノラマゴンドラトップ ⇒ 西大巓 ⇒ 西吾妻小屋 ⇒ 天狗岩 ⇒ 梵天岩 ⇒ 大凹の水場 ⇒ 人形石 ⇒ 藤十郎 ⇒ 明月荘(泊)。
翌日 ⇒ 西吾妻山の頂を踏むピストンルート。

雨が激しく降りしきる中、とても綺麗な避難小屋(明月荘)に着いたらご夫婦の一組の前宿者がいた。のちにソロの男性がボクらに遅れて小屋に入ってきたので、この日は5人で明月荘を占有。ボクらは明るい二階を陣取りお店を開いてくつろいだ。外は暴風雨でひどいありさま。水場へ水を汲みにも行けないほどのありさま。重かったけれども、下から水を持って上がって良かったと思うほどだった。
さて、びしょびしょの濡れネズミになったカラダを乾かすべく、ヨメさんと二人して急ぎ身支度を調えた。カッパとザックと濡れた服を干して、暖かいダウンウェアに袖を通し寝袋にすぐさま下半身だけをIN。濡れたものが凄まじく多いため広々と干した。干せた。小屋が空いていて何よりだった。
小屋に到着した時間は16時だったので、ゆっくりと呑みながら晩めしの支度に取りかかる。ビールで喉の渇きを潤したら、ウイスキーのお湯割りに変えて、眠りに落ちるまでいろいろ食べながらちびちびやった。

■気温:到着時の室内 10度、就寝時の室内 7度、早朝の室内 5度
■飲料:水 3リットル、500mlのペットボトル×4本、ロングの缶ビール×2本、200mlのペットボトルバーボン×2つ。
■寝具:モンベル ダウンハガー800 #3+U.L.コンフォートシステムパッド120
■防寒:パタゴニアのダウンセーター+マーモットのダウンパンツ+インテグラルデザインズのホットソックス
■下飯:山の駅食堂の山塩とまとラーメン(本当は激うまとまとラーメンが食べたかった)

翌朝は5時にスッキリと目覚め、全く寒くなくとても快適な安眠ができた。窓の外をのぞくと綺麗な朝焼け望めた。昨夜からの暴風は朝方にようやく勢いを弱めてくれたようで、翌日のこの日のぴーかんな山歩きが楽しめるようで安堵した。ところがどっこい、明月荘を出立したばかりの木道に立つヨメさんからは悲鳴に近い叫び声が響く。深夜まで降っていた雨が冷たい風にさらされ木道が見事につるんつるん。まるでスケートリンクのようだった。~_~;
予期せぬ時間をたっぷりとかけて核心部の凍った木道をやり過ごしたら、昨日は全くガスと雨で見えなかった西吾妻山が綺麗にお目見えしてました。なだらかな山容がどこまでも続き、景色がとても綺麗だった。これでこそこの日のために昨日の大雨の中歩いてきたもんです。山仲間くにさんの去年の言葉(記事)が引っかかっていたので、忘れていた宿題をやっとクリアできた感じです。これで吾妻連峰がやっと繋がった。

パノラマの景色、草紅葉、池塘、歩きやすい木道、がっつりな岩場と、今回の山行の目的である西吾妻山まではとても楽しい山歩きが何処までも続きます。水場や吾妻神社のある天狗岩をあとにして、いよいよ百名山の西吾妻山の頂を踏む。が・・・・・山頂はとても狭く全く眺望が無い。ホントにここが百名山なのかと問いたいが、何も山頂が立派な山だけが百名山ではないことは知ってはいる。でもあまりにも・・・(・∀・) ま、この西吾妻山へくるまでの道中があまりにも楽しかったので良しとする。

明月荘からの帰り道はピストンルートなので、西吾妻山の次は西大巓へ向かう。ところが昨日とこの日とは打って変わって天気があまりにも違うので、とてもピストンルートを歩いている気にならず、気分爽快だった。しかもスタート地点のゴンドラ方面へ降りるにつれ、山並みも紅葉してきて美しい。西大巓からの樹林帯激下りがちょっと長くて飽きちゃったけれど、全体的に通してみるとこのルート、歩き応えがあって大変楽しかった。実は雪の降る冬シーズンにもここに来たかったので、下見を兼ねた充実した週末となりました。良い山行でした♪

※西吾妻山歩
http://bebedeco.bkg.jp/?day=20151014

※西吾妻山歩シャシン記ログ
https://picasaweb.google.com/115537719958978784128/2015101112

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